エルデンリングのDLCが発売されてこの作品の投稿頻度が落ちるんじゃあ無いかと考えたそこの君!筆者はアビドス編を書き切るまでDLCは封印するぜ!
……吐きそう。
この先、ガバガバ独自設定があるぞ
つまり、指摘が有効だ
それとすみません、今回、エルデンリングの方の用語が多く出てきます。先生の皆様方におかれましては、登場人物と同じ気分を味わって頂きます。
「先輩……、ほんとに、先輩ですか……?」
『うん。ホシノちゃんの先輩で、元生徒会長の『梔子ユメ』だよ』
「ね、ねぇ、星見くん?あなた、一体何をしたの……?」
『ティビアの呼び声』と呼ばれる魔術を使った。効果は『死に迷う者を呼び出す』こと。つまりホシノ先輩を抱きしめている彼女は故人、という事になる。
「……なるほどね。確かにヘイロー無いし。すぅ〜………オバケだ〜っ!」
「ああっ、セリカちゃん!」
「ん、セリカは幽霊が苦手だった……!」
「……ハルカ、あなた一体何を……?」
「……ねえ、それ神社で神主さんが持ってるあの棒だよね?」
「は、はいっ!あの幽霊がアル様に害を為そう物なら……即!成仏させてやります……!」
「っ、なんで……?どうして、だって、先輩はっ……!もう、死んでっ……!」
あなたが予期せず召喚した霊体は、ただホシノ先輩を抱きしめている。……彼女は、一体何者なのだろうか。
『元生徒会長』。……そういえば、以前ホシノ先輩は、『バカな先輩が一人居て、彼女は生徒会長だった』と言っていた筈だ。……彼女の正体に、おおよその当たりが付いた。シロコ先輩やノノミ先輩が入学する前にアビドスに在籍していたと言う『先輩』は、恐らくは彼女の事だったのだろう。
『ホシノちゃん。……大丈夫……大丈夫だよ……。ほら、落ち着いて、深呼吸……深呼吸……。よ〜し、よ〜し………。私ね。どうやらオバケになったみたいなの。今までずっと砂漠を彷徨って、けれど、……彼に呼ばれて、こうして戻って来たんだよ』
「……せん、せんぱ……」
「ごめんなさい。先輩、先、輩……!ご、ごめんなさいっ……!私の、せいで……っ!あ、あのときっ、ポスター、やぶいて、ごめんなさいっ……!」
『ううん、大丈夫。ホシノちゃんのせいなんかじゃないよ。ポスターの事も怒っていないし。だからほら、もう大丈夫。……私こそ、ホシノちゃんの事一人にして、本当にごめんね?』
「そんな……!私の方こそ……!」
『………ホシノちゃん。あっち、みてごらん』
「え……?」
そう言うと、『梔子ユメ』と名乗った霊体は身をひねり、あなたとホシノ先輩の間に視線が通る様にした。
眼と眼が合う。彼女の目はその輝きを取り戻して、ヘイローのノイズはおさまっている。
「……星見、君?」
『うん、そうだね。ほら、ちゃんと彼も帰って来た。……だからほら、もう大丈夫だよ』
「星見君……?本当に、星見君なの……?」
その通りだ。あなたは無事に帰って来た。
さっきの件に関して、先輩が責任を感じる必要性は無い。悪いのは自分の方だ。もっと早く、自身が不死である事を明かしておけば良かったのだ。
「そんな事……っ!私が守れなかった方が悪『ストップ!二人とも、一旦ストップだよ!せっかく再会出来たんだからさ!謝るのは後にして、まずは再会を喜ぼうよ!』……っ、は、い………」
「星見君……、あの、本当に星見君なの……?」
その通りだ。正真正銘、自身はアビドス高校一年、星見である。今まで言えていなかったのだが、自分は不死の存在───例え傷つき、斃れ、命を喪っても、やがて蘇り、こうして戻って来る存在だ。
「ほ、ほんとに……?」
本当だ。
「うっ……ぁ、ぁあっ……ゔあああああぁぁぁぁぁっ!」
……とうとう、ホシノ先輩は泣き出してしまった。当然の事だろう。あなたが目の前で死んだ挙げ句、既に永遠の別れを告げた相手と再会した。正常な者ならば、感情を揺さぶられない訳が無い。
『…………』
霊体の彼女……いや、あなた達の先輩に当たる少女は、ただ黙ってホシノ先輩を抱きしめている。そのお陰か、ホシノ先輩は大分落ち着いて来た様だ。
……それにしても、これは一体どうした事だろう。術の効果がおかしい様に思う。
「"え?それって、どういう……?"」
『ティビアの呼び声』は、本来『死に迷う者』……多くの場合、3体の剣を持つスケルトンを呼び出し、遠方で攻撃させる魔術だ。
この魔術で、彼女を召喚した事はまだ分かる。だが、彼女が未だに現世に留まっている事が分からないのだ。この魔術の効力はそこまで長く無い。攻撃が終われば、すぐに霊体は消滅する筈だが。
