「今週はここまで。最後までありがとうございました~」
(本人は配信の映像を切ったと思っている)
「麗奈さん、終わった?」
「あ、うんっ」
自室のベッドに腰を下ろす麗奈。
その隣に男が座る。
「今日もお疲れ様」
「ありがと。ごめんね、遅くなって」
「大丈夫だよ。むしろ無理させちゃってないかな?」
「全然っ! それにあたしがやりたいことだし!」
麗奈は満面の笑みでそう言った。
(ホント可愛いなぁ……)
思わず抱きしめそうになるが、グッと我慢する男。
このままベッドへ押し倒したい欲求に駆られるが、なんとか抑える。
「……あのさ」
「ん?」
「……今日……その……」
「……」
麗奈の言葉を理解した彼はそっと唇を重ねる。
「ん……」
啄むような優しいキスを何度も繰り返す。
「ぷはぁ……」
ようやく解放されると麗奈は蕩けたような表情になった。
「……ごめんね、いきなり」
「ううん……嬉しいよ」
「じゃあ、しようか?」
「……うん」
今度は深いキスをしながらゆっくりと押し倒す。
そしてそのまま二人はベッドに倒れこんだ。
「んっ……ちゅぱっ……れろっ……」
(可愛い)
(好き)
いつもより胸が強調されたようなニット。
スカートは短く、健康的な太ももが露わになっている。
「はぁ……はぁっ……」
激しいディープキスによって麗奈の瞳は潤んでいる。
「麗奈さん……」
「……うん」
男はズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
そこには限界まで勃起したモノが。
「……すごい」
(これがいつもあたしの中に入ってるんだ)
麗奈はそれを見るとごくりと喉を鳴らしてしまう。
「ちょっと激し目にして、いい?」
目の前の愛しい彼女は人気声優。喉を酷使する仕事だから、あまり無理をさせないようにしている。
……まぁ、本当は欲望のままに激しく抱きたいけど。
「う、うん」
「ありがとう」
男は麗奈を抱き寄せると胸を揉みしだいた。
そして首筋に舌を這わせる。
「あっ……」
(気持ちいい)
(もっと触って欲しい)
そんな思いが伝わったのか、男はさらに激しく愛撫を続ける。
両手で二つの大きな果実を鷲掴みにし、親指で突起を刺激する。時折強く摘まむと麗奈は小さく喘いだ。
「ああっ! ダメぇ!」
「ダメじゃないよね?」
さらに追い打ちをかけるように耳たぶを甘噛みする。そのまま首筋に吸い付きキスマークを付けた。
「見えるところはダメだよぉ……」
「大丈夫だよ、ギリギリ見えないところに付けたから」
男はそう言うと再び麗奈の唇を奪う。舌を絡ませ合い唾液を交換し合った後、ゆっくりと離れた。二人の間に銀色の橋がかかる。
スカートの中に男の手が潜り込み、ショーツの上から割れ目をなぞる。
「んんっ……」
「もう濡れてるね」
「だってぇ……」
(可愛い)
そんな仕草一つ一つが愛おしい。
男はショーツの中に手を入れると、直接秘部に触れた。愛液を指に絡ませ、ゆっくりと膣内へ挿入する。
「ああっ!」
麗奈のそこはすでに熱く濡れており、男の太い指を容易く受け入れた。指を曲げたり伸ばしたりして膣内を刺激するたびに彼女は甘い声を出す。
「んっ……あっ……ああんっ!」
そして、とあるポイントを擦ると麗奈は大きく背をのけ反らせた。
「ここが弱いんだね」
男はそう言って、何度も何度も同じ場所を刺激する。その度に彼女は体を跳ねさせた。
(そろそろかな)
男は一度指を引き抜くと、今度は二本同時に挿入する。膣内を押し広げるように指を動かすと麗奈は一際大きな声で鳴いた。
「ああっ! だめっ! もうイクッ!!」
ビクビクッと痙攣するように震えた後、ぐったりと脱力した。
「はぁ……はぁ……」
肩で息をしながら麗奈は男を見つめた。その瞳には情欲の色が見て取れた。
「今日はちょっと激しくするよ」
麗奈の耳元でそう囁くと、彼女は小さく首を縦に振った。
男は覆い被さるように体を動かし、再び唇を重ねる。そして器用に麗奈の下着を脱がせた後、自身のモノを取り出した。
「あ……おっきい……」
麗奈はうっとりとした表情でそれを見つめている。
男はそれを入り口にあてがうと一気に奥まで押し込んだ。
