飲まなきゃやってられんわ、こんな教室。   作:ケツマン

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感想返信遅れて申し訳御座居ません。明日には返せるかと思います。
この作品には出せないかもですが森下ちゃん気になりますね。あと作者の推しは茶柱です。オッサンからは嫌われていますが。


やっぱりエロの力は偉大ってわけよ。

 

 

 

「おはよう山内!」

 

「おはよう池!」

 

 

 いつも通りの時間に登校するとテカテカとした満面の笑みで馬鹿二人が挨拶をしあっていた。

 入学してから一週間以上は経った今、生徒達各々のキャラクターが把握できて来た頃合いでもある。

 俗に言う、一軍や二軍。陽キャや陰キャ。そこまで差別的に分かれているわけでは無いにしろ、イツメンだとか仲良しグループというものは確立されつつあった。

 

 今騒いでいる男子二人もそうだ。『池 寛治』に『山内 春樹』。ここに遅刻常習犯で赤毛のチンピラ『須藤 建』を足せばDクラスの三バカトリオの完成だ。

 名前の通り、不良品揃いの中で特に授業態度が悪くて品性が無い。常に遅刻ギリギリである彼らが何でこんな朝早くから登校し、こうして馬鹿騒ぎしているのか。

 まあ、その理由は予想以上に馬鹿馬鹿しいものだったのだが。

 

 

「いやぁー授業が楽しみ過ぎて目が冴えちゃってさー」

 

「なはは。この学校は最高だよな、まさかこの時期から水泳があるなんてさ‼︎ 水泳って言ったら女の子‼︎ 女の子と言えばスク水だよな‼︎」

 

 

 ニヤニヤ。よりもニチャニチャ。とでも言うべきか。そんな肉欲と喜悦を綯い交ぜにしたような、非常に気色の悪い笑みを浮かべながら教室中に響く大声で語った内容通り。

 要するに、この二人は女子の水着姿と肌の露出を堂々と眺められるサービスタイムの到来に現在進行系で浮かれている様子だ。

 まあ、否定はしない。健全な男性。しかも思春期や青年期の真っ只中にある男子高校生は異性への関心が強まる事は自然だし、言葉を選ばなければ、精子脳とでも比喩される程に性欲に正直になる傾向は強い。

 

 特にこのクラス……と言うよりも『よう実』世界に登場する女子は皆、一様に容姿に優れている。

 作中で自身の容姿が劣っているのでは。と櫛田に相談していた『篠原 さつき』ですら現実世界と比較すると、画面越しにかつて見ていたアイドルや女優と遜色ない美貌の持ち主。

 そんな美少女達の水着姿を間近で見れるのだ。池や山口だけでは無い。クラス中の男子が沸き立ち、続々と猥談に参加するのも、理解は出来る。

 

 とは言え、だ。段々と朝のホームルームの時間が迫りつつある今、教室の中には当然のごとく女性陣も揃いつつあるわけで。

 

 

「マジでキモい……この学校めちゃくちゃ敷地広いんだから男女で別けてくれればいいのに」

 

「サイテー。私は授業サボろっかなー」

 

「ウチのクラスの男子って平田君以外、ハズレばっかだよね」

 

「特にあの馬鹿二人。よくこの学校入れたよね」

 

 

 まあ、そりゃそうなるよな。としか言えない反応である。色欲に支配された男子高校生達のあまりの醜態に女子一同は非難轟々だ。

 そりゃ彼女達からして見れば、出会ってから間もない上に、好きでも無い複数の異性から堂々と視姦されて面白いはずも無い。

 『軽井沢』がリーダーとなりつつある声の大きいギャルグループを筆頭に、数々の女子グループが池達を中心とした破廉恥な男子集団に白い目を向けながら文句タラタラだ。

 

 

「おーい博士ー。ちょっと来てくれよー」

 

「フフッ、呼んだ?」

 

 

