本日は三宅健くん主演舞台『殺人者』の東京千穐楽。
どうか健ちゃんが心残りのないように
精一杯の演技が出来ますように。
私は2月25日に観に行ったのですが、
なかなか感想を書けませんでした。
この『殺人者』と言う舞台を観に行くには
最悪の体調の時に観に行ったからかもしれません。
この舞台の言わんとしている事が
よく理解できなくて。
頭がポーっとしてて、
マチネだとばかり思ってたチケを
よく確認したらソワレだったし。
逆だったらと考えるとちょっとヒヤヒヤしました。
何日か寝かせたら、感想が湧き上がるかと思ったけれど
結局は、最初に観た時の薄ぼんやりとした
濃霧の中を勘だけを頼りに歩くような
心許ない感想しか浮かんできませんでした。
チケットが来た時に2階席だったので、
見切れないか心配だったのですが問題なかったです。
逆に2階席の方が観やすいのかも……なんて。
最近の私の気分的には泣いて笑ってみたいな
ストレートで分かり易く痛快なお芝居が観たかったので、
今回の『殺人者』のように難解で
人の心の闇に触れるような、触れないような、
みたいな内容のお芝居は合わなかったのです。
つか、それは『殺人者』ってタイトルからして
スカっと爽快なお芝居な訳ないじゃんとか、
赤荻さんの脚本なんだから……とか、
自分でもいろいろ突っ込みどころは満載なのですが、
チケ売り出しの時点ではただただ
健ちゃんのお芝居が観たかったんだもん!!
の一点張りです(笑)
隣の家の敷地との境が2mあるかないかのような
閉塞感を伴いがちな環境の中で
いろいろな心の闇を持つ人々が
一見、何の問題もないように暮らしています。
でも、中に踏み込んでみると、精神的ショックで
身体が麻痺してしまった少女を抱える家族の姿を発端に
いろいろな問題が見えてきます。
それはまるでスカートの裾のまつり縫いが
綻び始めた時のように。
最初はほんの少し、気にならない程度。
気がつくともう少し糸は解れていて
仕舞いには解れた糸を自分の足で踏んでしまい
ますます糸はスカートから大量に離れていく。
こうなるともうお手上げですね。
もう一度ちゃんと裾をまつるしかないでしょう。
問題を放置するのはやめて、
正面から向き合い、解決するしかないのです。
スカートのまつり縫いと人の心の闇を
一緒にするなって感じですが、
赤荻さんの脚本の台詞がそれほど重苦しさを
感じさせないのでそう思えたのかも。
暗転はありますが、休憩を挟まず、
セットも変わらないので、
状況を説明するのはすべて登場人物の台詞。
殺人、万引き、自転車泥棒、幼児誘拐、
動物虐待、不倫……そんな諸問題を抱えた人たち。
見た目は普通なのにって所が一番の怖さなのかな。
モラルって何なのか、
今一度考え直す時期に来ているんだね。
感覚が麻痺して、何が正しくて間違ってるのか
誰もわからなくなって、
自分の正義を振りかざす人々で
町の中が溢れかえる、その前に。
説明台詞が足りないなぁと思う部分もあったけど、
役者さんのお芝居は良かったなぁと思う。
時折聞こえるヘリコプターの爆音も
この町の住人のイラつく気持ちと
シンクロするようなそんな気分も味わえた。
お父さん役の秋野大作さんが子供たちに言う台詞
「孤独を受け入れなさい」ってのに反応して泣けた。
私の気分的にドンピシャだったので、
スーっと面白いように涙が筋になって流れた。
その後の「お前たちと私は血がつながってるが、
お母さんと私は赤の他人だ。
私はお母さんともっと長い間一緒にいたいと思ってる。
私はお母さんを愛するのに精一杯なんだよ」
家族中も気付いていた母親の不倫を黙認していた
口数の少ないお父さんが最後のシーンに近い場面で
味のあるトーンで話すお芝居が良かったなぁ。
松本紀保さんの声が明瞭で解り易くて
とても好感が持てました。
健ちゃんは周りの役者さんたちに支えられながら
頑張ってました。健闘してました。
健ちゃんは声が余りに独特なので、
舞台では苦労する事も多いかもしれないけど、
私は健ちゃんの素直なお芝居がとても好きです。
これからも頑張って頂きたい。
大阪公演も無事に成功を納められますように。
『殺人者』はJ-web先行でチケットを取ったので
お土産がついてました。オリジナルポストカードです。
裏面に健ちゃん直筆の文章のスタンプが
1枚1枚押印してありました。
健ちゃんらしい言葉のスタンプでした。
ありがとう。こちらこそ、感謝!
