ろふまおに生活を壊されている
「ROF-MAO(ろふまお)」というグループをご存知だろうか。
「にじさんじ」の加賀美ハヤト・剣持刀也・不破湊・甲斐田晴の4名で結成されているユニットで、YouTubeにいろいろ動画をアップしているのですが……最近、この4人に生活を壊されているんですよ。
私は、普段あまりVTuberを見ない。一時期ちょっと見ていたこともあったけど、いわゆる「にじさんじ」や「ホロライブ」のような大手にはハマったことがなかった。でも、ろふまおには何かハマった。というか、ここ最近、仕事中とゲームやってる時以外はほとんどろふまおの動画を見てます。
自分でもよくわかりませんが、ここ最近は毎日見てます。自分でも怖いんですよ、気づいたら毎日こいつらの動画見てるんですよ! 彼らに出会うまでテレビ番組とかアニメとかいろいろ見てたはずなのに、もう最近ろふまおしか見てないんですよ!! これが生活の破壊でなくて何というのか!?
ということで、ちょっと日記的に「どういう流れでろふまおに生活を壊されていったのか」を書いていこうと思います。改めて整理すれば、私もなぜこんなことになってしまったのかを理解できるかもしれないから……そんな感じで、よろしくお願いします。
モンゴル
見始めたきっかけは、非常にシンプルかつミーハーで、「モンゴルの犬が話題になってたから」です。最近流行っているこの犬は一体なんなんだと思って行き着いたのが、ろふまおのモンゴル回でした。
だから、本当に深い理由もなく見始めてしまったのですが……そのモンゴル回が結構面白かったんですよね。そもそも「ろふまお」が何なのかもよくわかっていないけど、段々身体が平成のアイドル番組を見ていた平日22時くらいのテンションに戻っていく。
なんか、身体が若返っている気がするんですよ。
ろふまおは何も知らないくせに、「おー、これが友達が好きって言ってた加賀美ハヤトかあ!声かっけえ!!」みたいな、実家でアイドル番組を見ている姉ちゃんの横から適当にモノ言ってる男子中学生のころの自分に身体が戻ってしまう。そんな事実はないが、そういう記憶がある気がしてくる。
初めてモンゴル回を見た時の感想をひと言で言うなら、「カルチャーショック」だったんですよね。好き嫌いや興味の有無以前に、そもそも自分は「VTuberの番組を見る」ということが生活の選択肢に入っていなかった。
だから、こんなバラエティ的な番組があることもあまり知らなかったし、これが最新のエンターテインメントの形なんだと思い知らされた衝撃がありました。映像の技術面、番組構成、出演している4人の面白さ……どこを切り取っても、一級品の完成度なんですよね。
ああ、こういう世界があるんだ。自分の知らないところで、こんな最前線のエンタメがあったんだ……そう思い知らされたような感覚。だから、「ピンポイントでここが面白い!」というより、この「ろふまお」というコンテンツの在り方に驚かされたような視聴感でした。たしかに屋台骨は平成のテレビバラエティだけど、VTuberが乗るとここまで新しいものになる。
そんな「新しいエンタメの形としての驚き」が先行していたのもあってか、どんどんろふまおの他の動画を見るようになっていきました。
……しいて言えば、なんか甲斐田晴がずっとモンゴル現地民の人から「甲斐田」呼びされてるのが面白かったです。
無人島
次に見たのは、4人が無人島で生活する回。
この人たちっていっつもこんなことさせられてるんですか?
加賀美ハヤトは浜で家を作り、剣持刀也は山でヤギを狩りに、不破湊は素潜り、甲斐田晴は火を起こしに……なんで4人は平然とやってるんだ。みんなスペック高くないですか? これって苦戦するような流れなんじゃないか? 普通に挑んで普通にこなそうとしてるけど?
お恥ずかしながら、不破湊と甲斐田晴だけは全く知らなかったんです。剣持刀也と加賀美ハヤトはにじさんじ知識の薄い自分でも知っていたのだけど、このふたりだけ知らなくて……だから、不破湊が普通にモリで魚捕まえてて「うおお、不破くんすげえ!!」って感動してました。
しかも、ここから加賀美ハヤトまでモリ漁に参加して、何匹もゲットし始める。なんでこの人ら普通にモリで魚捕まえられるの? ANYCOLORって研修でモリ漁とかさせられるんですか?
