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Conversation

noteやブログで良い著者候補を見つけて 「おっ、この人めっちゃいいな、原稿執筆を依頼しよっと」 と思って依頼した結果あっけなく断られた同業の編集者がもしこの中にいるのなら、自戒を込めて伝えたいんだけど 「お仕事のご依頼はこちら」ってのは「依頼されたら全て引き受けます」って意味じゃないんだよ。 だから、断られる理由を全てつぶしてから依頼するんだよ。 そうじゃないと「断るというストレス」を相手にかけさせたうえに、「断るためのメール本文を書く」というコミュニケーションコストを相手に支払わせるだけに終わるんだよ。 もうさ、「ひとり1メディア」の時代がとっくに訪れてんだよ。 Webメディアから依頼を受けて原稿料をもらわなくても、 キンドル出版とか有料noteとかブレインとかTipsとかブログとかメルマガとかで、「自分の文章をマネタイズ」できる時代がとっくに来ていて確立してるんだよ。 原稿執筆を依頼したところで、「なんでおたくで書かないといけないわけ?自分で有料noteとして出したほうがはるかに売り上げ上がるんだけど…」って言われちゃう時代なの。 だからこそ、 「なぜ貴方に書いてほしいのか」 「なぜ他の著者じゃだめなのか」 「なぜうちの媒体なのか」 「なぜ他の編集者ではなく自分という編集者があなたの文章を編むのか」 を伝えるの。口説くのよ、著者を。そうしないと、この先ず~っと良い著者を捕まえられずに完全に詰んじゃうよ。