静岡・東富士演習場、国道越え射撃訓練に波紋 自衛隊に続き米軍計画
陸上自衛隊東富士演習場で国道を通行止めにして米軍が行う計画の高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の射撃訓練をめぐり、国と地元の協議が14日、御殿場市で開かれた。中谷元・防衛相が訪れて受け入れを求めたが、地元側は国の性急な進め方や負担増への懸念を表明。訓練への質問も相次ぎ、継続審議となった。
この日開かれたのは、演習場の「使用協定運用委員会」拡大会議。演習場を抱える御殿場市、裾野市、小山町の首長や、地権者団体代表ら約40人が防衛省幹部らと協議した。1959年に結ばれた協定の協議の場を、防衛庁時代も含め防衛トップが訪れたのは初めてという。
同演習場では、陸自が7日に長射程の多連装ロケットシステム(MLRS)の射撃訓練を初めて実施したばかり。演習場を通る国道469号の通行止めが必要で、地元は「今回限り」の条件をつけて認めた。しかし、防衛省は実施前の2日、同様の規制が必要な米軍の訓練の協議を依頼。地元は「住民無視」「余りに強引」などと反発していた。
協議に先立ち、中谷防衛相が…
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