あと、甲斐田が頑張って火を起こそうとしてたところで何故か泣けてきた。なんかよくわからないけど甲斐田がひたむきに頑張っていると泣けてくる。甲斐田のこと全然知らないけど、心を打たれてしまう。
日本縦断
東西に分かれてサイコロで日本縦断をする回も見ました。
いちいち過酷すぎるだろ……。
すごいな、この人たちはひとつのチャンネルの中でイッテQといきなり黄金伝説と水曜どうでしょうを制覇しようとしているのか。実際、このあたりから、ろふまおの「ろふまお感」を把握していった気がします。
あと、不破湊と甲斐田がコンビっぽい感じなのも、この回で理解しました。このふたりの関係を把握しないままモンゴル回から見ちゃったせいで、途中で出てきた「アニコブ」っていう単語をモンゴル語かなんかだと勘違いしていた私の無知っぷりをみなさんどうか笑ってくれよ。
しかしこう……このふたりの雰囲気、いいですよね。
兄貴と子分みたいなノリだけど、実際の年齢はそこまで変わらないだろうという「歪み」がいいと思う。なんか不破湊が甲斐田にだけ大阪の居酒屋バイト兄ちゃんみたいな関西弁を使ってる時に腕組みするようになってきた。
よくない気がする。
不破湊も甲斐田も普段何をしているか全然知らないのに、ろふまお経由で「複数人で集まってる時に、特定の2人組が明らかに2人だけの空気でイチャついてる」状況の旨い汁を啜ろうとしてるのホンマによくない気がする。これ、複数人いる場所で匿名ラジオの2人が絡んでる時と同じ味の汁ですね。
この3本を紹介したあたりで、「テメェ、普通にこの時点でろふまおハマってんじゃねえか?」と思っている人が大半だと思います。
べ、別に好きじゃないし! 最近ご飯食べてる時はずっと見てるけど、そんなにハマってないし……甲斐田が健気に頑張ってるところが好きだけど、そんなハマってるわけじゃないし……とにかく、まだこのあたりは「面白いエンタメを見つけた」くらいの気持ちだったはずなんです。続く。
社長目隠しドッキリ
社長が1時間半目隠しを外さずに待ち続ける回。
このあたりから、通常回(?)も見るようになってきました。
怖い。俺は段々加賀美ハヤトが怖くなってきた。
この人、スペック高すぎないですか?
モンゴルでも無人島でもスペックの高さを見せていたけど、ここまで来ると普通に「超人」じゃないか? だって、もう……水曜日のダウンタウンで何時間も待ち続けてたオードリー春日と同じことしてるじゃないか?
余談になるけど、加賀美ハヤト氏を事前に知っていたのは、友人のpakoさんがちょくちょくオススメしていたからなんです。だから、モンゴルの回を見た時も「あ、pakoさんオススメの人だ」と思ってました。
そもそも私はFGOのせいでpakoさんが描いてる美形に脆弱性があるから、ろふまお経由で革命デュアリズムのカバーを見た時に「オイオイ……」と思ったんですよ。社長めっちゃ歌上手いし……これ何の話してましたっけ? とにかく、社長のオーバースペックが怖いです。
泥酔回
甲斐田……嘘だよな……………。
大人3人が酒を飲んで酔っ払う回です。
正直、ろふまお内で一番笑ったのはこの動画だと思う。「この人たちも人間なんだな」と思わせられるというか、好きな人間がどんどん崩壊していく様を見せられているのがこんなにも面白いとは思わなかった。
やっぱり、個人的にはシンウルトラマンのモノマネをしてる社長が一番好きです。社長、嘘だよな……。ここらへんは、放射能がないぞ!? ウルトラマンが吸っているんだ!! なんということだ!! ぺギラの放射能を……全部ウルトラマンが吸っているんだッ!!!!!
もし、これからろふまおを見ようとしている人がいたら、私は「モンゴル→無人島→日本横断→通常回→泥酔回」の流れをオススメしたい。ある程度この4人に愛着が湧いてきたあたりで泥酔回を見るのが一番面白いと思う。多分ブレイズクロー→トップギア→レッドゾーンくらいの黄金コンボです。
というか、私が明確にろふまおに「ハマった」と思った瞬間は、泥酔回を見た時かもしれない。そのくらい面白かった。普段そこそこ真面目にやってる社長と甲斐田が崩壊してるのが……本当にね…………。
農業
ろふまお農業も見ました。
これはもう……「DASH」じゃない!!
