主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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どうも皆さんこんばんは

風邪が治ってきたけんどーです
いやーまじで辛かった、治ってよかったですよ…咳はまだ続くがな!(痰も出るよ!最悪!)

以下に感謝を

マグネット様!誤字報告ありがとうございます!

それではどうぞ!


狼とアリス、初のゲーム、そして事故

〜ゲーム開発部部室〜

 

「…うーん、やっぱり心配」

ミドリがボソリと呟く

 

「…この子をうちの部員に偽装するなんて…本当に大丈夫?」”う〜ん、あまり好ましくないけど…”

 

「好ましくないの意味を確認… 良い状況であるとは言えない状態などと推定…肯定します」

 

「…この口調…まるで人らしくない…これではすぐ疑われよう」

 

狼が喋る

 

「…まずは基本の会話を覚えさせることが先だな…」「ねえやっぱりやめよう!?無理だって!」

 

モモイが喋る

 

「今辞めるって選択肢の方が無理だよ、なんとしても私たちのゲーム開発部を守らなきゃ、そうしないとユズの居場所が…寮に戻るわけにはいかないし…」「…そう、だったね…」

 

「…なぜ、どこもかしこも似ているのだ…」”…狼?”

 

狼は物思いに耽る、なぜこの世界に来てから葦名と同じく崩壊の危機を迎えている所ばかり訪れているのだろうと

 

そのうち、この世界そのものが葦名と同じく崩壊の危機に陥るのでは?なんてことを狼はモモイとミドリがアリスの服を仕立てているのを見ながら考えていた。そして先生は…

 

“う〜ん、これ、少女の着替えの服丸見えだけど…見なかったことにしておこう”

 

 

〜数分後〜

 

「…服装もある程度整ったし、あとは武器と学生登録をして学生証を手に入れないと…」「学生証はどうするの?」

 

ミドリが尋ねる

 

「学生証については私の方でなんとかするから、ミドリはユズと2人でアリスに「話し方」を教えてあげて」「は、話し方?」

 

「そう、今のままだとさっき狼が言ったとおり疑われちゃうだろうし、ユウカからただでさえ友達がいないあなたたちに新しい部員の募集なんてできるはずないでしょ!って言われてるし…」

 

モモイが喋る

 

「もし何かの拍子に本当にゲーム開発部か、って聞かれたとして、もしアリスが「肯定、あなたの質問に対し、アリスの回答を提示、私はゲーム開発部の部員」なんて言っちゃったらもう台無しだよ!」

 

「いや、それはそうだけど…」「…あまりにも人から離れているな…」

 

“う〜ん、私たちの方でやれるだけやってみるよ、頑張ろう、ミドリ、狼”

 

「よーし!じゃあ任せた!」「え!?うそ、ちょっと待って!」

 

そのままモモイは部室を出て行ってしった…

 

「………う〜ん、どうしよう」”ええっと…幼児向けの教科書ってあるかなぁ”

 

先生とミドリが悩む

 

「???」「…お主…確か…ありす殿?」

 

「……肯定、本機、アリスです」「……お主、どうすれば言葉を学べるか、己でわかるか…?」

 

「……あなたの質問に対し、アリスの回答を提示、幾つかの情報媒体からラーニングすれば情報取得可能です」「…???」

 

狼は知らぬ言葉に困惑する

 

「…とりあえずアリスちゃんのことを片付けよう…話し方…話し方かぁ…アリスちゃんの言った情報媒体があれば、きっと自然に…」

 

「う〜ん、子供用の教育プログラムってネットに落ちてるかな…」”…こっちもダメそうだ…売ってはいるけど配達が遅すぎる…”

 

その時、アリスが何かを見つける

 

「正体不明の物を発見、確認を行います」「…それは」「…あ!まって、それは…!」

 

それは一冊の雑誌であった

 

「……これは…書物か…素晴らしい…色がこんなにも鮮やかとは…」「驚くとこそこぉ!?じゃなくてえっと…その雑誌…私たちが作ったゲームの評価が書いてあるの、まあすごい酷評だけど…」

 

「あ、そうだ!」”…なんか嫌な予感が”

 

ミドリが何かを思いつく

 

「ねえねえアリスちゃん、私たちのゲーム…やってみない?」「???」

 

「一応会話をしながら進められるから、ゲームをやってみるのも勉強になるかも…」”一応勉強用のゲームとかあるから…悪い話ではないね”

 

「…ここまでの言動の意図、完璧には把握しかねます。しかし…肯定、アリスはゲームをします」

 

アリスは頷いた

 

「ほ、本当に!?ちょ、ちょっと待ってて、すぐセットするから!」

 

「…ゲーム…どんなものか…」”う〜ん、杞憂であるのを祈ろう”

 

〜数分後〜

 

「セット完了!」「…アリス、ゲームを開始します…」

 

「…見物させてもらおうか」”どんなゲームなのかな?”