グローブ座には坂本くん舞台『NO MAN'S LAND』の
フライヤーが置かれてたので1枚頂いて参りました。
この坂本くんがとってもカッコいいので、
今から期待大です。私は6月10日観劇予定です。
嵐の『黄色い涙』のポスターも
あちこちに貼られてあり、近寄っては
うっとり眺めて参りました。
竜三さん、めちゃセクシー



えぇ、変態ですから。ほっといてくださいな(笑)
どうか健ちゃんが心残りのないように
精一杯の演技が出来ますように。
私は2月25日に観に行ったのですが、
なかなか感想を書けませんでした。
この『殺人者』と言う舞台を観に行くには
最悪の体調の時に観に行ったからかもしれません。
この舞台の言わんとしている事が
よく理解できなくて。
頭がポーっとしてて、
マチネだとばかり思ってたチケを
よく確認したらソワレだったし。
逆だったらと考えるとちょっとヒヤヒヤしました。
何日か寝かせたら、感想が湧き上がるかと思ったけれど
結局は、最初に観た時の薄ぼんやりとした
濃霧の中を勘だけを頼りに歩くような
心許ない感想しか浮かんできませんでした。
チケットが来た時に2階席だったので、
見切れないか心配だったのですが問題なかったです。
逆に2階席の方が観やすいのかも……なんて。
最近の私の気分的には泣いて笑ってみたいな
ストレートで分かり易く痛快なお芝居が観たかったので、
今回の『殺人者』のように難解で
人の心の闇に触れるような、触れないような、
みたいな内容のお芝居は合わなかったのです。
つか、それは『殺人者』ってタイトルからして
スカっと爽快なお芝居な訳ないじゃんとか、
赤荻さんの脚本なんだから……とか、
自分でもいろいろ突っ込みどころは満載なのですが、
チケ売り出しの時点ではただただ
健ちゃんのお芝居が観たかったんだもん!!
の一点張りです(笑)
隣の家の敷地との境が2mあるかないかのような
閉塞感を伴いがちな環境の中で
いろいろな心の闇を持つ人々が
一見、何の問題もないように暮らしています。
でも、中に踏み込んでみると、精神的ショックで
身体が麻痺してしまった少女を抱える家族の姿を発端に
いろいろな問題が見えてきます。
それはまるでスカートの裾のまつり縫いが
綻び始めた時のように。
最初はほんの少し、気にならない程度。
気がつくともう少し糸は解れていて
仕舞いには解れた糸を自分の足で踏んでしまい
ますます糸はスカートから大量に離れていく。
こうなるともうお手上げですね。
もう一度ちゃんと裾をまつるしかないでしょう。
問題を放置するのはやめて、
正面から向き合い、解決するしかないのです。
スカートのまつり縫いと人の心の闇を
一緒にするなって感じですが、
赤荻さんの脚本の台詞がそれほど重苦しさを
感じさせないのでそう思えたのかも。
暗転はありますが、休憩を挟まず、
セットも変わらないので、
状況を説明するのはすべて登場人物の台詞。
殺人、万引き、自転車泥棒、幼児誘拐、
動物虐待、不倫……そんな諸問題を抱えた人たち。
見た目は普通なのにって所が一番の怖さなのかな。
モラルって何なのか、
今一度考え直す時期に来ているんだね。
感覚が麻痺して、何が正しくて間違ってるのか
誰もわからなくなって、
自分の正義を振りかざす人々で
町の中が溢れかえる、その前に。
説明台詞が足りないなぁと思う部分もあったけど、
役者さんのお芝居は良かったなぁと思う。
時折聞こえるヘリコプターの爆音も
この町の住人のイラつく気持ちと
シンクロするようなそんな気分も味わえた。
お父さん役の秋野大作さんが子供たちに言う台詞
「孤独を受け入れなさい」ってのに反応して泣けた。
私の気分的にドンピシャだったので、
スーっと面白いように涙が筋になって流れた。
その後の「お前たちと私は血がつながってるが、
お母さんと私は赤の他人だ。
私はお母さんともっと長い間一緒にいたいと思ってる。
私はお母さんを愛するのに精一杯なんだよ」
家族中も気付いていた母親の不倫を黙認していた
口数の少ないお父さんが最後のシーンに近い場面で
味のあるトーンで話すお芝居が良かったなぁ。
松本紀保さんの声が明瞭で解り易くて
とても好感が持てました。
健ちゃんは周りの役者さんたちに支えられながら
頑張ってました。健闘してました。
健ちゃんは声が余りに独特なので、
舞台では苦労する事も多いかもしれないけど、
私は健ちゃんの素直なお芝居がとても好きです。
これからも頑張って頂きたい。
大阪公演も無事に成功を納められますように。
『殺人者』はJ-web先行でチケットを取ったので
お土産がついてました。オリジナルポストカードです。
裏面に健ちゃん直筆の文章のスタンプが
1枚1枚押印してありました。
健ちゃんらしい言葉のスタンプでした。
ありがとう。こちらこそ、感謝!
グローブ座には坂本くん舞台『NO MAN'S LAND』の
フライヤーが置かれてたので1枚頂いて参りました。
この坂本くんがとってもカッコいいので、
今から期待大です。私は6月10日観劇予定です。
嵐の『黄色い涙』のポスターも
あちこちに貼られてあり、近寄っては
うっとり眺めて参りました。
竜三さん、めちゃセクシー
えぇ、変態ですから。ほっといてくださいな(笑)