この4人が当然のように畑を開拓するところから始めて、肥料をもらってきたり、野菜を植えたりする。VTuberってなんだ?
もう、なんでもアリじゃないか。
事実、もちさん(←ろふまおにハマり始めて、ここぞとばかりに剣持刀也を“もちさん”と呼称する気色の悪いオタク)も耕運機を運転しながら「VTuberってこんなんだっけ?」と言っている。もちさん、私もそう思う。
しかも、これでちゃんと野菜ができるのだからすごい。
VTuberってなんでもアリなんだな。
個人的には、社長が大学芋を完成させて、仕上げのゴマをかける瞬間に「画竜点睛」と言っていたところにかなりのインテリジェンスを感じたので、いつかマネしたい。大学芋にかけるゴマって、「画竜点睛」の原義ともかかってるし……ここまで鮮やかな「画竜点睛」の使い方見たことねえ。
ドライブ
4人が車に乗って、ノープランでドライブする回。
もうこの程度では何も動じなくなってきたあたり、自分も「ろふまお感」に慣れてきているのかもしれない。ただ、画面に全然4人のモデルが映らないのが面白かった。ずっと車道の映像だけ流れてる。VTuberってなんだ?
あと、個人的には「ノープランドライブ 墨田~お台場付近」っていう適当にもほどがある動画タイトルもじわじわ来ている。もうちょっとSEOとか意識しろよ。編集担当が疲れてたのか? せめて頭か末尾に【甲斐田運転】とかつけてあげようよ。2009年のニコニコ動画みてえなタイトル。
街頭インタビュー
砂町銀座と渋谷で、ろふまおの4人について街頭インタビューする回です。この回、個人的には激アツでした。
なぜかというと、「微妙にこの4人のことを理解してきた」という、ちょうど「知ってる」と「知らない」の間くらいのタイミングでこの回を見たから、まあ街頭インタビューに出てくる人の意見がわかるわかる。
「全然ろふまおを知らない老人の意見」も理解できるし、「ろふまおに詳しいオタクの意見」も理解できる。どっちにも共感しちゃう。街角の甲斐田に対する「頼りなく見えるけど優しくて……」みたいな評価も、それだー!!って感じ。甲斐田、頼りないけど優しいところがかわいい。
特に、剣持刀也に対して「笑顔が嘘くさい」とか、「裏切りそう」みたいな意見が集中していたのが本当によくわかる。一応、剣持刀也は有名なのもあって存在は知っていたんだけど……ろふまお経由で印象が変わりました。
なんか、私は剣持刀也が怖い。
動画を見れば見るほど、4人の中で剣持刀也だけ「腹の底」みたいなのが全然見えなくなってくる。実際、裏切る時にもニヤニヤしながら後ろから刺してきそう。剣持刀也が面白い人なのは理解しているけど、剣持刀也を後ろに立たせたくはない。
あと、「友達になるなら誰?」という質問に対して、ろふまおを知っている女性が「(剣持が友達なのは)絶対 嫌」と言っていたのが、めちゃくちゃわかる。剣持刀也が面白い人なのは理解している。だが、友達にいたら絶対に嫌だ。これだけは本当によくわかる。街頭インタビュー回、熱すぎる。
この「ろふまお内で友達になるなら誰がいい?」という質問、私もいろいろ思うところがあったので、ちょっと真面目に解答してみました。
加賀美ハヤト(△)
→友達にいたら楽しそうだけど、ふとした時の圧倒的フィジカルや人間性の高さに「生命としての格の違い」を思い知らされて落ち込みそう。
剣持刀也(×)
→怖い。口論になったら絶対勝てない。言い合いのなかで知らない言葉をナチュラルに織り交ぜてきて、「学」の差を感じて余計に凹まされそう。
甲斐田晴(△)
→動画で見てる分には好きだけど、リアルで一緒にいたら意外と疲れそう。
不破湊(〇)
→楽しそう。お互いに気を遣わない関係の友人になってくれそう。
誕生日とか、毎年絶妙に嬉しいプレゼントくれそう。
やっぱふわっちなんだよなあ……。
以上です。
ドリンク献上王
甲斐田
「(このドリンクで)前向きになれそうですか?」
加賀美
「いや なれはしないけど」
「全然。」
社長にドリンクを献上する回。
このあたりから、メンバー間の関係も見えてきたというか……自分、社長が一瞬甲斐田に冷たくなる時がろふまおで一番好きなんですよ。あの社長が。あの社長が甲斐田に一瞬冷たくなる時、間違いなく「味」が出てる。
あと、普段は甲斐田のことを「甲斐田さん」と呼んでいる社長が、ふとした時に「甲斐田」と呼び捨てにしている瞬間もめちゃくちゃ好き。あの社長が。あそこも間違いなく「味」が出ていると思う。
甲斐田のトマト克服
甲斐田の苦手なトマトを克服するために、3人がトマト料理を振る舞う回。なんか……こういうのってバラエティ的にはもっとトマトが苦手になるような強烈なトマト料理をぶつけて、甲斐田が苦しんでいるところを見るのが定番じゃないですか。甲斐田もそういうキャラだし。
でも、振る舞う料理は普通にガチっていう。
みんな結構本気で「トマトを克服するための料理」を作ってくるところがいい。ふわっちはカプレーゼ、社長はアクアパッツァ、剣持はトマトのジェラート……なんでこんな料理上手いの?
