偏桃体のなすがまま

とうとう終わってしまいましたね。
最後までずっと面白かった。

最終回も人の心の機微が繊細に描かれていて
引き込まれました。
いろいろな箇所で泣けたなぁ。

若い津山さんが雪乃ちゃんのひたむきさに
臆病風を吹かして逃げたと言う台詞、共感する。
逢えない人と場所は作るもんじゃないってのも。

雪乃ちゃんと津山さんが２人きりで飲む所、
雰囲気が良くて素敵なシーンだった。
一平ちゃんを身ごもった雪乃ちゃんの気持ち、
一平ちゃんを産んだ雪乃ちゃんの気持ち、
凄くせつないな。

雪乃ちゃんって芯が強い女の人なのね。
息子に父親の名前を告げないのは
息子の立場からすると有り得ない事で
確かに聞く権利、知る権利が
あるのかもしれないけど、
これからも告げないつもりなんだろうな。

難しいね。
言わないのも、産むのも、
親のエゴかもしれないけど、
私はどうしても雪乃ちゃんの気持ちを
支持したくなってしまう。

素敵なシーンと言えば、
最後のカナルカフェでの一平ちゃんと
なおみちゃんの久しぶりの再会も可愛かった。
なおみちゃんの手を握る一平ちゃんの顔が
いきなり二枚目で笑っちゃった。
なんだか、童貞に見えなくて（笑）
でも、カッコ良かったなぁ、一平ちゃん。

じわっと沁みる素敵なドラマ、
楽しかったです。
出演者の皆様、お疲れ様でした。

昨日、神楽坂で火災があったそうですが、
街の景観がそこなわれるような出来事が
起こらない事を願ってやみません。