 

しかし、ここでアリスは地獄を見る羽目になる

 

「まずはBボタンを押して、目の前の武器を装備してみてください」「…Bボタン…」

 

アリスがボタンを押すと…

 

(ドカーーン!!)「???」「………は?」”え?”

 

画面にはGAME OVERの文字が浮かんできており、それを見たアリスと狼は絶句する

 

「!?!?」「…………………は?」”んん?”「あははははははっ!」

 

その時、部室に笑い声が響く

 

「予想できるほどつまらない展開はないね!ここは指示通りじゃなくてAを押さないといけないの!」「………物申したいことがあるが…モモイ殿、何故ここに…アリス殿の身分証は…?」

 

「行ってきたんだけど、遅い時間だからか誰もいなかったよ、また明日行く」”なるほど…そういうことか…”

 

「…モモイ殿、これは…俗にいう修練の基礎の部分なのだろう…」「ん?まぁ…そんな感じだよ」

 

狼が喋る

 

「…何故そこで、嘘を吹くことを思いつくのか…」「あはは…ま、まぁ…いいでしょ?たまにはそういうのも…」

 

「…もう一度始めます…」

 

その後…

 

「…思考停止、電算処理が追いつきません…」”攻撃した…はずだよね?”

 

「あはは!剣が銃に勝てるわけないじゃん!」「……俺は銃弾を弾けるぞ」「嘘!?」

 

「…リブート、再開します…」

 

〜そうこうして2時間後〜

 

「…電算処理系統、および意思表示システムに致命的なエラーが発生…」「頑張ってアリス、ここを越えれば待望のクライマックスだよ!」

 

「うう…今のはどう考えても「草食系」が思い出せないからって「植物人間」って書いたお姉ちゃんのせいでしょ!?」

 

”…モモイ、補習手伝おうかい?”「わ、私補習行きになってないもん!」

 

「…なぜ…母親が恋愛相手でかつ…前世の妻で…さらに何故その妻の元に…子供の頃に別れたきりの腹違いの友人がたいむりーぷ?とやらをしてきているのだ…そもそも腹違いの友人とはなんなのだ……???」

 

「エラー発生!エラー発生!」「…理解できぬ」

 

「が、頑張ってアリスちゃん!」”狼!?大丈夫か!?”

 

「…リブート…プロセスを回復…これが、ゲーム…」

 

アリスがコントローラーを握りしめる

 

「再開します」「……怖気が…止まらぬ…」

 

〜さらに1時間後〜

 

「こ、ろ、し、て……」「九郎様…今そちらへ…」

 

「すごいよアリス!開発者2人が一緒とはいえ、3時間でトゥルーエンドなんて!」”狼!?狼ぃ!?返事をしてくれ!お〜い!”

 

先生が白目を剥いて何かをぶつぶつ呟きながら膝立ちで震えている狼を往復ビンタで叩き起こそうとする

 

“狼!帰ってこい!”「グフォ…噛み…締め…なければ…」

 

そう言って狼はいつの間にか口に入れた薬を噛み締める

 

噛み締め

 

忍びの青い秘薬

 

自ら死ぬべき時もある

 

侍は誇りのため自刃するが、忍びには、速やかに死ぬことが必要だ

 

秘薬は使うとき、奥歯で噛み締める

 

それだけで、死ねる

 

 

ギシッ!と音がなり狼がバタン!と倒れる

 

 

 

DEATH

 

 

狼…?狼ぃ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……はっ!…先生殿…俺は……」「…え?」「…今の…何?ピンク色の光と…花?」

 

 

“……………”「………………」

 

先生と狼の目が合う

 

 

“……正座”「……わかり…ました」

 

狼は何故死んだか先生に説明し、モモイとミドリとアリスに回生のことを話した

 

案の定、こっぴどく叱られた後、薬は危ないので狼が持っていてもいいと言われたが、そんな簡単に使うなと怒られた狼であった…*1

*1
SEKIROでは回生すると状態異常を回復できるため、そのために噛み締めを使うことがある、作者も風邪を直せるならば竜胤と噛み締めがたまらなく欲しい




ここまで読んでくれてありがとうございます!

いや〜…なげぇ!書くの結構大変だぞこれ!
投稿頑張らないとな…

次回、お楽しみに…
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