NHK会見 遺族抗議の戦争ドラマ「シミュレーション」 稲葉会長「史実と異なる脚色。NHKらしくない」と言及
2025年9月17日 17時42分
NHKの定例会長会見が17日、東京・渋谷の同局で行われた。NHKスペシャルの戦争ドラマ「シミュレーション」で作中に登場している人物の遺族が内容について抗議した件について、稲葉延雄会長が見解を示した。ドラマを見たという稲葉会長は「フィクションと明示してありましたが率直に言って、ドラマを面白くするために史実と異なる脚色をしたのではないかと指摘されてもいたしかたない面はあったのでは、と感じました」とし、「今回のようなさまざまな意見が出るような演出というのは、たとえドラマであってもNHKらしくなかったと受け止めています」と話した。
ドラマは猪瀬直樹氏の「昭和16年夏の敗戦」が原案で8月16日と17日に放送された。実在した「総力戦研究所」を舞台に、日本中から集められた若きエリートが、模擬内閣を作り、日本が米国と戦った場合のあらゆる可能性をシミュレートしていくという内容だった。
放送では、ドラマはフィクションと明記していたものの、ドラマに登場した総力戦研究所の初代所長・飯村穣中将の孫が「祖父の人格を毀損(きそん)した」と抗議していた。
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