 俺は新たな登場人物の気配に読んでいた本から顔を上げて、チラリと声のした方に一瞬だけ目を向ける。そこには池と山内以外に眼鏡をかけた小太りの男子生徒の姿があった。

 

 博士の渾名で親しまれている彼の名前は確か外村……『外村 秀雄』だった気がする。

 実質は名のあるモブというレベルでしか原作での登場回数が少ない彼は、見た目通りのオタク趣味。確か機械に強くてタイピング速度が自慢という中々にキャラが立った存在だった筈だ。

 1年生編、最後の特別試験『選抜種目試験』でタイピング技能で出場して勝利をもぎ取ったシーンが印象的である。

 最も、俺の原作知識は1年生編まで。原作で言う11巻あたりまでしか知らないので、2年生編以降で彼がもっと活躍するシーンがあるのかも知れない。

 

 

「博士、女子の水着姿ちゃんと記録してくれよ?」

 

「任せてくだされ。体調不良で授業を見学する予定ンゴ」

 

 

 まあ、彼の将来に輝かしい活躍の場が待っていたとしても。結局、入学直後の現在は堂々と盗撮を宣言する性犯罪者予備軍である不良品の一員でしかないのだが。

 

 

「記録? おい池、何させるつもりだよ」

 

「博士にクラスの女子のおっぱい大きい子ランキングを作ってもらうんだよ。あわよくば携帯で画像撮影とかもなっ」

 

「……おいおい」

 

 

 思い出した。これは原作でも有名なおっぱい賭博のシーンだ。Dクラスに配属された男子生徒達の幼稚さと品性の無さを強調するある種のイベントともいえる。

 それにしても入学して半月も経たない内に堂々と盗撮行為を企み、あまつさえ女子のバストサイズを賭けの対象にしようとする池達の度胸には、果たして感心すべきか呆れるべきか。

 きっと彼らはあくまで遊びの延長。単なる悪ふざけの一環として盛り上がっているだけで、自身が犯罪行為に加担している自覚など無いのだろう。

 

「……無理。私、今日の授業休む」

 

「サイテー」

 

「みんな死ねばいいのに」

 

 

 だからこそ、こうして嫌悪を通り越して殺意にまで昇華した女子達の負の感情に気が付かないのだろう。

 そんな彼女達をどうにか宥め落ち着かせようと、女子ウケ抜群のイケメン『平田』や、既に男女問わずクラス中の生徒達からの信頼を得ている『櫛田』がフォローに回っている。

 全く、朝っぱらからご苦労な事だ。

 

 

「おーい、綾小路ー」

 

「な、なんだよ」

 

 

 あ、綾小路が呼ばれた。本を読むフリしながら聞き耳を立てている俺からは、当然の事ながら彼の表情は見えない。が、きっと内心では男子グループの輪に入れて貰ってホッとしている事だろう。

 

 

「実は今俺たち、女子の胸の大きさで賭けようってことになってんだけどさ」

 

「オッズ表もあるやで」

 

 

 名前だけがホワイトでブラック極まり無い施設に監禁されていた悲惨な青年こそが、この『ようこそ実力至上主義の教室へ』の世界の主人公『綾小路 清隆』だ。

 辛い過去を持つのはラノベの主人公としては割と有りがちな設定なのかも知れないが、彼の場合はジャンルが現代物にも関わらず、非常を通り越して異常に重い過去を持っている。

 せめて僅かな間でも普通の男子高校生としての青春を精一杯、楽しんで欲しいものだ。

 

 

「えーっと……じゃあ参加しようかな」

 

「お! やろうぜやろうぜ!」

 

 

 尤も、茶柱から脅されて機械化が進むまでの。本当に僅かな期間でしか無いのだろうけど。

 前世から好んでいた団鬼六の著作『監禁』を読みながら、俺はそんな皮肉めいた妄想に耽っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現代物とは言えラノベの世界だから。そう考えて細かいところをスルーしていたが、いざ現実になると違和感を感じる事というのは結構多い。

