宮城県知事選挙に立候補した5氏の経歴・政策まとめ
任期満了に伴う宮城県知事選挙が10月9日告示、10月26日投開票の日程で実施されています。今回の宮城県知事選挙には届け出順に現職の村井嘉浩(むらい・よしひろ)氏(65)、新人の和田政宗(わだ・まさむね)氏(51)、新人の金山屯(かなやま・じゅん)氏(85)、新人の遊佐美由紀(ゆさ・みゆき)氏(62)、新人の伊藤修人(いとう・しゅうと)氏(33)の無所属5名が立候補しました。
村井氏は大阪府出身。宮城県議会議員を3期、宮城県知事を5期務める
村井氏は1960年大阪府出身、防衛大学校理工学専攻卒業。陸上自衛隊幹部候補生学校に入校し、陸上自衛隊東北方面航空隊(ヘリコプターパイロット)、自衛隊宮城地方連絡部募集課に勤務しました。財団法人松下政経塾を経て、1995年から宮城県議会議員選挙で3期連続当選しました。宮城県議会保健福祉委員会副委員長、宮城県議会循環型社会・環境対策特別委員会委員長、宮城県議会産業経済委員会委員長、宮城県議会外郭団体等調査特別委員会委員長を歴任。2005年の宮城県知事選挙で初当選、以降5期連続当選しました。今回は6期連続当選を目指しての立候補となります。
村井氏が掲げる政策とは
村井氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。 ○最先端技術を生かしたDXの推進 誰でもAI技術を活用できるようにして、社会を効率化し人口減少時代でも人でがかからない県土を目指します。マイナンバーカードを活用したデジタル身分証アプリの登録者数は、75万人近くになりました(県民の1/3)。この登録率を生かして、これからは県民の皆さんと県が直接意思疎通し、必要な人に必要な情報が届く社会をつくります。そして次に来る大災害時にこのアプリを活用し、多くの命を救います! ○世界的半導体企業の誘致を着実に トヨタ自動車の組み立て工場(マザー工場)の誘致によって、県内企業の成長・発展が図られました。今度は半導体です。新たなマザー工場になる世界的半導体企業の誘致を実現します! ○若者が集える場所もしっかり確保 宮城には多くの人が集まる屋内ライブ会場が、7000人収容のセキスイハイムスーパーアリーナしかありません。 東京や愛知、大阪には1万人~1.5万人は入るアリーナが数多くあり、多くのアーティストが東京公演の後、愛知や大阪、福岡に移ってしまいます。 そこで、宮城県に1万人~1.5万人を収容するローコストアリーナ(建築費を抑えたアリーナ)を民間の資金を活用しながら作ります(東北初)! そして、そこにお越しになった県外のお客様をバスなどで県内の旅館・ホテルにお連れするために宿泊税を役立てます(宿泊税活用の一例)! ○病院再編の円滑な解決 仙台市内に病院が集中する一方、どこでも病院経営は厳しさを増しています。このままだと、体力のない病院から次々に淘汰されてしまいます。そのためにも病院の適正配置が必要なのです。次の4年間で仙台赤十字病院+県立がんセンターの新病院を名取市に建設、富谷市にできる東北医科薬科大学の新病院を確実に支援します! ○次世代の教育環境を向上 私学の授業料無償化によって公立と私立の学費の垣根がなくなりました。これからは公立高校でしかできない学校づくりを目指します。例えば、「どこに住んでいても難関大学に挑戦できる環境整備」、「全日制・通信制・定時制の機能を合わせ持つ学校の全県展開」、「先端技術の深い学びを可能とする科学技術高校」の設置などを進めていきます。 ○気候変動を見据えた新たな農林水産業への取り組みも丁寧に 高温、高水温によって農林水産業が大きなダメージを受けています。そこで、更に気温が上がることを想定し、暑さに強くて美味しいお米、バニラビーンズ(バニラの原料で、グラム単位の価格は銀と同じです)やアコヤガイ(真珠をつくる二枚貝で、非常に利益率が高い)などの研究を深化させます。また、花粉の少ない杉の植樹を進めます。 ○インフラ整備を加速化 震災復興のハード整備で未完成の気仙沼市内3つの防潮堤を4年以内に完成させます。また、栗原インターチェンジ、気仙沼漁港の大水深化などの整備を加速化させます。