「あああんっ!」
(凄い……いつもより硬い気がする)
今まで何度も受け入れてきたものではあるが、今日は一段と大きく感じた。そのせいか圧迫感が強く、苦しいほどだ。しかしそれも一瞬のこと、すぐに快楽に変わっていった。
「動くよ……」
「うんっ……いっぱい突いて……」
その言葉を合図に男は腰を動かし始める。最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げていく。パンパンと肌同士がぶつかり合う音が響き渡り、結合部からは愛液が溢れ出した。
「ああっ! はげしっ!」
(気持ちいい)
(幸せ)
そんな感情が心を満たしていき、頭が真っ白になるような感覚に襲われた。
絶頂が近いことを感じ取った男はラストスパートをかけるべく動きをさらに激しくした。膣内は搾り取るように収縮し、男根を強く締め付ける。
「ああっ! イックゥ!!」
麗奈は体を弓なりに反らして盛大に達した。それと同時に大量の潮を吹き出してベッドシーツに大きな染みを作る。
同時に膣内が今まで以上に強く締まったことで、限界を迎えた男も欲望を解き放った。子宮口にぴったりと押し当てられた亀頭の先からはドクンドクンと脈打ちながら精液が流れ込んでいく。その熱を感じ取ったのか、麗奈は穏やか表情になった。
「はあ……はぁ……」
「……好きだよ」
優しく頭を撫でながらそう言うと、彼女は小さく笑みを浮かべた。
それからしばらくして男のモノは引き抜かれたのだが、栓を失ったことで膣内に収まりきらなかった白濁液が溢れ出てきた。その光景を見て再び興奮を覚えた男だったがなんとか我慢することに成功する。
「ねぇ」
「何?」
「今日……その……安全日だから……」
「うん」
「……もう一回したいな、なんて言ったらダメかな?」
上目遣いでそんなことを言われて断る男がいるだろうか?いやいない。
男は再び勃起した自身のモノをあてがいゆっくりと挿入していく。先程出したばかりの精液と麗奈の愛液が潤滑油となりスムーズに奥まで入った。子宮口を突かれるたびに彼女は甘い声を漏らす。その姿はとても官能的で男を誘うには十分すぎるほどだった。
「あっ……奥っ……当たって……!」
(やっぱり麗奈さんは可愛い)
そんなことを考えながら男は腰を振り始めた。一度射精して少しは落ち着いたかと思ったが、そんなことは全くなかったようだ。むしろより激しく求めてしまっている。
「あっ! あんっ!」
パンパンと肌同士がぶつかり合う音が部屋に響く中、麗奈の喘ぎ声が響く。その声を聞くたびにさらに興奮していった。
(もっと欲しい)
彼はピストン運動を続けつつ、同時に彼女の胸に手を伸ばす。柔らかな乳房を揉みしだき先端部分を刺激すると膣内はさらに強く締まった。
「だめぇ! おっぱいもだなんてぇ!」
(可愛い)
男はさらに強く打ち付けていき、そして遂に限界を迎える。膣内に挿入されたままの男根はドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を解き放った。同時に彼女も体を弓なりに反らし絶頂を迎えたようでビクビクと痙攣している。しかしそれでもなお男のモノは萎えることなく麗奈の膣壁を押し広げ続けていた。
「はぁ……はぁ……」
ようやく落ち着いたところでゆっくりと引き抜くとゴポリという音と共に白濁色の液体が流れ出てきた。それはシーツに大きな染みを作るほど大量に放出されていたようだ。
「すごい量……」
麗奈は恍惚とした表情を浮かべながら呟いた。そんな彼女を見て再び欲望が湧き上がってくるのを感じる男。しかしさすがにこれ以上続けるわけにもいかず、なんとか抑え込むことに成功した。
(もう一度言う。これは、配信が切れておらず、麗奈と彼氏との行為がそのまま流れてしまっていたのだ)
『ああ、これ受精するやつじゃん……』
『彼氏羨ましすぎんだろ』
『めっちゃ喘いでたな』
『これはヤッてますわ』
コメントは麗奈のあられもない姿への感想で埋め尽くされていた……
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