もう少し具体化。品質保証とは組織経営戦略の一部として機能する活動です。
不具合や故障といったマクロな問題の解決だけでなく、『リスク予防』や『機会への取り組み』を、仕組みからアプローチし利益や損失を抑え顧客満足を上げていくという考え方。
例えば、『機会』として捉えられる事項(新技術の導入、市場の新しいニーズなど)を積極的に活用し、組織にとって良い結果をもたらす可能性を高めることができる。
リスク(悪い可能性)を回避するだけでなく、「機会(良い可能性)」を積極的に見つけ出し、それを実現するための活動を計画・実行することで、組織により大きな利益や成長をもたらすことを目指します。
機会は、「市場の新しいニーズ」「技術革新」「競合他社の撤退」「法規制の緩和」など、外部環境の様々な変化や自社の強みから見つけられる。
例えば、自動化を活用した外観検査システムの導入→人的ミスが激減、結果として検査工数を大幅に削減できるという『機会』に対し、経営戦略としてシステム導入の予算を確保し、導入運用計画を作成・実行するというアプローチが可能となる。
これにより、検査品質の向上とコストダウンという望ましい影響を増大させることができる。
このような仕組みからのアプローチを構築することで『御社はしっかりと未来を見据えて計画を立ててますね』という顧客からの信頼感や、計画を文書化しておくことで経営者の脳内物語ではなく、組織として具現化し従業員の行動まで落とし込まれる『仕組み』ができる。
仕組みが構築できれば、様々なリスクを防ぐ・問題を最小限にできる。
これが本来の品質保証の仕事です。
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品質さん
@chokyori_tsukin
品質保証と品質管理。この2つ、似ているようで全く違います。
品質管理(Quality Control)は「品質を作り込む活動」です。
つまり、製品やサービスの“ばらつき”を抑え、一定の品質を維持するための現場レベルの取り組み。
検査、測定、工程管理、作業標準化...
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