 まあそれこそ此処、『東京都高度育成高等学校』の存在や綾小路の出身地? である『ホワイトルーム』なんてツッコミ所のオンパレードではあるのだが、それはもう、そういう世界なのだから。と半ば強引に自己暗示をかけてでも納得しなければならない。

 

 俺が気になるのはもう少し細かいところと言うか、小さな違和感だ。

 例えば髪の毛。原作では綾小路の一人称で須藤の赤毛を指して『髪を赤く染めた』と言う描写がある。つまり地毛は普通に黒髪なんだろうな。と予想出来る。

 だがDクラスの生徒をチラと観察すると、まるでアニメの世界(確かこの作品はアニメ化していたからあながち間違いでも無いのかも知れないが)に紛れ込んだような色とりどりで目が回りそうなくらいカラフルな髪色の生徒達が沢山ある。

 

 

「……ちょっと、何とか言いなさいよ」

 

 

 唯我独尊自遊人『高円寺』はギラギラと力強い輝きを放つブロンドだし、将来的に綾小路グループを形成する巨乳の『長谷部』は青みの強い瑠璃色。

 グラビアアイドルの仮面を持つ人気ヒロイン『佐倉』に至ってはなんとピンク色である。

 しかも困った事に男女共に顔面偏差値の平均が非常に高い事も相まってか、そのエキセントリックかつカラフルな髪色に全く違和感を感じないのだ。

 

 

 

「ねえ、あんたが言ったから、わざわざこんな格好してあげたんだからね? 聞いてるの?」 

 

 

 この学校に入学してから一番長い付き合いである神室の髪色はちょっと暗めの紫。ついでに言うなら瞳も同色。

 にも関わらずその日本人離れを通り越して人間離れした色彩に違和感を抱けないのは、やはりここが二次元の世界という証なのだろうか。

 

 自室にてそんな思考に沈んでいた俺の意識を引っ張り上げてくれたのは、やはり親愛なるミス・ヴァイオレットである神室の声だった。

 

 

「ん? いやぁ、ごめんよ神室くん。想像以上に破壊力高くてさ。とってもイイよ、いやマジで」

 

「………あっそ」

 

 

 慣れない格好が気恥ずかしいのだろう、仄かに顔を赤くして分かりやすくそっぽを向いた神室の姿は、見慣れた制服姿の筈だと言うのにいつもと大きく様子が違った。

 

 高育生徒のトレードマークとも言える真っ赤なブレザーはカーディガンのように袖を腰元に結ばれており、上半身は白いカッターシャツ一枚だ。

 その胸元に本来留められている筈の紺色のスクールリボンの姿は無く、胸元は大胆にも第三ボタンまで開かれているせいで彼女の女子高生離れした豊乳の谷間がくっきりと見える。

 おまけに彼女の蠱惑的な媚肉の果実は妖艷な下着で彩られており、白いシャツの向こう側から薄紫の下地に絡みつくような至極色のレースが施されたブラジャーが透けて見えるのだ。

 

 

「いやー何ていうか……うんアレだよ」

 

「何よ?」

 

「言葉を選ばずに言うならば、うん」

 

 

 学校指定のホワイトスカートは唯でさえ丈が短いと言うのに、恐らく内側で折ったせいだろう。

 むき出しの太腿があまりにも眩しい。ヒップラインからの柔らかな肉付きは思わず噛みつきたくなる程に官能的だ。

 

 

「エロいね。マジで」

 

「だから! あんたがヤレって言ったんでしょうが……!!」

 

 

 顔を真っ赤にして小声で怒鳴る神室の器用さに感心しながらも俺は高ぶる煩悩を抑えながら、彼女の服装を品評していく。

 シャツのボタンがガバ空きなのは大変眼福だが、ド派手な透けブラだけで視線誘導は十分にこなせる筈だ。開けるにしても第二ボタンまでで、十分。

 スカートに至っては少し大胆過ぎる。この丈の短さでは、ふとした拍子に下着が見えてしまうだろう。仮にスパッツやペチパンツと言った、いわゆる見せパンを履いていたとしても見知らぬ男に見られるのは彼女も面白くは無いだろう。

 あと、何というか。個人的に俺も面白くない。いや、独占欲とかじゃ無いんだけど。何となく……ね?

