であるりん

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であるりん
@dearurin
YouTubeで日本の歴史上の人物をネタにしたアニメ動画を投稿しています
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であるりん’s posts

明治政府って下級中級藩士出身の維新官僚が江戸時代に強大な権力を持っていた大名たちの権力を奪ったのですが、中央集権化を進めつつ「大名は知藩事を経て華族」という実権の無い名誉職につかせた「邪魔者を排除ではなく無害化」する過程は本当によく成功したなと驚きですね
多くの人がイメージする武士道って正々堂々としてて卑怯な事をしないって感じのようですが、これは江戸時代以降の平和な世に作られた「戦わない武士」の価値観です 戦国時代の武士は、騙し打ち、不意討ち、虚報、和議破り、勝つ為ならどんな卑怯な事でもやりますよ。それが戦う武士です
参政党の歴史アドバイザーの方が「織田信長は実は本能寺の変後も生きていて海外に渡り活躍していた」と主張していますが、こういうの本気で信じている人が結構いるんですかね? 織田信長はタイムマシンで現代に来てますよ?
武田信玄は若い頃うつけのフリをしており父親である信虎は弟の信繁に家を継がせようとした という話が甲陽軍鑑に書かれています。甲陽軍鑑の物語部分は信憑性が低いですが、織田信長にも同様の話があるように、優秀な人はバカなフリをするという価値観があったんですね
明治時代初期、新政府が「賊軍慰霊禁止令」を出し旧幕府軍戦没者の慰霊を禁じていました しかしヤクザが「国の為に戦って死んだ者を区別するのは任侠道に反する」と違法に旧幕府軍戦死者の慰霊や記録をします この頃のヤクザのおかげで残ってる歴史史料もあります。でも今のヤクザはダメですね!
織田信長が黒田官兵衛を裏切ったと誤解し、嫡子・松寿丸(のちの黒田長政)を処刑させようとしたというコメントが何件もありますが この話は一次資料では確認できません。後世に竹中家や黒田家で書かれた信憑性の怪しい回想資料に出てくる話です
私は勝つために、あらゆる手段を尽くす武士が好きですけど、何があっても卑怯な事をしちゃいけないという綺麗事が好きな人の方が多いんですかね?
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であるりん
@dearurin
多くの人がイメージする武士道って正々堂々としてて卑怯な事をしないって感じのようですが、これは江戸時代以降の平和な世に作られた「戦わない武士」の価値観です 戦国時代の武士は、騙し打ち、不意討ち、虚報、和議破り、勝つ為ならどんな卑怯な事でもやりますよ。それが戦う武士です
戦前は学校教育で日本神話を教えて日本を神の国と教えていました。一方で内務省神社局から 「神話を事実かのように語るのは危うい、進化論などの知識のある人は信じない。誇張した日本礼賛も外国人から見れば単なる妄想に映る」 という意見も出ています。神社局ですら危ないと思ってたんですね
戦国時代に大坂(現代の大阪)は日本一の土地であると言われました その理由は奈良、堺、京都に近く、港は大坂の町の入口にあって交通の便がよく、周囲には大きな川がいくつも流れている事で、日本各地はもちろん、南蛮の船も出入りして世界中の物が集まる巨大な経済力があったからです
An anime character with red hair, wearing a gray dress, white shirt, and black knee-high socks, standing in front of a large "OSAKA" sign with flowers. The character has flower hair accessories and is posing with one hand near the face. A tall building and city skyline are visible in the background, with lights and greenery around the sign.
豊臣秀吉は伴天連追放令でキリスト教の宣教師を日本から追放しましたが、その際に帰国費用が無い場合は援助する旨を通達しており、更に「宣教師に危害を加える者がいれば処罰するように」と命令もしています 秀吉は追放する相手に対しても経済援助や身の安全の保護をしていたんですね
桶狭間の戦いで信長に敗れて没落した今川家ですが、徳川家康が今川氏真を助けて江戸時代今川家は高家として生き残ります そして幕末、薩長が徳川家を滅ぼそうとしている時に今川家当主今川範叙が朝廷に徳川の助命嘆願をする事で徳川を助けます 250年越しの今川の恩返しですね!
戦国時代に日本の大名が黒人奴隷を使っていたと主張している方がいるようですが、いい大学の先生でも頭のおかしい歴史を主張する人は沢山います T大の教授だっておかしな説主張してる人います 弥助なんてほとんど史料残ってなくて信長が引き取ったくらいしかわかりません
江戸時代に名君と言われた尾張藩第7代藩主、徳川宗春は 心身の在り方を忘れ学問だけに偏ってしまうと、口ばかり達者になり、あらゆることに理屈をこねて人を批判したり馬鹿にしたりする付き合いにくい者になってしまう と政道書に書いています。大切なのは心ですね☺
夫婦別姓議論で「昔の日本はそもそも庶民は苗字がなかった」という主張をみたのですが、江戸時代に庶民による「公称」が禁止されただけで、私的な場で苗字を名乗る人はいましたし 戦国時代になれば大工や商人や町人だって苗字が記録に残ってる人います 昔の日本は庶民に苗字が無かった訳ではないです
伊勢神宮では20年毎に神体を移す儀式が行われていますが戦国時代は費用がなく120年以上実施できていませんでした 伊勢神宮は信長に支援を求め信長が「いくら必要か」と聞いたところ「千貫あれば残りはお布施で賄うと」言われ 信長は「民に迷惑をかけてはいけない」と全額の三千貫以上を出しました
織田信長も武田信玄も成功の裏には多くの失敗があります 現代の政治家だって成功する事もあれば失敗する事もあります。支持しているからといって全てを肯定しないで、この部分は間違っていないか?と考える事も大切ですね 全てを肯定したら支持じゃなくて信仰です
コメントでリンの声をAI音声だと誤解されてる方がたまにいますけど私が声を録音してるのです そんなAIっぽいですかね?
