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自身の性加害を居直り、自己保身のための組織破壊に手を染めた石田真弓を許さない

はじめに

 石田一派をめぐる組織問題により、多くの活動をともにする仲間、支援者、労働者や学生に多大なご迷惑をおかけしていることを、マルクス主義学生同盟・中核派として謝罪します。
 ガザ虐殺、ウクライナ戦争の激化、中国侵略戦争情勢が切迫する中で、このようなかたちで階級闘争に無用な混乱を与えていることに忸怩たる想いがあります。申し訳ありません。
 石田一派のもとにいる学生たちに対してはこの間、何度も、今回の「蜂起」がいかに誤っているかや、石田一派の主張の矛盾について、可能な限り証拠も添えて直接メッセージを送り続けてきました。
 しかし、その一切を無視し、SNSでは平気でデマを並べて居直り続ける石田一派の姿勢にいつまでも付き合っているわけにはいきません。これからは、石田一派に対して送ってきたようなメッセージを外部にも発信していきます。
 直接今回の件において外部に出す必要のない組織の内情や個人名は黒塗りにさせていただくことは留意ください。
 石田一派の側が9.21『全学連委員長・矢嶋声明』で「被害者は矢嶋である」ことを明言したので、我々も矢嶋の名を出して以下続けます。前提知識として、すでに出されている「マル学同声明」も参考にしていただければと思います。
マル学同声明「反革命・石田一派を打倒し荒々しい学生運動の復権へ」

なぜ「石田一派」なのか


 今回の問題の核心は、石田真弓が告発された自身の性加害を居直り、自己保身のための組織破壊に手を染めたことにあります。処分を逃れるために石田は革共同の総会(革共同第35回全国委員会総会=35全総)を破壊しようと「蜂起」を画策しました。石田一派の学生たちは、性加害者の石田を守るための組織破壊に手を貸しているとしか言いようがありません。
 前進やZNNで発信済みの情報と重なる部分もありますが、時系列をこの場でも簡単に振り返ります。

 発端としては、5月に矢嶋が『自殺未遂』をし、それを契機に石田の度重なる性加害・性差別が彼女の口から語られたという事があります。その後、彼女は学生戦線(以下SOB)以外の同志たちの助けを借りつつ、3ヶ月あまりの期間をかけて8.28文書を書き上げます。同文書は石田の性加害・性差別を告発すると共に、そんな石田を指導部に据えてきた政治局であり、これまでの我々の運動の在り方への根底的批判を含んでいました。 
 政治局はこの8・28文書を受け、告発内容の事実確認を行い、石田本人がそれを認めた事をもって「自己批判に専念する為の活動停止・役職解任」の処分を決定しました。ところが矢嶋はこの直後、石田と非組織的に接触します。さらに、石田の性加害・性差別を告発する8・28文書と、それを根拠にした石田処分の撤回を要求しだしたのです(公式な会議録では9月4日)。そもそも、彼女が石田との関係で二度も『自殺未遂』に及んだ事、また性加害・性差別事件という性質上、被害者の矢嶋と、加害者の石田が二人で非組織的に接触する事は禁じられていました。

 性被害者が加害者をかばったり、証言が二転三転する「揺り戻し」は広く知られています。今回起きた、被害者によるいきなりの告発撤回も、この「揺り戻し」を疑うことに何ら不自然な点はないでしょう。
 9.21『全学連委員長・矢嶋声明』をはじめ、石田一派のSNS発信は、「石田は大したことをしていないのに処分された」かのように描いていますが、前提として、被害者を二度の『自殺未遂』に追い込むような苛烈な性加害を行ったことを石田本人も認めていることは重要です。

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夫=石田が告発された性加害の事実を認めていることについて、矢嶋は「主体的受け止めの表明」と主張。石田は主体的受け止めをもって、やっていないことを「やった」と語ったのだ、という論理はもはや意味不明。

 矢嶋自身が石田を告発し、性加害の事実を石田は認めているわけで「悪魔の証明」と言うのは意味不明です。また、矢嶋による石田の性加害告発はたった1、2行の証言などではありません。『8.28文書』だけでも10,000字近く、その中の『石田の罪状』として列挙されている部分だけでも2,000字近くあるのです。しかし資料を共有している筈の石田一派は、SNSで発信されるこうした明確な嘘に対しては、だんまりを貫いています。

 もともと35全総で確認される予定だった石田の処分内容が「活動停止の公表」「役職解任」なのを隠しながら、まるで政治局が拙速に「性加害問題で石田を一発除名にしようとしている」かのように描き、「蜂起」への合流をオルグしているペテンも最悪ですが、本記事では主に、石田が自らの性加害を居直るために「蜂起」を行った首謀者であることを明らかにしていきます。