ANYCOLORって研修で調理師免許とか取らされるんですか?
俺が女子なら普通にキュンとするラインナップなんですけど?
とにかく、こういう時にあんまりふざけないで「ガチ」の勝負をしてくるあたりに、ろふまおの好感度の高さを感じる。甲斐田よかったね……(?)
別の動画だけど、樋口楓に料理を振る舞う回で、剣持刀也が「つぶ貝のガーリック炒め」とかいう絶妙にオシャレな料理を作ってきたところに、かなり「剣持刀也」を感じた。なんなんだよコイツ……オシャレすぎる……。
どう言い表せばいいのかもわからない、剣持に対する「コイツ……」という感情、どうすりゃいいですか? 女性に振る舞う料理で「つぶ貝のガーリック炒め」を持ってくる絶妙なセンス、どうすりゃええですか?
鍋
最強の鍋を作る回……なんだけど、鍋というより、最後に出てきた泥酔回後の甲斐田のエピソードがめちゃくちゃ好きです。酔っぱらって、帰り道にDiscordで「みんなのこと大好きだよ!」「頑張るよ!!」みたいな熱いメッセージを送ったけど、誰も反応しなくて翌日に消えてた。
ごめん、泣いていいすか?
「甲斐田が健気に頑張っていると胸が痛くなる」同好会の一員として、普通に泣いていいすか? この「誰も反応しなくて、翌日に甲斐田の熱いメッセージが取り消されていた」というオチまで含めて、めちゃくちゃろふまおだなと思う。ろふまおってホンマにいいグループでぇ!!
この件に対する、「甲斐田お前よく頑張ったな……これからも頑張ろうな……みたいなことを返すやつがこの場にいなくてよかったです」という不破湊の辛辣さまで含めて、すごくいいと思う。そういうノリのろふまおだから好きなんだよ。ここで変にあったかさ出してたら解釈違いだよ。
この「本気でメンバーにそう思っているであろう甲斐田の純真さ」と「それを華麗に受け流す3人」という構図自体、あまりにも「ろふまお」が凝縮されたエピソードだと思うんです。「グループの空気感を表した1エピソード」としての完成度が高すぎる。この絶妙なドライさよ。
でもね、この甲斐田の純粋さあってこそ、「ろふまお」って成立しててぇ……甲斐田がいなくなったら多分ろふまおって成立しなくてぇ……ろふまおってホンマにいいグループでぇ!!
