『ご都合展開』『独自設定』タグを追加しました。
俺は『ご都合主義』に逃げるぞッ!読者様ーッ!!
『デコピン』(消費FP:0)
ホシノの右手に宿る戦技
力を込めた中指で、相手の額を思い切り弾く
その生徒は、凄まじい神秘を宿している
かつて、暁のホルスと呼ばれたほどに
人の姿のない、がらんとした住宅街。かつての栄華を、そしてその衰退を示すそれは、狭間の地でも多く見られるものだ。
その中を、まるで何かを探すようにあちこち駆け回る若年の男の姿があった。何を隠そう、あなたである。
無事にヘルメット団への追撃を終えたあなた達は、アビドス高校へ戻って来ていた。
「お帰りなさい、皆さん。お疲れ様でした」
「ただいま〜」
「アヤネちゃんも、オペレーターお疲れ」
「火急の事案だったカタカタヘルメット団の件が片付きましたね。これで一息つけそうです。」
「そうだね。これでやっと、重要な問題に集中できる」
「うん!先生のお陰だね、これで心置きなく全力で借金返済に取り掛かれるわ!ありがとう、先生!」
その事について、あなたには一つ提案があった。
『借金の返済に、先生の手を借りる』というものである。狭間の地での戦いにおいて、幾度となく遺灰や霊体を召喚して来たあなたは、難題に対してはとにかく頭数を揃えた方が良い事をよく知っていた。
「先生の手を借りる?うん、いいアイデアだねー。先生はそれでもいいかなー?」
「"うん、もちろんだよ。対策委員会の一員として、皆に協力するよ"」
「いいんですか!?ありがとうございます!まさかシャーレの協力を得られるなんて…!」
「うん、先生の力があれば百人力だね」
「……私は、」
「セリカちゃん?どうしたのさー?」
「私は、そんなの認めない!」
「"え?"」
「私達の問題は、今まで私達で何とかしてきたじゃん!それを、いきなり首を突っ込んで来た部外者の大人に手伝ってもらう!?そんなの私は認められない!私は、大人なんて信用できない!そもそも、どうして皆は先生の事をそんなに信用してるのよ!?」
「うーん、そうだねー、先生はさっき私達のことを助けてくれた訳だし…」
「ホシノ先輩の言う通りだよ。セリカ、先生は信頼できると思う。」
無論、彼がエビ好きだからだが。
それに、『いきなり首を突っ込んできた部外者』にはあなたも該当するように思える。
「それは…、あんたは別よ!もう既に一緒にバイトしてるんだし!」
「そうだよ〜、君はもうここの生徒なんだからさ〜」
「そうですよ。星見君さんの事を認めてなかったら、そもそもあなたの歓迎会なんてやっていませんし」
「安心して下さい!星見君はもう私達の『仲間』ですよ☆…もちろん、先生もです☆」
…驚くべき事に、彼女達にとってあなたは既に『仲間』として認められていたようだ。
……とても、喜ばしい限りである。
「……というか何よ!?あんたのそのエビ好きに対する謎の信用はいったい何なのよ!!?…もういい、とにかく私は先生なんて認めないから!」
そう言うと、セリカは肩を怒らせ教室から飛び出してしまった。後を追うと言うノノミ先輩に手分けして探そうと伝えて、あなたはアビドスの街へ駆け出した。
……以上が、あなたが現在アビドスの住宅街を駆け回っている理由である。
あなたがセリカを探し始めてから、どれ程の時間が経過しただろうか。
最初、あなたはセリカが訪れそうな場所───と言っても、あなたはその様な場所を柴関ラーメンしか知らないのだが───を探してみたが、彼女が見つかることは無かった。
かつて狭間の地を駆け回った旅人にして
即ち、『焦り』である。
「……ただいま」
「あっ、セリカちゃん!良かった、心配したんですよ?」
「う、ごめん。…少し、頭を冷やして来たの。……けど!先生の事認めた訳じゃ無いから!」
「"うん、そっか。それじゃあ、君にも認めて貰えるように頑張らないとね"」
「さーてと!おじさんはノノミちゃんと星見君に『セリカちゃんが帰って来た』って伝えなくっちゃな〜。……あれ?」
「あれ?そう言えば二人は?」
「"ああ、二人なら君を探しに外へ飛び出していったよ。後で、二人に謝っておくんだよ?"」
「……はい」
率直に言って、あなたは焦っていた。
とても焦っていた。
ものすごく焦っていた。
具体的に言うならば、マレニアが
人は焦ると余裕がなくなる生物であり、また余裕がなくなれば良くない事を考えてしまう生物でもある。
あなたの脳裏に、かつての知り合い達の、かつて共に肩を並べ戦った戦友達の、かつて世話になった人物達の最期がふと過ぎる。
───セリカは、無事だろうか。まだ、生きていてくれているだろうか。まだ、人で居てくれているだろうか。
