「素人裸足」2025年10月14日の日記
・動画が出てます。ハチクロを読んだ!
・こまかい感想は動画で話しているので割愛するとして、事前に思っていたのと全然ちがう漫画だったな。具体的にどういうの、という想像があったわけじゃないが、とにかく違った。美大が舞台で、片思いの振り振られがあって、わちゃわちゃしてて……というそれぞれのパーツは想像したとおりなのに、通して読むとなんか独特。
・最初の数巻は率直に言ってあまり馴染めなかった。いきなりたくさんの人達が出てくるし、思っていた以上にコメディに振っていて物語の主線のようなものが見えなかったので、知らん若者たちだなぁ……と思っていた。途中から、それが長い種蒔きみたいなもので、実は地中で根を張っていると分かってくるのが後半だ。稀有な構成をしているすごい作品。
・同時に「ハチクロの世界に自分はいないだろうな」とも強く思ったな。なんか、あの人達全員、友達になれる気が全然しない。違う宇宙にいる気がする。なんでだろうか。世界の見方とか、人間に対して求めているものが根本的に大きく違うと感じるからだろうか。
・自分にとっての人生は、自分が日々をとにかく無事に過ごして好奇心を満たしつつ時間を経過させていくためにあって、他人がほとんど登場していないように思う。自分の見ている世界ってもっとのっぺりしていてシンプルで、とりたてて葛藤すべき点がないんですよね。どうやったらあそこまで複雑化できるのか見当もつかない。「みんな各々の基準において好きなようにやればいいんじゃないですか」と思ってしまう。私は、問題を自分の中で合理化して納得するのが早すぎるんだろう。たぶんこれは、中学の時にハチクロを読んでいたとしても似たような感覚だったというか、きっともっと訳わかんないと感じただろうな。その意味で、早く読みすぎないで今読めてよかった。そんな朴念仁でも面白いと思えるのがこの漫画のすごさ。人間の心のパターンが色々描いてあって参考になる。人間って面白!
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「ズボンのポケットをビロビロにする」ですが、恐らくオモコロ学園DVD特典映像「給食リベンジ」で、恐山さんが履かれていたズボンのポケットの裏地が飛び出していたことを指しているのかな、と思いました。
>「心」って、女性を中心に広まった社会的通念みたいなものではないかと若干私は疑っていて 考えさせられますね…。男性の野生の心は刺激と反射で構成されていて、女性の心に触れることで「心」が形成されるようなイメージが自分の中で湧きました。
ウニ…なんか納得してしまいました。周りの男性、そんな感じの人が多い気がします(人間関係も「環境の一部」と捉えているというか) しかしそんな自認をされている先生が、親切でありたいと思ったり、言語化した内面を発信し続けているのはなぜなのか伺ってみたいですね。
御存知かもしれませんが、裸足感覚の靴もあります。 VibramFivefingersとか、マルゴの足袋シューズとか、ワラーチ等々。 fivefingersやワラーチは靴のクッションにそもそも期待していない作りなので寿命も長いです。 が、最初に少し歩き方の練習が必要です。