Twitterの下書きに、1ヶ月前から「フルーツバスケットで透くんを見ている時の気持ちと、都市伝説解体センターであざみーを見ている時の気持ちと、ろふまおで甲斐田を見ている時の気持ちは似ている」という意味不明なツイートが残ってるのですが、これはたしかこの回を見た時に書きました。支離滅裂すぎて投稿してないけど、私が言いたいのはそういうことです。
媚び学
剣持が「媚び」について熱く語る回。
そもそも、剣持刀也が「媚びない」「ブレない」ことを信条に活動していること自体を知らなかったので、「剣持も大変なんだな……」と思いました。「え、今更?」と思うかもですが、この4人のプロフィールとかもロクに知らないまま、ろふまおばっかり見てるせいでこうなってます。
そしてこのあたりで、ろふまお内における剣持と甲斐田の「ああいう感じ」がどんどん好きになってきている自分がいる事実に気がつきました。そう、ああいう感じ。あのお互いに罵り合ってる感じ。剣持が一番「甲斐田ァ!!」って言ってるし、甲斐田が一番「クソガキ」呼ばわりしてる。
ここが好きになってきてるのホンマ悔しくってぇ……剣持と甲斐田のああいう関係にハマってしまう自分自身が悔しくってぇ……あそこ2人の絡みが最大の「媚び」じゃないのかと思っててぇ……もう、テイルズオブジアビスでジェイドとルークの絡み見てる時と同じ脳の部分が喜んでますからね。
それで言うと、全員で難癖をつけて剣持刀也をレスバで倒そうとする回(屁理屈王)なんかは、特に「剣持と甲斐田のああいう感じ」をわかりやすく、かつ濃厚に摂取できる。甲斐田が果敢にも剣持にクレームをつけようとするんだけど、一瞬で負けて地面に這いつくばっている。甲斐田ァーー!!
この「いつも果敢に剣持に立ち向かっていくものの、絶対に勝てない甲斐田」というパワーバランスがいいんですよ。必ず甲斐田が地面を這いつくばっている安心感ですよね。ジェイドとルークで喩えたけど、プロセカで朝比奈まふゆと東雲絵名の絡みを見ている時も脳の同じ部分が喜んでます。
不破湊タイムリープ
「自分だけがタイムリープしていたら、不破湊は気がつくのか」という水ダウ的なドッキリ回。うっすら思ってはいたのですが、この回でようやく「不破湊という男の異様さ」を思い知った気がします。
ふわっちって、他3人に比べるとわかりやすいキャラクター性ではないというか……自分は、結構な本数を見て「なんかこの人……変じゃない?」と勘づいていったような感じでした。よくよく観察していると、この人が一番不思議。この人だけ幻想生物みたいなオーラを纏っている。
そんな「不破湊の異様さ」がわかりやすく炸裂してるのが、このタイムリープ回だと思う。こういう無限ループドッキリって、だいたい2~3回目あたりで「なにかがおかしいぞ……!?」と気づいていくのが定番なのに、ふわっちはスタッフに指摘されるまで無限ループする気満々だった。
それどころか、「普通にパターンいっぱい撮ってるのかなと思って……」「タイムリープ感じたっす」「タイムリープしてるから俺もタイムリープしようかなと思って」などという不破湊語録が炸裂する始末。この手のドッキリでタイムリープに乗っかろうとするタイプの人初めて見た。
あと、不破湊が出題する大阪クイズの回も、彼の異様さが炸裂してて面白かったです。自分の中では大阪とタイムリープが「不破湊スターターデッキ」みたいな感じですね。彼をもっと知りたいなら、まずこの回。
「県境」という単語を知らなかった(?)せいで回答が成立しなかったり、ふわっち自身も問題の答えを把握していなかったり……「クイズって出題側がふわふわしてると成立しないんだな」という当たり前の事実を思い知らされます。不破湊って……すごくないか?
冷静王
「カッコいい大人なら、どんな状況でも動じないはず」という謎テーマから、メンバーの恥ずかしい(?)映像が次々に流れる回。
この回で流れた「初配信時の加賀美ハヤト」が死ぬほど面白かった。
こんな初登場時の飛影みたいなことがVTuberで起こるのかよ。完全に「まだ敵だったころの加賀美ハヤト」じゃん。「あのバカっ……」って。社長出てる時のアンケよかったから作者が段々キャラ変えていったやつじゃん。
神妙な声で「身長は182cmあります。体重は……61kgです。」と言っているのも面白い。AVの自己紹介? 私がそこまで深くVTuber文化に触れていなかったのもあって、こういう「初配信時と現在のキャラが違いすぎる」みたいな現象を見るのもなんか新鮮でした。にしても初登場時の飛影すぎる。
僕とかは結構……まだ最初の頃というか。
「運営さんから与えられたものをこなす」っていう認識が大きかったので、みんなの影響を受けて……自分から面白いものを、コンテンツを作っていきたいなって、改めて思いましたね。
僕はどちらかというと、企画会議もあまりしゃべらないので……
あと、泥酔回で社長のアツい語りに触発されて、あのふわっちが真面目にろふまおについて語ってるシーンが流れたのもよかった。これは本当に第一義でよかった。なんだかんだ彼らもVTuber界のトップランナーなんだという、「プロの一面」を垣間見れた感じがして、さらに好きになっちゃう。
……ってか、泥酔回どんだけ未公開シーンあるんだよ!
