エルデンリングのDLCが!アビドス第三章が!うわあああああああああ!!!投稿頻度に致命の一撃を与えるのをヤメロー!今のうちに何とか話を進めなければ……
『間もなく 3番線を 快速列車が 通過します。 危険ですから 黄色い線の内側でお待ち下さい』
電車。キヴォトスに存在する乗り物の一種というそれは、大量の客を乗せ高速で走行する事が出来る、交通の要であるという。聞けば、先生の故郷にも存在する物だそうだ。
その電車に、あなたは初めて見えようとしていた。
曰く、『"えっと、大きな箱型の乗り物で云々"』『昔は石炭を燃やして走っていたんですよ☆』『今は電気で動いてる。ちなみに電車って言うのは電動客車の略称だよ』だそうだ。
電気。アビドス高校で『理科』の授業を受けたあなたは、電気についての知識を得ていた。
驚くべき事に、それは雷の正体であると言う。
狭間の地には、『王都古竜信仰』と呼ばれる祈祷が存在する。以前使用した『ランサクスの薙刀』、上空から雷を落とす『狙いすます雷撃』など、類する祈祷の全てが雷の力を振るう物だ。
その名の通り、王都古竜信仰は黄金のゴッドウィンと古竜フォルサクスの交わりを起源とする、かつて王都ローデイルで広まった祈祷だ。今でも、そこにいる騎士たちは王都古竜信仰の祈祷を使ってくる。
フォルサクスの姉であるランサクスは、人間の司祭に化け騎士たちと交わり、それらの祈祷を広めていったと言う。
『円卓の騎士、ヴァイク』は特にランサクスに愛され、強力な雷の祈祷を振るったそうだ。というか振るわれた。5回くらい殺された。
……つまり何が言いたいかと言うと、狭間の地において雷とは強大な古竜の振るう力であるのだ。*1
その雷の正体を暴き、機械を動かすためのエネルギーや明かりなどに利用してみせるとは、科学とは恐ろしい物である。
などと考えていると、右から何かが凄まじい高速でこちらに突っ込んで来る音が聞こえてきた。───直後、目の前を何か大きな物が高速で横切った。
身に染み付いてしまった癖で、反射的にバックステップし、「ぐえっ!?」後ろに立っていたセリカに思い切りぶつかってしまった。
すごーい!トレントよりもずっとはやーい!
「す、凄い興奮してる……」
目的地であるアビドス砂漠行きの列車に乗ったあなたは、言葉では何とも言えぬ『速さ』と言うものを観測していた。
物凄い速さで右から左へと景色が移り変わって行く。ホーラ・ルーにぶっ飛ばされた時も、確かこんなふうに景色が変わっていっていた。
……まずい。彼の事を思い出したからだろうか、脳内に嫌と言うほど聴いた『
つらい。非常につらい。あの時は本当につらかった。
酔うのだ。単純に酔うのだ。
錐揉み回転しながら空高くぶっ飛ばされ、直後に地面に垂直に勢いよく叩きつけられる、というのは、死を越えてあなたの平衡感覚に確かなダメージを蓄積して行くのだ。
会う度にやつれていくあなたを、はたして彼は一体どの様な気持ちで見ていたのだろう。
彼は一体どの様な気持ちで再び現れたあなたに向かって悠然と歩を進めていたのだろう。
彼は一体どの様な気持ちで『
個人的に凄く気になる。
「"星見君……ってどうしたの!?目が死んでるけど……!?"」
「ほ、本当だ……表情が見たこと無い位に虚ろ………」
「よ、酔っちゃった?酔っちゃったの星見君?酔い止めあげるからこれ飲んで……」
平気だ。別に酔ってはいない。酔ってはいないがあまりよくない気分だ。
「"酔ってない?それ酔ってるよね?"」
『少し進めばもうアビドス砂漠……。砂漠化が進む前から、もともと砂漠だった場所です』
さて、あなた達がアビドス砂漠を目指す理由だが………
あなた達は『カイザーは、恐らくアビドスの土地を狙っている』という結論に達していたからだ。それに先生も『カイザーコーポレーションがアビドス砂漠で何かを企んでいる……らしい』と言っていた。
アビドス砂漠を調べれば、カイザーにまつわる何らかの手掛かりを得られる事を期待し、あなた達は砂漠へと足を運んだのである。
なお、警備ロボットやドローン、オートマタ(柴関のロボットの彼やあなた達人間の様な自我を持たない機械人形だ)との戦闘が予測されるが、今回あなたは先生の傍での支援に徹する予定である。
真顔の先生やアビドスの皆に『今回は安全な場所から支援をお願い』と言われたためだ。
一応『ローレッタの大弓』の様な射程距離に優れた魔術は記憶しておいたが、正直FPが心もとないので、魔術や祈祷による援護は余りできそうに無い。主に銃や弓矢、クロスボウでの攻撃支援になるだろう。