……ラニ、何か心当たりは無いだろうか。
『……いや、私には分からないな』
なるほど。彼女に分からないなら、あなたに分からないのは当然である。……一応心当たりがあるにはあるが、まさか『アレ』が何らかの作用を起こした訳では無いだろう。
「"『アレ』?……って、星見君?君、一体誰と喋ってるの……?"」
「あ……星見君が、おかしくなって……?まさか、さっき死んだせい……?あぁ、わたしが、私が守れなかったから……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい………」
「先輩、落ち着いて!コイツがおかしいのは元からでしょ!?」
『何だと!?この獣人め!貴様、私の王を何だと言った!!』
落ち着いてほしい。どうか冷静に。
「もともとおかしい……確かに、それもそうです……そうだね~」
『元々おかしいって……。ほ、星見くんって一体……?』
『ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!』
ラニ……。
「"えぇっと……色々とごちゃごちゃしてきたし、一旦整理しようか。幸い、敵は皆星見君が凍らせてくれたみたいだし……"」
『はい!付近に動きの見られるオートマタ兵は存在しません!』
「"それじゃあまず、君は星見君の魔法で呼び出された幽霊、で良いんだよね……?"」
『……はい。私の名前は『梔子ユメ』です。訳あってアビドス砂漠で……その、幽霊になって、ずっと彷徨っていた所を、気付いたら彼に呼ばれました。……また会えて、本当に良かったよ。ホシノちゃん』
「……私もです。先輩」
「ホシノ先輩の『先輩』……と言うと、あなたは元生徒会長、という事でよろしいでしょうか?」
『うん。そうだよ。……みんな、キヴォトスに数ある学校から、アビドスを選んでくれてありがとう。あの学校を、みんなで守り抜いてくれてありがとう。みんなは、私の、私達の、自慢の後輩だよ』
『そんな!お礼なんてされる程では……!』
その通りだ。むしろ礼を言わなければならないのは自分達の方である。貴女とホシノ先輩がアビドスを繋いでくれていなかったら、ノノミ先輩もシロコ先輩もアヤネもセリカもアビドスに入学する事は叶わなかっただろう。
『えへへ、そう言われると照れるな〜……』
「それで、その……あなたは星見くんの魔法で呼ばれたのよね?彼、その魔法の効果がおかしいって言っているのだけど、何かこう、心当たりみたいなのは……」
『え?……う〜ん、ごめんね〜。……私も呼ばれただけだし、よく分からないや……』
「"……あれ。確かさっき、星見君『アレ』がどうとか言っていなかったっけ……?"」
……確かに言った。言ったには言ったが、正直『アレ』が梔子先輩に何らかの作用をもたらした事など余り考えたくない。
『……ねぇ。それ、教えてくれるかな』
「ユメ先輩……?」
『その、……私は、知りたいの。私が、どうして、どうやって、こうして戻って来たのかを』
ならば教えよう。梔子先輩は、自分の使った魔術で召喚されたのだ。
『……魔術って、さっき君が使ってた様な、剣からビームを出したり杖からレーザーみたいなのを出すやつ?』
……見ていたのか。まぁ、今はその認識で構わない。繰り返すが、先刻使った魔術は『ティビアの呼び声』という死に迷う者を呼び出す魔術。……なのだが、その魔術の効果がどうにもおかしいのだ。
梔子先輩を呼び出した事はまだ分かるのだが、なぜ先輩がここまで長く霊体として存在しているか、これが分からない。本来ならば、呼び出せる時間はほんの僅かなのだ。
「"……それで、『アレ』が出てくるって事だね?"」
その通りだ。だが───これもまた繰り返しになるが、『アレ』がなにか効果を及ぼした事など、はっきり言って余りにもバカバカしい考えだ。
『それで、その……『アレ』って、一体なんの事……?バカバカしいって、どうして……?』
………。
あなたは『アレ』を取り出し、胸の前に掲げた。
………『死王子の修復ルーン』。
『黄金律』───自分が元いた場所、狭間の地に存在する、言わば世界のルール。それは、今の梔子先輩の様に『死に生きる事』を許さない。
……だが、このルーンをエルデンリングの修復に使えば、『死に生きる理』は世界のルールの一部となる。これは、そんな代物だ。
エルデンリングは砕けたものの、その全ての破片はあなたの手中にある。復活する際に瞼の裏に浮かんだ黄金の光から察するに、『あの場所』からキヴォトスに跳ぶ際に、エルデンリングの力が自分になにか影響を及ぼしたのだろう。
