だけど、歴史問題は日本側が「今の政治家は贖罪意識がない」「戦後生まれの人達は知らないから関係ない」「戦後レジームを脱却するんだ」などと無責任な言説をばら蒔いて一方的に済まされる問題ではない。あんなに不義で残虐無法極まる侵略戦争と植民地支配を起こしてアジア近隣を主とする人類社会にとんでもない破壊を齎してしまった日本にとっては、健全な歴史教育と正しい歴史認識の確立は免れるべきでない必修科目だ。残念ながら、日本社会は長い間、被害諸国と国際社会の寛容に甘え続け、この必修科目を悉くサボって来て、その成績は世界の誰が見ても明らかに不合格のままだ。なので、合格するまで確りと補習してもらうしかない。今からでも遅くない。これは日本自身を含むアジアひいては世界全体の恒久平和と安寧を真の意味で実現する為であり、多くの日本国民をも含むあの侵略戦争によって尊い命を奪われた全ての人々の霊を慰める為でもある。現在と将来を生きる日本人に恥をかかせる為ではなく、寧ろ日本という国・民族が本来誇るべき本当の栄誉を回復する為だ。相当多くの日本人にとっては、このプロセスは相当強い心理的な苦痛と抵抗が伴うものになるかもしれないが、耐えてもらう以外には良い方法がない。難病の治療と同じだ。我々被害諸国を始めとする国際社会としても、これを確りと監視・督促の責任を果たさなければならない。
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マネージャー森
@bunnykoujou
村山富市氏は自身が学徒出陣で日本軍に入隊しています。そして戦場に行く前に敗戦を迎えました。自身が日本軍に身を置いていたので、贖罪意識が強いのです。
しかし戦後生まれの首相には贖罪意識はなく、それどころか「子や孫の世代には責任がない」と言って、反省、お詫びの打ち切りを表明しています x.com/xuejianosaka/s…