……いや、もう一つ出来そうな支援があった。きちんと効果を発揮するかどうかは分からないが……
「うん?どうしたの〜?……え?これをおじさんに?えっと、これなに……?」
ホシノ先輩に渡した物は、『竜印の大盾のタリスマン』。物理属性へのカット率を大幅に上昇させる効果を持つタリスマンだ。
それを、効果は伏せて渡した。つい最近知った『プラシーボ効果』という思い込みの力を防ぐ為だ。キヴォトスの住人でも、タリスマンの効果を発揮出来るか、検証しておきたいのだ。
「……え?『助けになるかも知れない物?』……えっと、ありがと〜」
『……!気を付けて下さい!前方に敵性反応有りです!』
アヤネの警告から数秒後、あなたの視界に現れたのは不良生徒だった。オートマタでもドローンでも警備ロボットでもなく、20人程の不良生徒達だった。
これは一体どうした事だろう。
……今は良い。とにかく戦闘を。
先輩方とセリカは、遥か前線で戦って居る。あなたの隣には、彼女達に指示を飛ばす先生が。
さて、どうやって攻撃しようか。先程も触れたが、出来ればFPは温存したい。ここは弓矢かクロスボウか銃で……銃……。
ひらめいた。そうだ、アレを使おう。
あなたは自身の装備するタリスマンを、『ラダゴンの爛れ刻印』と『星砕きの伝承』に付け替える。
あなたは伝説の武器の一つ、『剣継ぎの大剣』を取り出し、戦技を発動した。これでこの大剣の出番は終了である。
次にあなたが取り出したのは、ブラックマーケットでリボルバーと一緒に購入した『手持ち大砲』だ。あなたの筋力の関係上、ここまでしないとまともに運用出来ないのだ。大ルーンの効果が残っている今のうちに使ってしまおう。
……所で、見るからに押してはいけなさそうな雰囲気を醸し出すこの赤いボタンは一体何だろうか。
まあ良い。とにかく撃って見よう。
「"星見君、あの地点に砲撃を…!"」
先生から指示された場所に、あなたは大砲をぶっ放した。
発射された弾は高速で狙い通りの場所に飛翔し───着弾。大きな爆発を起こした。
……
『わ……我が王……?他の武器を使うのも良いが、私の月も忘れるなよ………?』
……?今何か……?
……気のせいか。
さて、めでたく不良共を蹴散らしたあなた達は、砂漠に向かって歩を進めていた。
……所で、あのタリスマンの効果はきちんと出ていたのだろうか。
「……うへ?戦闘中、なにか変わったところ?う〜ん、特に無かったけど……『被弾時も特に変わりは無かったか』?うん、特に変わりは無いね〜」
どうやら、キヴォトスの住人はタリスマンの恩恵を受ける事が出来ない様だ。
……恐らく、原因は彼女達の頭上に輝く『ヘイロー』……そこから供給されている、謎の力によるものだろう。それが、タリスマンの効果に干渉している様だ。
『お守り袋』無しで複数のタリスマンを装備しようとした間抜けが陥る落とし穴である。無論その間抜けとはかつてのあなたの事だ。
「"なるほど、本来は物理攻撃への耐性を高めるお守りだけど、ヘイローのせいで効果を発揮出来ていない……と。"」
「……うへ、それならこれは星見君に返却するよ〜。このままおじさんが持っててもしょうがないからね〜」
「……ねえ、星見、ちょっと良い?」
どうしたのだろう。セリカが引き攣った表情であなたに問いかけた。
「……その、この間渡してくれた、『持ってると器用になれる』っていうお守り、あれもそのタリスマンな訳?」
その通りだ。正確には『器用になる』ではなく『技量を高める』効果だが。
「…………………ねぇ、私、あれ持ってる時『何だか器用になったな〜』って思ってたんだけど………」
「……ありゃ」
「ん、これは……」
「思い込み?」
「"プラシーボ効果……ってコト……!?"」
「わ……ワァ……」
『せ、セリカちゃんが泣いてしまいました!?』
『手持ち大砲』
どうしても自らの手で大砲を撃ちたい、そんな浪漫を求めたある天才達の作品
キヴォトス人の膂力を以てしても無視出来ない程の反動、馬鹿げたスタミナ消費、そして弾の携行性の悪さにより、とうとう実践には使われなかった
だが、絶望的な大敵に対するならば…
『戦技なし』専用戦技『自爆』
武器に付いている赤いボタンを押下し、武器を爆破する戦技
爆発は自身を巻き込み周囲を攻撃する(使用後に武器は失われる)
曰く、『自爆とは浪漫である』
もしも主人公がやって来たのが、原作開始前(アビドス編が始まる前)のゲヘナだったら?
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全部書いて♡