甲斐田のDiscordまで含めたら泥酔回でイベント起こりすぎだろ。でも、こういう「普段のろふまお」に対する「裏の顔」が見れるのが本当によくってえ……なんかみんながVTuberにハマる理由を理解してきててぇ!!
泥酔回(2回目)
そして最後に、泥酔回(2回目)の話をしたい。
この回、「おっ!泥酔第2弾あるじゃん、楽しみ!」みたいなノリで見始めたら、なんか普通に泣かされてしまった。ここまで紹介したやつ以外にも、ろふまおの動画をいろいろ見てきた。そのうえで泥酔回(2回目)を見ると……なんかもう、ファンとして泣けてくる!!
ベロベロに酔っぱらった甲斐田がずっと「ろふまおは最高だあ!!」「社長に一生ついていくよ」みたいなこと言ってるのも泣けるし、社長が想像以上に「ろふまおのリーダー」として熱い信念を持ってるのも泣けるし、甲斐田に「このカス!!」呼ばわりされて結構嬉しそうにしてる剣持にも泣けるし、ふわっちは潰れて床で寝てる。これこそ「ろふまお」なんですよ。
最初に「どういう流れでろふまおにハマっていったのかを理解したい」と書いていたけど、もうこの回で泣かされてる時点でドハマりしていたのだと思う。気がついたらハマって、泥酔回で「彼らも本気でろふまおやってるんだ」と思い知らされて、生活がどんどん支配されていった。
彼ら、「本気」なんですよね。
エンタメとして面白いけど、それ以上に身体を張って、本気でやってるのが伝わってくる。だから面白い。「カッコいい大人を目指す」ことが番組のコンセプトらしいけど……自分には、ここまで本気でやっている4人は最高にカッコいい大人に見えます。だから、ろふまおが好きなんだと思います。
4人のこと
このまま、いい話っぽく終われはするのですが……なんか若干ろふまおの空気に合わない気もするので、「各メンバーへの所感」も書きました。
まあ、読めばわかる!!
加賀美ハヤトの印象
社長のこと大好きなんですけど……なんか、「恋愛的な好きさ」というより、「コイツかっけえ……」って裁縫キットに書かれてるドラゴン見てる時みたいな好きさなんですよね。内なる男児が騒ぎ始めるカッコよさだと思ってます。カブトムシみたいな感じです。
この「恋愛的な意味じゃない、好きさ」をわかりやすく説明するために、いくつか喩えてみました。
・ファイアーエムブレムだったら絶対パラディンで運用する。
・ペルソナだったら「皇帝」のアルカナだと思う。
・聖杯戦争にセイバーかライダーで召喚したい。
・自分がスーパー戦隊だったら年明けの追加戦士(専用ロボ持ち)として加入してきてほしい。
・にじさんじの格ゲー出たら絶対性能いいから使う。
どうだ!
これはもうベタ褒めフルコースだぞ!! 全く喩えが伝わっていない人がいたら申し訳ないけど、これは「ベタ褒めしてる」ってことだぞ!!