その力の残滓に、訳あって入手した『死王子の修復ルーン』が反応。結果、あなたの『ティビアの呼び声』の魔術の………いや、呼び出された死者である梔子先輩に何らかの作用をもたらした───以上が、あなたの仮説である。考えるだけでバカバカしい。さて、ご理解頂けただろうか。
『( ᐛ )パァ』
そうだった。確かホシノ先輩は言っていたではないか。当時の生徒会長は、校内随一のバカであると。
……他の皆は、理解出来ただろうか。
対策委員会は。
『「「「「????????????????」」」」』
……便利屋は。
「「「「??????????????????」」」」
………ゲヘナの風紀委員は。
『「「「??????????????????」」」』
……………先生は。
「"Oh,I'm so sorry.I couldn't understand your explanation……"」
まさか全滅とは。
『……ほう、死王子の……。ふん、お前は本当に何でも持っている………ん?まて、この形、どこかで見覚えが……?なあ、我が王、私の身体に刻まれていた筈の呪痕、回収していた筈だろう?何処へやった?』
……。
『わ、我が王?……妙だな、声は届いている筈なのだが……』
ピシリ。
と、何かヒビが入った様な音が響いた。
見れば、オートマタ兵達を覆う氷に、ヒビが入っている様だ。直ちに戦闘に備えなければ。……アヤネ?
『???????????????』
………アヤネ、そろそろ敵を覆う氷が割れそうなので、戦闘に備えて欲しいのだが。
『???????????????』
……アヤネ!
『へぅあっ!?ど、どうしましたか!?』
オートマタ兵を覆う氷が、そろそろ溶けそうなので、皆を正気に戻す手伝いをして欲しい。一瞬『回帰性原理』を使おうかと思ったが、せっかくラニがかけてくれた強化を打ち消してしまいそうで使うに使えないのだ。
『は、はいっ!お任せ下さい!……もしも〜し!みなさ〜ん!しっかりしてくださ〜い!』
『『「「「「「「「「「「「「はっ!?」」」」」」」」」」」」』』
『敵がもうそろそろ動き始め……っ、この反応は……!増援も来ます!戦闘の準備をお願いします!』
「…えっと……星見君、時間が無いみたいだから、簡単に、分かりやすく纏めてくれる?」
……あなたの持つ色々な物が複雑に関与して、その結果梔子先輩が留まった。恐らくは、あなたが『聖律』属性の攻撃や魔法で彼女を消し飛ばすまで……つまり、ほぼ無限に留まる事ができるだろう。現在のあなたに、梔子先輩を消滅させる理由は存在しない。
『……つまり、私はこれからもホシノちゃんと一緒に居られるって事……?』
……つまりはそういう事だ。
『や、やった!やったよホシノちゃん!嬉しい〜!』
「ち、ちょっとやめて下さいよ!これから戦闘なんですから!……でも、私も嬉しいです」
……さて、再会を喜んでいる所申し訳ないのだが、もうすぐ戦闘が始まる。
「……『お礼参り』はする性質なんだ。……手伝ってくれるか」
「『もちろん!』」
『ご都合展開』タグーッ!筆者に力を分けてくれーッ!
さあ、感想欄で『新しい武器鬼強えぇ!』『新しい魔法・戦技気持ち良すぎだろ!』とか書こうとしたそこの君!
言葉を慎みたまえ、君は未プレイ星人の前に居るんだぞ(大佐並感)
……弟がね、プレイしてるんですよ。
筆者が買ったPS5で、筆者が買ったELDEN RINGの、筆者が買ったDLCを。誘惑……!圧倒的誘惑ッ……!だが……しかし……!
ええ。筆者とてもう大人。この程度の誘惑、打ち勝って見せますとも。もうすぐアビドス編(2章まで)が終わりますので、書ききって見せますよ。
誘惑なんかに、筆者は負けないッ!
もしも主人公がやって来たのが、原作開始前(アビドス編が始まる前)のゲヘナだったら?
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美食研究会ルート
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温泉開発部ルート
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激長!便利屋ルート
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やっぱり激長!風紀委員会ルート
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全部書いて♡