奈良の鹿は現在でも有名ですが、戦国時代に信長配下の武将、松永久秀が謀反を起こして現在の奈良県にいた時に信長の嫡男織田信忠が兜に「鹿のツノの飾り」をつけて松永久秀を攻め勝利しています この様子を見た当時の人々は、鹿を神の使いとする奈良の春日明神の加護だと話しました
The image depicts a stylized, cartoonish representation of a historical figure, likely Oda Nobunaga's son, Oda Nobutada, riding a deer. The figure is wearing traditional Japanese armor with a helmet adorned with deer antlers, which is a reference to the historical event mentioned in the post text. The background is a solid maroon color, emphasizing the character and the deer. The post text explains that during the Sengoku period, Oda Nobutada wore a helmet with deer antler decorations when he attacked Matsunaga Hisahide, a rebellious general under Nobunaga, in what is now Nara Prefecture. This event was interpreted by contemporaries as a sign of divine protection from the Kasuga deity, who is associated with deer in Nara.
織田信長は悪い事をした人が謝罪の為に献上してきた黄金等は「手元に置いておくのが気持ち悪い」と言ってすぐに配下の武将に配ったり、民が便利になる橋を架けるための公共工事の資金に使わせていました 悪人が稼いだ汚い金を持ってたら自分まで汚れそうな気がしたんですかね☺
私の事を左翼だとか反日的だと思っている方のコメントがありますが、自宅に日本第一の神符を飾るくらい日本人は日本を第一に考えるべきだと思ってますよ! 「日本第一」って日本語で言いましょうよ!
The image depicts a detailed black-and-white illustration of a traditional Japanese talisman or god symbol, featuring stylized, symmetrical designs resembling mythical creatures or spirits, with a central emblem of a black bird (possibly a raven or phoenix) and red circular text reading "日本第一" (Japan First). The design includes intricate patterns and shapes, likely representing a Shinto or cultural artifact, displayed prominently. The post text by であるりん (@dearurin) on X explains that this is a "神符" (divine symbol) displayed in their home, emphasizing national pride and a call to prioritize Japan, countering claims of being anti-Japanese. A profile picture of an anime-style character with a red cap is visible in the top-left corner, indicating the post\'s origin on X, with no platform watermarks like Instagram or TikTok.
私の過去の動画でも少し触れていますが、鎖国をしたのは徳川家康の子や孫の時代で、家康は逆に海外とどんどん貿易して開かれた国を作ろうとしていました 家康は当時の列強国であるオランダとスペインの戦いにも関与しています youtu.be/7Y3q6ZO4cso
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月见炒饭主席(公式)
@Izuminnaga10
Replying to @dearurin
🦝「参政党が『徳川家康は西洋のグローバリズムから日本を護った人物です。』と言っておるようだが儂はむしろ海外貿易してたんだが」
昔の日本では神道の考えで「神様へのお供え物は皆で分け合って食べる事で神の恩恵を共有する」という考えがあり、お供え物を子供が盗んで食べる事が許容されていました 地域によっては「お供え物が盗まれると豊作になる」といわれている事もあったほどです 分け合う精神ですね☺
織田信長は国を治める家臣に 「兵糧は五年分でも十年分でも備蓄しておけるように工夫する必要がある」 と命令しています。その後には 「私欲を避け、正当な税を課して、政治を行うよう心掛けよ」 と続きます。私欲を避けて常に有事に備えておくのが大切なんですね☺
日本は現代でも連帯責任を取らされる事がありますが、戦国時代はこの連帯責任が超厳しい時代です 犯罪を犯した者の親族はもちろん、家を貸していた大家、近所の人まで責任を追及されました 信長はこの連帯責任制度をやめようと安土城下に咎人の家主や同居人は罪に問わない法を発しました
江藤農水大臣が米の価格高騰の原因ついて「先物取引が解禁された事による投機的な買い占め要因」に言及されていました これが事実かはともかく、江戸時代にも1730年に帳合米取引という「米の先物取引」が解禁されたところ米の価格の高騰が起こっています 歴史は繰り返してるんですかね
戦国時代にも体の不自由な人に対する福祉制度があり検校(けんぎょう)と呼ばれる盲目の人にだけ与えれる官職がありました しかし目が見えるのに盲目のフリをして検校になるような悪い人もおり、信長はそのような福祉制度を悪用する人も取り締まっています
豊臣秀吉は信長の家臣だった頃から自軍にたいして ‣行軍途中に略奪や地域住民への乱暴を行った者は即座に斬首せよ ・住民を脅して品物を安く買った者は成敗せよ ・現地で食料調達の必要がある時は百姓に事情を説明して譲り受ける事 等、略奪行為を厳しく禁止していました。信長から学んだんですね☺
私の動画で使っている「諏方勝頼」という字幕に対して 「『諏訪』が正しいですよ」 というコメントがありましたが、当時の書状や家系図では「諏方」の字が使われていたので人名については諏方で統一しています wikipediaをソースに人の間違いを指摘するのはやめましょう☺
昔から 「過ちを犯したなら、それを改めることをためらってはならぬ。過ちを犯しても改めないことこそ真の過ちである」(甲陽軍鑑) と言われています。誰だって間違える事はあるので素直に自分の間違いを認められる器が大切なんですね
戦国武将、前田利家は言いました 「合戦で一万と三千が戦った時、大将が優秀なら三千の方が勝つことも多い。少人数の兵は『もはや生きるか死ぬか二つに一つ』と覚悟を決めて戦うからである。それに比べて大軍を率いる大将は油断しやすい。そこに勝敗の分かれ目があるのだ」