 まずは、石田の机から発見された、今回の「蜂起」の作戦メモをご覧ください。作戦メモ②、③の石田直筆の書き込みは、石田が「蜂起」を首謀していたことを示す核心部分なので、内容を文字化して後述します。
※文書内の『福山』は石田のペンネーム

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【石田のデスクから見つかった作戦メモ①】
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【作戦メモ②】
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【作戦メモ③】

「作戦メモ」解説

 一旦、石田の直筆のメモ書きを含めた3ページにわたる作戦メモを載せました。記載されている主張は許しがたいデマ・誇張にまみれていますが、今回は石田が「蜂起」においていかに首謀者として振る舞っているかに絞り、記述していきます。
 石田一派は、政治局の対応は二次加害であると大層ご立腹ですが、一次加害者である石田のことは、「蜂起」を画策した彼らにとっては小さい問題なのかもしれません。ここからメモについて細かく解説していきます。

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【作戦メモ②右下部 石田直筆の書き込み】

"向こうが組織規律違反とかふざけたこと言って来始めていることをダンガイするものとして"
"「自己批判をフク山(石田)に貫徹させる」などと言っているが…フク山(石田)への不当処分認めない"

どのように35全総でSOBが「自ら(石田)の処分撤回のために」動き、どんな主張をするかまでを石田が練っています。

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【作戦メモ②下部拡大】
先述した通り、福山(フクヤマ)=石田真弓
カタカナで「フク」の下に「山」の崩し字は石田が
よく使ってきた独特の書き文字。「自身の処分を
認めない」と強調的に確認されている
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【作戦メモ③上部分】

"我々は不当処分を認めない"
"「自己批判は承認されている旨」入れる"
"翌日から⬛(会議名)にSOBを出させろ"
"付随する諸要求…決定的対立時は統一のために党内民主主義が必要"
"フク山(石田)に対するイト的な印象操作切り抜き拡散を謝罪しろ"
(これを石田が書いて被害者に言わせている!)

…これらすべて、自己批判する気があると語る石田本人が書き込んでおり、「蜂起」の要求内容にも大きく反映されています(そもそも石田が連名文書の素案を書いている)。

 石田一派は「政治局は矢嶋に対する女性差別を謝罪しろ」と発信していますが、奴らの本音が「被害者(矢嶋)を通じて加害者である石田の処分撤回と名誉回復を実現すること」なのは明らかです。さらに作戦メモを見ていきましょう。

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【作戦メモ③中央左部】

"デタラメな決定は実力で粉砕する"
"女性差別者によるギウン(議運)認めない"
…自身の処分を回避するために、35全総を破壊する意図がはっきりと記されている

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【作戦メモ③右下部】

"単純化した処分ありきの印象操作"
"フク山(石田)は(35全総の)1日目の最初から堂々と入るで良いか?他に案は?"
"発言・ヤジ・ゲキ励などは?"
"発言しろと言われた時の自己批判の内容は준비(準備)しておく"

 …こいつ(石田)に自己批判をする気などあるはずがない。総会の場で想定される自己批判の言葉すら、石田にとっては自己保身のための戦略に過ぎません。細かいことですが、石田は韓国留学経験があり、ハングル文字の表記があるのは石田のメモ書きの特徴のひとつです。

 さらに、この作戦メモで石田が書き込んでいる内容がいわゆる連名文書(35全総で石田一派から出された要求書)に大きく反映されています(後述)。

 告発された性加害を事実と認め、自己批判すると言いつつ、裏では「蜂起」を画策し、自ら起こした性加害による処分を粉砕するための要求や動きに至るまで計画している。これが「蜂起」において石田のやっていることです。

 なお石田が連名文書の素案や上述の作戦メモを自身のデスクに残しており、我々がそれを確保している事、またそれこそが「石田蜂起の証拠である」という主張は、既に現物のスクショ付きで石田一派の内部に向けて何度も突きつけています。しかし彼等はそれらのメッセージを全て無視しました。
 挙げ句の果てに、Xに浮上し、大衆の目がある中で追及をかわせなくなった途端「(矢嶋が)私が石田に書かせた」「寧ろ学生戦線の自浄作用の証」と強弁しているのです。

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「自浄作用」に「共同性」というなら、なぜ石田一派内部で石田が素案を書いたのかと問われた際に、そう答えず、無視を決め込んだのか?