「ホシノ先輩?どうしたの、そんな青い顔して」
「いや〜、ちょっと嫌なこと思い付いちゃって。……星見君って、スマホ持ってたっけ?」
「「「「……あっ」」」」
この教室が、間抜けな声で満たされたのはいつぶりか。
「ちょっと!どうすんのよ!?あいつ一人なんて危ないじゃない!……原因は私だけど…」
「ま、ままままだです!まだ慌てる様な時間ではありません!星見さんがノノミ先輩と一緒に行動しているかも…!!」
「うん、アヤネちゃんこそ落ち着こうね〜。取り敢えず、ノノミちゃんにかけるよ〜。……もしもし?ノノミちゃん?セリカちゃんが帰って来たよ〜。…うん、…うん。所で聞きたいんだけど、その、星見君っていまそっちにいる?…へ?いない?…うへ~、まじかぁ〜…」
「"…すぐに探しに行ってくる"」
「え?ちょっと、先生!?」
暫くあと。半ばセリカを効率よく探すため、半ば自身の内に芽生えた暗い考えから逃れるため、あなたはトレントに跨り、アビドスの廃墟を駆けていた。
と、そこに、聞き覚えのある声で、あなたの名が呼びかけられる。
「"お~い!お~い!星見く〜〜ん!?どこだーい!?どこに居るんだ〜い!?"」
この声は、我が
そう考えたあなたは、その声の方に駆け寄った。トレントから降りながら。
「"あっ、星見君!良かった、探したんだよ?…待って?今君馬みたいなのに乗って無かった?"」
探したんだよ。…探したんだよ?
おかしい。非常におかしい。あなたの記憶によれば、現在あなたは『探したんだよ』と言われる側ではなく『探したんだよ』と言う側の人間だった筈だが。
「"え?ああ、あの子が無事に見つかってね。君、スマホ持ってないんでしょ?連絡がつかないって、皆凄く心配してたよ?"」
迷子探しからただの迷子へ、高度な逆転劇を繰り広げたあなたを保護した先生は、対策委員会の面々に連絡を入れていた。
「"…送信、っと。それじゃ、帰ろっか、星見君。…え?聞きたい事がある?うん、良いよ!何かな?"」
あなたは先生に問いかけた。
狭間の地を、偉大なるエルデンリングを、黄金律を知っているか、と。
「狭間の地?エルデンリング?黄金律?うーん……アロナ?………そっか。ありがとう。ごめんね。先生、聞いたことも無いや…。狭間の地っていうのは、星見君の故郷なのかい?ヘイローが無いし、キヴォトスの外から来たんでしょ?どうやって来たの?」
あなたは目覚めたら砂漠で倒れていた事を伝えた。ちなみに、あなたはまだ狭間の地に帰る予定は無い。何故ならあなたは、まだ豚骨ラーメンを試していないのだから。
「へえ、ラーメンかあ。やっぱり塩が一番だよね~。…え?とてもそう思うって?…同志よ…!」
ありがたい事に、感想欄にていくつかのご意見を頂いたのでお答えします。
主人公のステ振りについて
精神力:30
持久力:20
筋力:16
技量:50
知力:70
信仰:50
神秘:20
_人人人人人人_
> 生命力:9 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
元ネタ:筆者の操作する褪せ人
壺大砲について
筆者とか言う人間の屑が狭間の地をガバガバ探索しかしてこなかったせいで、主人公はこの武器を持っていません。
……しかしこの先、ブラックマーケットがあるぞ
つまり、買い物が有効だ
祝福について
キヴォトスには祝福がありません。
ですので、安全な拠点の中(例えば学校の中など)であれば、魔法の記憶、戦技の付与、霊薬の配合などを実行できるものとします。
ただし、霊薬含めた聖杯瓶の補充はできません。
(『独自設定』のタグを追加しました。)
もしも主人公がやって来たのが、原作開始前(アビドス編が始まる前)のゲヘナだったら?
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給食部ルート
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美食研究会ルート
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温泉開発部ルート
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激長!便利屋ルート
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やっぱり激長!風紀委員会ルート
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全部書いて♡