東京Uプラス残留に望み 東京1部最終節1日目
写真:東京Uプラスは小田の活躍で2-1勝利。
残留争い 直接対決でBANDELIEに2-1勝利
東京1部は18日、最終節1日目の1試合を開催。前節17位の東京Uプラスが同14位のBANDELIEを2-1で破った。試合後の勝ち点は両者ともに15で並び、得失点差で東京Uプラスが14位、BANDELIEが15位となり、今季の戦いを終えた。両者ともに残留は確定しておらず、あすの16位KOREA、17位三菱養和の結果次第で、1部残留もしくは2部降格圏への転落が決まる。
東京1部はあす、最終節残り8試合のうち7試合を行い(残り1試合は10月26日開催)、首位TOKYO2020もしくは2位早大ア式FCの優勝が決定する。また関東社会人サッカー大会に出場する上位3チームも確定する。
東京Uプラス、勝負強く
今季は低迷が続いた東京Uプラスだったが、ここぞの最終戦に勝利。あす以降の下位チームの結果にもよるが、ひとまず降格圏を脱し、今季の戦いを終えた。
残留に必死なのは東京UプラスもBANDELIEも同じ。ただ、BANDELIEが気持ちを全面に縦、縦、縦と前に蹴って押し込むのに対し、プラスは意外に冷静にプレーをこなし、FW上村に縦パスを当てながら複数人で崩しに掛かるなど、狙いを持った攻撃を見せた。
0-0の状況が続くなか、均衡を破ったのは東京Uプラス。68分にカウンターからMF小田が上村を経由して左奥まで進み、折り返しを上野が決めて先制した。さらに84分にもカウンターで今度は右奥で上村が起点になり、そのクロスを受けた小田が右足で蹴り込み追加点。今季限りで引退する小田はこの日1得点1アシストの活躍。
最後はBANDELIEが意地を見せて、FKから佐藤が1点を返したが反撃はそこまで。東京Uプラスがそのまま逃げ切った。
最終順位決定はあす以降
現時点の順位は東京Uプラスが14位(勝点15)、BANDELIEが15位(勝点15)で、あす試合を行う降格圏の16位KOREA(勝点14)、17位三菱養和(勝点13)がそれぞれ勝ち点3を挙げたりすると状況はまた変わる。KOREAは東京海上と、三菱養和はアローレと戦う。なお、18位・最下位のFLUTTO(勝点11)は25日が最終戦でCERVEZAと戦う。
東京都社会人サッカーリーグ1部 最終節
- 東京Uプラス 2-1 BANDELIE
10月19日
- 早大ア式FC - アストラ
- 東京海上 - KOREA
- 駒大GIOCO - PHOENIX
- アローレ - 三菱養和
- 東京蹴球団 - 東京ベイ
- 八王子 - Intel Biloba
- Criacao Procriar - TOKYO2020
10月26日
- CERVEZA - FLUTTO
東京都社会人サッカーリーグ1部