石田「自己批判」のペテン

 石田一派は「石田の自己批判は我々でやらせる」「石田を免罪してはいない」と繰り返し語ります。しかし実態はどうでしょうか。
 35全総で石田一派から提出された性加害告発の「撤回宣言」を参照し解説していきます。

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SOBが35全総で配った「8.28告発撤回文書」矢嶋本人の書き込みあり。総会では、この書き込みも含めて印刷されたものが配られた。写真はその原本。
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要求として、石田への「恩赦」を求めることがハッキリと書き込まれている。
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矢嶋の筆跡
ご丁寧に青インク、万年筆まで同じと思われる。

 ここまで「石田処分反対」「石田免罪」を露にしながら、要求に「石田の自己批判をさせるつもりはある」と一行書いておけば通用すると考えていたのなら、想定が甘すぎるか自分達を客観視できていないと言うしかありません。
 また、35全総で「蜂起」に失敗し前進社から叩き出されたことについて、SNS上で石田一派は泣き言を述べていますが、こうした証拠を隠滅されないためにもいったんの「叩き出し」は必要であったと我々は確信しています。時間をおいていたら間違いなく作戦メモなどは石田一派によって処分されていたでしょう。

石田擁護の「連名文書」

 次に、35全総の場で「蜂起」の柱、要求書として出された、いわゆる連名文書について。総会で配られた現物を用いても良いのですが、今回は、石田一派が「蜂起」への合流を求めて学生らに送った文書のデータがあるので、そちらを使って解説していきます。

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連名文書①
※『①当該』の黒塗りは矢嶋のペンネーム。全国委員と
書いてあるが、そもそも矢嶋は全国委員ではない。
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連名文書②
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連名文書③

 この連名文書で石田一派が発している主張・要求は、要約すると
⚫︎政治局には石田を処分する資格なし
⚫︎よって政治局員全員の即時解任と自己批判の専念
⚫︎当面しては SOB の責任の下に石田の自己批判を進め、然るべく共有し「必要と判断すれば」処分する

…というものです。
 石田一派は「政治局には石田を処分する資格がない、従って政治局は全員解任・自己批判に専念せよ」と石田にかけられた処分を、意趣返しとばかりに政治局全員に要求しています。そして、石田については「SOBの責任の下に石田自己批判を進め、然るべく共有し必要と判断すれば処分する」と要求。
 しかし「SOBの責任の下に石田自己批判を進め…」と言いますが、石田の役職解任処分を許さないならば(仮に政治局の解任に石田が含まれるとしても)、SOB議長は石田のままになります。つまり、石田がトップのままのSOBが石田の自己批判に責任をとり、情報の共有も処分の有無も、石田の指導下で判断される形になるわけです。
 これで石田擁護と思わない方がおかしいでしょう。性加害の事実が消せないからこそ、こうした無茶苦茶なことを石田一派は主張しています。

内部では公然と「指導」行う石田

 さらに書けば、叩き出されたあとも石田が指導的役割を果たしていることが、石田一派から離反した学生によって内部告発されています。以下のスクショは内部告発者から提供された、石田一派内のTelegramグループのスクリーンショットです。

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石田が全学連大会議案の方向性について指導している
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「マユミ」は当然、石田真弓。全学連大会の議案執筆における打ち合わせに、堂々と石田真弓が参加している

 運動の方向性を全体に訴える、大会議案の執筆に関わることが指導行為でなくて何なのでしょうか。加えて石田は、加害の事実をふせ、全学連大会にも平然と出席しています。石田一派の主張によれば「二次加害」をした政治局は活動停止・役職解任に値するそうですが、「一次加害者」である石田の自己批判を貫徹させると対外的に息巻く石田一派の実態はこれです。「話が違う」と石田一派から離反する学生たちがいるのは当然の帰結でしょう。また、石田一派内部ではこうして指導を行ないながら、「蜂起」から1ヶ月以上経ってなお、石田は一切対外的な発信を行なわず、自身の立場を明らかにしていません。被害者を盾に雲隠れする、度しがたい卑怯者です。

まとめ

 事実を確認していきましょう。

 「蜂起」の素案を石田が書き、その「蜂起」の要求は「石田の役職解任・活動停止反対」(要するに石田の処分撤回)、「石田以外の政治局員の役職解任・自己批判」(石田も政治局員なのになぜ除くのか意味不明)。蜂起の過程でも石田が指図し、要求書の素案を石田が書き、叩き出されたあとも運動の方向性を決める大会議案執筆まで指導している。
 これで石田一派と呼ばれないわけがないでしょう。政治局打倒などというのは、話をややこしくするための方便でしかありません。

 繰り返しになりますが、「石田一派」のグループのやり取りがこちらの手に渡っているのは、石田一派から離反してこちらに再合流した告発者たちの存在があるからです。すでに大衆的にも情報提供・告発は相次いでいます。今後も、石田一派の嘘を暴く証拠の発信、内部告発者たちによる暴露を発信していきます。

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