機関車工学:上巻(その211)付録:度量衡
付 録
【 度量衡 】
我国の度量衡は明治42年3月、法律第4号をもって公布せられたる基本による。その基本は度量は尺にして衡は貫なり。度量衡の原器は白金と「イリジウム」との合金製の棒及び分銅にして、その棒の面に記したる標線間の摂氏0.15度における長さ33分の10を尺とし、分銅の質量4分の15を貫と定めらる。
同法律第3条により定められたる度量衡の名称命位は、付録第1表に示すがごとし。
同法律第4条により定められたる「メートル」法度量衡の名称名位、及び比較は付録第2表に示すがごとし。
明治42年6月勅令第169号度量衡法施行令において定められたる鯨尺、及び「ヤード・ポンド」法度量衡の名称命位、及び比較は付録第3表に示すがごとし。
本書において記載せる度量衡は、皆な英国式の度量衡をもってせり。これ従来我が国鉄道技術上に慣用せられたると、外国における事実と比較するに便利なるとをもってなり。英国式度量衡の主なるものの名称名位は、付録第4表に示すがごとし。
英米は同文の国なりと言えども、その量衡に関して一部異なる所あり。すなわち英国式1「ガロン」はおよそ我が2升5合2勺に当れども、米国式1「ガロン」はおよそ我が2升1合に当り、米国式1「ガロン」は英国式1「ガロン」の6分の5なりとす。
また英国式1トンは2240ポンドなるに、米国式1トンは2000ポンドなり。故に普通英国式のトンを長トン(long ton)と称し、米国式のトンは短トン(short ton)と称す。しかして本書においては総て英国式によりたること前述のごとし。
付録第5表は主なる英国式度量衡と「メートル」法度量衡との比較表にして、英書より抜粋したるものに属す。
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