師匠に送った詰将棋
幼い頃からお世話になっている将棋の先生がいます。毎年、先生には年賀状で自作の詰将棋を送るのが恒例でした。最初は5手詰くらいだったでしょうか。届くなりすぐに解答が帰ってきて、それが嬉しくて毎年送り続けました。
でも、あまりに早く解かれるので、だんだん「ちょっとは悩ませたい」という気持ちが出てきます。そこで19手詰を作ったものの、やはり即座に解かれてしまいました。生半可な作品では通用しないと痛感した私は、いっそう創作に没頭し、暇さえあれば毎日のように考え続けました。そんな日々を半年続け、ようやく完成したのが本作です。
正月まで待ちきれず先生に送ったところ、相当に悩んで下さいました。さらにお褒めの言葉も頂いたので、師匠にも挑んで頂きたいと年賀状でお送りしました。新年から69手詰に向き合う師匠の気分になって、ぜひお楽しみいただければ幸いです。
作意
12歩、同銀、42飛成、33桂、31竜、21銀、22銀、12玉、23銀、同玉、33竜、12玉、21銀不成、同玉、22歩、11玉、23桂、12玉、21銀、同角、11桂成、同玉、21歩成、同玉、54角、43桂、同角成、12玉、32竜、22金、34馬、11玉、23桂、同金、44馬、22角、12香、同玉、23竜、同玉、45馬、32玉、54馬、23玉、34金、12玉、23金打、11玉、22金、同玉、44馬、21玉、43角、12玉、23金、同玉、34角成、32玉、33馬右、31玉、53馬、21玉、31馬、同玉、42香成、21玉、32成香、12玉、22馬
まで69手詰
合駒や中合いを実現できたこと、超手数ながら玉は3×3以内でしか動いてないこと、詰め上がりも曲詰め?っぽいところが気に入っています。
これ以上の詰将棋を今後作れるか分からないですが、いつかまた創作も出来たらと思います。
ここまでご閲覧くださりありがとうございました。
齊藤 優希


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