要するに、「人間性もフィジカルも高すぎる」ってことを言いたいんです。あまりにも人として隙がなさすぎて、重箱の隅をつつくかのように破壊キャラ扱いされるのも致し方ないと思う。
あえて粗を探すとしたら……私は、ものすごく人間性の高い人に遭遇すると、「この人に嫌われたら自分の人生は終わりだ」と、勝手に被害妄想をする最悪のクセがあります。つまり、加賀美ハヤトに嫌われたら俺の人生が終わりそうで怖い。
こんなに人間ができた人に嫌われてしまったら、生きていく自信をなくす。加賀美ハヤトにだけは嫌われたくない。被害妄想気持ち悪っ……。
だけど同時に、社長がふと辛辣なことを言う瞬間に、心がビクッとしている自分もいるんです。甲斐田とかにサラッと冷たいこと言ってる時、内なるマゾの自分がかなり喜んでいる。
社長はそんなこと言わないけど、冷たく「キミ、クビね」「明日から来なくていいよ」って言われたい。そして泣きたい。被害妄想気持ち悪っ……。
剣持刀也の印象
なんとなく「委員長と壱百満天原サロメの横並びで、“にじさんじ”を背負っている人」という印象があったのですが、その先入観に違わない実力者だなと思います。
素朴に、「これは人気出る人だよなぁ……」と思いました。純粋な「強いキャラクター」という意味では、社長並みにズバ抜けてる感じがしました。
そして、「ろふまお内でのシナジー」も上手く噛み合ってる。
キャラクター設定的には一番年下のはずなのに、デビュー時期的な意味で、ろふまお内では一番先輩として扱われがちなのが面白い……っていうか、おいしいポジションすぎる。
間違いなく、剣持は時と場合によって「一番年下のクソガキポジション」と「一番年上の先輩ポジション」をスイッチしてる。ズルすぎる。なんなんだこの「年下の姉」みたいな男は? そして甲斐田にもこの二面性を使い分けてるだろ、あの男は。年下のクソガキとして甲斐田をイジりながら、年上の先輩として甲斐田をいびってる瞬間があるだろ。
考えれば考えるほど、「なんなんだあの男は」という義憤に辿り着いてしまう。ファンのみなさんが「剣持」と苗字呼びしている気持ちを薄々理解してきた気がする。剣持あの野郎……。
この「画面の向こうで見る分には強すぎるキャラだけど、友達にいたら絶対嫌だ」と思う感覚、シャア・アズナブルとかオベロン(FGO)に近い。「好きなキャラの悪口は無限に話せる」ってこういうことですよね。
あと、シンプルに弁がめちゃくちゃ立つところがすごいと思う。ここばかりは、本当に「もちさん」と呼びたいくらいすごい。もちさんのトーク力と語彙力は1〜2段違う。西尾維新くらい知らない単語使ってくる。
それこそ、視聴者からの質問に答える回で、「甲斐田を四字熟語で表してください」という無茶な質問に対してスパッと「夏炉冬扇」が出てきた時には震えた。語彙の脳内ストレージが1TBくらいあるんじゃないか?
不破湊の印象
ふわっちは……ろふまおを見ていく中で、印象が3段階くらい変化してるんですよ。ちょっと、列記してみます。
モンゴル〜無人島を見ている辺り(初期):
ホストっぽい?
チャラい感じの人なのかな?
通常回を見始めた辺り(中期):
甲斐田の兄貴キャラみたいな感じ?
生活が侵食され始めた辺り(沼期):
この人……すごい男じゃないか?
超然的すぎやしないか?
……みたいな感じです。より具体的に言えば、沼期は大阪クイズとタイムリープ回を見たあたりの感触です。「発覚」って感じですね。
正直、不破湊だけ「どういう人なのか」が全然見えなかったんです。
ただ、途中で「この人って、すごく超然的な人なのでは……?」と気づいてから、遡って過去に見た動画における不破湊の「掴みづらさ」みたいなものが、彼の底の見えなさから来ているものだと発覚した瞬間のカタルシスがすごかった。
藍染惣右介の鏡花水月喰らってた感じですよね。「え、最初からずっとそうだったってこと……?」みたいな。いつから不破湊が──兄貴キャラだと錯覚していた? とにかく、ふわっちだけ自分の中で3段進化を遂げてます。
未だに「不破湊はどういう男なのか」と考えてもスパッとひと言で言いきれないあたり、彼の「スゴ味」を物語っているんじゃないかと思う。ひと言で説明できない男、不破湊。
「この人、後輩に慕われるタイプなんだろうな……」感もすごい。
なんだか漠然とした話になるけど、私はひと括りに「すごい人」と言っても、2種類の人間に分けられると思っている。
ひとつは、「人間の中から生まれた、人間の英雄」。
ふたつめは、「人間の中から生まれた、人外の化け物」。
前者は「人間の枠組みの中で、飛び抜けた力やポテンシャルを持っている人」ということ。集団の中でトップクラスの力を持ち、他者とのコミュニケーションにも優れている。生徒会長や組織のリーダーを務める人は、こういうタイプが多い気がする。
後者は、「人間の枠組みを外れた、特殊な才能や思考、オーラを持っている人」ということ。一般的な基準では測れない独自のステータスを持ち、人間社会の中では若干浮いている。これはクリエイティブ系の職業や、芸能人なんかに多いと思う。
どちらも「天才」と言われるけど、厳密にはこの2パターンに分けられると思う。もちろん、この中間であったり、「化け物寄りの英雄」とか、「英雄寄りの化け物」みたいな人もいる。
で、加賀美ハヤトは前者寄りで、不破湊は後者寄りだと思います。どっちもすごい人だと思うけど、両極の「すごさ」じゃないだろうか……と、「診断ツールでも作ってろ!」と言われそうなことを、社長とふわっちの別ベクトルの「すごさ」を見ながら考えていました。真に受けないでください。
甲斐田の印象
最推しです。以上。
もうね、甲斐田の話は散々しちゃったよ。
俺は! シンプルに!!
