DeNA、サヨナラ勝ちでファーストステージ突破 殊勲打の蝦名「もう最高」
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ(3試合制)は12日、セ、パ両リーグの第2戦が行われ、セはレギュラーシーズン2位のDeNAが3位巨人に延長十一回、7―6で逆転サヨナラ勝ちし、2連勝でファイナルステージ進出を決めた。 ◇ 逆境をものともしなかった。2度のビハインドをはね返し、DeNAが執念のサヨナラ勝ちで突破を決めた。4時間31分の激闘に決着をつけた蝦名は「いや、もう最高です。ベンチ全員で戦っていた。勝ててよかった」と声を張り上げた。 先発ジャクソンが崩れ、初回に5失点。苦しい幕開けも、「誰一人諦めていなかった。さあ行くぞ、という雰囲気があった」と三浦監督は振り返る。直後の攻撃、佐野の2ラン、石上の3ランで一挙5得点。流れを引き戻すと、ドラマは1点を勝ち越された後の延長十一回に待っていた。 2死から内野安打で出塁した石上が二盗に成功、林の左安打で同点とした。さらに代打度会が安打でつなぎ、2死一、三塁で打席に入った蝦名は落ち着いていた。ファウルで粘りながら、「一回冷静になって、力を抜いて最後に対応できた」と7球目のシュートを左前へ。8月からリードオフマンに定着した28歳を大歓声が包み込んだ。 弾みのつく2連勝で、王者阪神への挑戦権を勝ち取った。完全アウェーの甲子園にもひるむことはない。三浦監督は「全国のファンがパワーを送ってくれると思う。全員で戦っていきます」と必勝を誓った。(川峯千尋)