どういう意味?「玉木る」がSNSで急拡散!国民民主・玉木代表の“迷走(?)”を揶揄する新語誕生の背景
新語「玉木る」がネットで拡散
2025年10月、国民民主党代表の玉木雄一郎氏の政治行動を巡り、X(旧Twitter)上で「玉木る」というネットスラングが急速に広まり、大きな話題となっています。この言葉は、玉木氏の「ここぞという場面で判断を誤り、好機を逃す」行動パターンを象徴的に表現しており、主に政治関連の議論の中で急速に拡散しました。 【画像】「セクシー」「二番じゃだめなんですか?」まだまだあった!“ミーム化”した言葉たち
迷走(?)が生んだ新語:「地雷を踏むこと」
「玉木る」という言葉は、玉木氏の姓「玉木」に動詞化の「る」を付けたもので、Xユーザーによる即興的な造語とみられています。その意味を決定づけたのは、匿名まとめサイトで共有された以下の定義です。 “新語「玉木る」” 意味: いいとこまで行くけど、最後に丸見えの地雷を周りから注意されても踏むこと この言葉が誕生した背景には、2025年の自民党総裁選後の政局混乱が深く関わっています。当時、玉木氏は自民党の高市早苗新総裁との連立を模索する一方で、日本維新の会や立憲民主党との野党連携もにおわせる、いわゆる「両天秤」的な動きを繰り返していました。
公明党連携がトリガーに、過去の事例と重ねる声
特に、10月16日頃に発表された公明党との「政策面での連携強化」発言が、この言葉の拡散を加速させるトリガーとなりました。この連携は、一部支持層から「中国寄り」との誤解を招くことになり、支持離れを加速させたと指摘されています。 X上では、今回の行動が、2017年の山尾志桜里氏公認騒動や、2024年の不倫疑惑報道、YouTubeでの自民総裁選予測ミスといった過去の事例と重ねられ、「またか」という失望の声が噴出しました。このパターン化された行動こそが、「玉木る」という言葉に具体的な意味を持たせたのです。 10月16日頃に投稿が爆発的に増加し、翌17日には数万件の関連投稿が発生しています。自民党の少数与党化と野党再編という政治の転換期において、玉木氏が「キャスティングボート」を握る立場にあったため、その一挙手一投足が注目されたことも拡散の要因となっています。