「甲斐田が健気に頑張ってる時」が一番好きなんだよ!!!
かわいいだろ!
甲斐田が頑張ってる時、マジ愛らしいだろ!!
どうしてもグループ内だといじられキャラに回りがちだけど、正直なところ、ろふまおを見ている時の「ろふまおっぽさ」みたいなものを最も担保しているのは甲斐田の存在だと思うんです。
甲斐田がいじられて地面に這いつくばってたり、甲斐田が電流を食らって地面に這いつくばってたり、甲斐田がひどい目にあって地面に這いつくばってると、「あぁ、ろふまお見てるなぁ……」と思う。これ甲斐田が地面に這いつくばってりゃなんでもいいのでは?
もちろん全員揃ってこそ「ろふまお」なのだとは理解しつつも、もし誰かが抜けることで、これまで築き上げられてきた「ろふまおの空気感」が崩壊しそうなのは……甲斐田じゃないだろうか?
そのくらい、「甲斐田のいないろふまお」が想像できない。
実際に甲斐田がいない回だ(突然の甲斐田ギャグ)ってあるけど、それでも彼こそが「ろふまおの柱」なんじゃないかと思う。
ダチョウ倶楽部における上島竜兵、あずまんが大王におけるちよちゃん、4部における億泰……そのくらい、「グループの空気感を担保してる存在」だと思う。どういう流れでろふまおのメンバーが決まったのかは知らないけど、ここの3人に甲斐田を配置した時点で「勝ち」だと思うんだオレ。
だから……甲斐田、頑張れ!
いちファンとして、これからも応援してるよ!!
以上です。
一応、ろふまおを知らない人に向けて書こうかなとも思っていたのですが……途中で完全に振り落としましたね。ごめん、途中からただのろふまおのオタクになってました。そのくらい、ここ最近は気がついたらろふまおばっかり見てます。
自分のような、それほどVTuberにドップリじゃない人にオススメできるポイントがあるとすれば……ろふまおは動画ひとつの時間がちょうどいいんですよ。基本は10分くらいで、長くても20分から30分。
だから、昼食の時間とかにちょいちょい見ちゃう。
「別に1本見るくらいならいいか」みたいな気持ちで再生したのに、3本くらい見てる時がある。こうなると「無限」なんですよ。
私があまりVTuberの配信などを見ない理由のひとつに、「時間が長すぎるから」という時間的な都合があったから、ろふまおは短めのエンタメとしてちょうどいいんです。忙しい社会人にもオススメ。
最後に個人的な話になっちゃうんですが……ここ最近、いろいろあって落ち込む時期が続いていました。でも、1〜2ヶ月くらいろふまおを見て、ちょっと元気になってきました。
別に「ろふまおのおかげで救われました!」みたいな大袈裟なことを言うつもりはないけど、その一助になったことは間違いないです。シンプルに、楽しくて、明るい気持ちになれる番組だと思います。
だから、私の生活を壊してくれて、ありがとうございました。
その感謝も含めて、この記事を書いた次第です。
これからも、楽しみにしてます!



アニコブは実は不破さんのほうが年下だし実際の家族構成で言うと兄がいる弟で、甲斐田は弟がいる兄(長男)なのがミソ
通りすがりでコメント失礼しますm(_ _)m `ANYCOLOR` が一部 `ANYCOLLAR` になっているかもです…! > ANYCOLLARって研修で調理師免許とか取らされるんですか?
洗剤株主です。加賀美社長の情けない声まとめを切り抜いた動画をぜひ拝見してほしいなと思いました。
今まで書いている方がおられないようなので剣持さんについて補足を… モリ漁は不破さん、加賀美さんだけでなく剣持さんもやっています。(記事内の書き方だと少し省略されていたので) また、「もちさん」というあだ名はろふまお特有のものでなく、ろふまおが出来る前から、葛葉さんが呼び始めたもので…