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BPO、討議入りせず NHK戦後80年ドラマ

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NHK

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 NHKが8月に放送した戦後80年関連のドラマを巡り、登場人物のモデルになった軍人の遺族が、史実を歪曲(わいきょく)されたなどと抗議していた問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は17日までに、討議入りしないことを決めた。

NHK戦争ドラマは「歴史歪曲」 モデルの遺族、BPO申し立てへ

 番組は、日米開戦前に設置された総力戦研究所に関するドラマとドキュメンタリーで構成した「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」。ドラマ内で、遺族の祖父に当たる研究所長は若手エリートが出した「日本必敗」の結論を覆す人物として描かれた。実際には自由闊達(かったつ)な議論を奨励したとされる。

 BPOの議事概要によると、委員会は「ドラマであることを理由にいかなる番組を制作しても良いとはいえない」とした上で、当該番組は「ドラマ制作として放送倫理上問題の疑いがあるとまではいえない」と指摘。テロップでフィクションであることを明示していることなどから「視聴者に誤解が生じることはない」と結論付けた。

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