ニセコ「外国人共同住宅」、開発許可の北海道知事が国に注文「共生のあり方示すべき」
北海道の鈴木直道知事は17日の定例記者会見で、倶知安町の農地を転用し、外国人労働者らを対象にした共同住宅の建設計画について、「道として町農業委員会の意見を踏まえ、農地法の許可基準に適合するとして許可した。さまざまな声はあるが、町と連携して不安払拭に努めたい」と述べた。 【写真】外国人労働者ら最大1200人規模の共同住宅の建設予定地 鈴木知事は冬季の労働力確保と地域の安全確保の観点から「宿舎をコンパクトに建設する必要がある」と指摘。一方で「外国人との共生については市町村、都道府県レベルの対応に限界があることは事実。国として(外国人)受け入れの全体のあり方や考え方を示してほしい」と注文もつけた。