 

 

「茶柱スタイルはちょっと刺激強すぎるからシャツの第三ボタンは留めちゃって大丈夫。あとスカート丈はもう少し長めでオッケー。あまりにも露骨過ぎると狙いがバレちゃうからね」

 

「……はいはい。言う通りにするってば。それにしても茶柱スタイルって」

 

「分かりやすい表現だろー。あの人いっつも胸元パッかーって露出してるし。ついつい見ちゃうから文句言えないけど」

 

「見てるのかよ」

 

 

 

 俺の言葉にいそいそと服装を整える神室の頬は未だに赤い。

 それにしてもどちらかと言えば気品のある美しさを誇る彼女が、だらしなさを強調するような、あえて下品な格好をするとそのギャップにクラッと来てしまう。それ程までにギャル神室は破壊力抜群だった。

 個人的には赤いブレザーの代わりにクリーム色のカーディガンを。黒いソックスの代わりに真っ白でダルダルなルーズソックスを履いてくれたら言うこと無しである。

 

 

「……あんたも、ああいう女が好きなの? もしかしてフケ専?」

 

「フケ専って茶柱先生に失礼でしょ、まだ三十前後だろうに。まあ、確かに彼女の見た目はねぇ。スタイルも抜群だし、顔も美人だから、そりゃ魅力的だとは思う」

 

「……ふん」

 

 

 どこか不機嫌そうな神室のそんな言葉に、俺は毎日顔を合わせる担任教師の姿を思い浮かべた。

 確かに彼女は美しい。見た目だけなら最高の女性だと言える。きっと年上好きの高円寺も同意する事だろう。

 

 

「まぁ、でも教師の時点で無しだな。無し。絶対に無し。死んでも無し。むしろ殺す」

 

「いや、態度急変し過ぎでしょ。そんなに嫌いなの?」

 

 

 何やら神室が若干引いている様子だが、原作知識がある俺からすると高校時代の失敗を三十近くまで引き摺った上に、退学を盾にして教え子を脅迫する人格破綻者の相手などしたくない。そんじょそこらのメンヘラ女よりも地雷だ。

 そもそも教職についている人間はハリソン少年のトラウマど真ん中である。

 

 

「まあ茶柱云々よりも、女教師の時点で……ね? ほら、不登校案件で」

 

「……色恋沙汰で揉めたの?」

 

「揉めた。で済めば良かったんだけどなぁ」

 

 

 縄で縛られ包丁を突き付けられ、マジキチスマイルのまま約一週間の耐久逆レイプである。

 いくら相手が初恋の女性とは言え、ハリソン少年がどんな心境に陥ったかは言うまでも無いだろう。

 と言うか、今改めて記憶を掘り下げると『先生』の容姿は何処と無く茶柱と似た部分がある。

 ……これ、もしかしてオッサンが憑依してなかったらハリソン少年は色々な意味で詰んでたんじゃないか?

 

 

「……まあ、アレだ。メンヘラ恐い。ショタコン恐いって事で。今度、酒飲んでる時にでも話すよ」

 

「ふぅん、あっそ。まあ、別に……無理にとは言わないけど」

 

「まあ、俺が聴いて欲しいのさ。親しい人には、色々と話したくなっちゃう性分なのよね、俺って」

 

「なら、聞いてあげる。仕方なく、ね」

 

 

 

 居心地悪気に顔を反らした神室は何となく、ハリソン少年の過去の傷を察してしまったのだろう。好奇心がうずうずと刺激されているだろうに、無理やり聞き出そうとしない辺り、優しい娘である。

 とは言え、何だか微妙な空気になってしまったが、まあ仕方無い。端末で時間を確認すると、そろそろ良い時間だ。

 

 

「さて!! 気を取り直していよいよお金儲けのお時間だよ神室くん!! 念の為に確認するがルールは問題無いかい?」

 

「一応、あんたの勧めて来たアプリのゲームで何度も練習したからルールとか簡単な役作りなら大丈夫。多分、計算は無理だけど」

 

「そこまで出来れば充分だよ神室くぅん。言葉は悪いが相手方は想像以上に弱っちい奴らばかりだったから、君は基本的にひたすら河を見ながらベタ降りで逃げ続ければイイだけさ」

 

 

 入学してから二週目に突入した現在は木曜日。

 何だかんだで神室と二人して行動するのが日常と化していた高校生活だが、ここ三日間。俺は放課後に単独行動を取ってとある部活に下見に行っていたのだ。

 ……まあ結局、夕飯は二人一緒に俺の部屋で共にしてるので、あまり離れていた感覚は無いのだが。

 ちなみに昨晩の献立はロールキャベツと鯖の塩焼き、回鍋肉と相変わらず節操無しのメニューである。

 

 

「大勝ちして来たって事? なら寧ろ私なんて要らないんじゃないの?」

 

「いやぁ? しっかりとボロ負けして来たさ。三日間で約八万ポイントは損してるねー」

 

「はぁ!? それじゃ矛盾して……⁉ いや……もしかして、態と?」

 

「そういう事だよ神室くぅん。今頃先輩方は俺の事をネギ背負った鴨のように舐め腐っている頃だろうね。奇襲って言うのは相手が油断している時が最も効果的なのだよ」

 

 

 今回、神室を同行させる理由は『そろそろ賭けるお金が無くなって来たから、お金を持っている友達を連れて来る』というもの。

 先輩方はDクラスで負け続けている俺の事を

完璧に見下しているし、連れて来る友人も『隣の席で仲良くなった人』と称しているので、勝手にDクラスな不良品仲間を連れて来ると勘違いしている事だろう。

 別に俺は嘘はついていない。『バスの席で』隣合った事が縁の切っ掛けだったのは本当の事なのだから。

 

 

「じゃあ、余裕綽々で油断しているお馬鹿さん達を神室くんの艶姿で更に骨抜きにして、大金掻っ攫ってやろうじゃないの。いざ出陣! ってねぇ」

 

「はいはい。まあ、あんたが負ける姿は想像出来ないし。大人しくついて行くわよ」

 

「任せたまえ神室くん! 今夜はワインで祝杯と行こうじゃないか! 仕込みは昨日の内に完了しているからね!」

 

「あんた本当にアル中ね」

 

 

 

 神室とそんな軽口を叩きながら自室を飛び出した俺達が向かうのは、とある部室だ。

 奇しくも、その部室で行われている遊戯は前世の俺にとって、演劇と同じ位にのめり込んだライフワークと言っても過言では無い代物だった。

 これは決して大袈裟な表現では無い。俺は転職を二回経験しているのだが、風俗巡りで散財し易い俺は、どうしても就職活動中に生活資金に不安を覚える期間が出来る。

 そんな時、俺は自身の運と腕を頼りに『代打ち』として食い扶持を稼いでいたのだから。

 

 

「さーてと。お仕事お仕事」

 

「改めて考えるとギャンブルが仕事代わりって狂ってるわね」

 

「飲む・打つ・買うの三拍子は昭和の男の嗜みなのだよ神室くぅん」

 

「いや今、令和だから。あと買うって何を買うつもりよ」

 

「あー……言葉の綾だから、お気になさらずで頼むよ」

 

「後で詳しく聞かせてもらうから」

 

 

 散々と引っ張ってしまったから結論を述べよう。

 今から向かうのは博打打ちの鉄火場。競馬、パチスロと共に最も日本人に親しまれている合法的な賭博場。

 

 

『麻雀部』の部室である。

 

 

 

 

 




感想、高評価ありがとうございます!!もっと欲しいの!!

あと日間ランキング常連になりつつあります。
読者の皆様、本当にありがとうございます。

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