妖怪消印
水木しげる記念館の前にあるポストから投函すると、妖怪消印が押されるとのことなので、ハガキを書いてきた。
記念館の売店で切手が売っていると聞き、そこで買おうと思ったのだが、当日の入館券がないと売店に入れないことが判明。（記念館は前日に観に行った）
困ってたら、近くにいた年間パスポートを持っている方が代わりに切手を買ってきてくれた。優しさ……！！
水木しげるロード
境港といえば、水木しげるロード。駅から出てすぐの道から始まる。
道端には数々の妖怪ブロンズ像がある。
自分が好きな妖怪たちはあまりグッズ化されないので、目にする機会は少ない。街中でブロンズ像になっている姿を見られて感無量だ。このブロンズ像は全部で178体あるそう。
同じ通りでスタンプラリーをやっていて、その中にも 化け草履が！！
化けわらじが化け草履のハンコを押している姿を、「よかったわね〜」と、超暖かい目で見守ってくれる地元の方々。変に注目されている刺すような視線はなく、なんていうか、運動会を見に来た親戚の眼差し……？視線のぬくもりがすごい。
妖怪の姿で水木しげるロードに来る人も結構多く、ぬりかべも来るらしい。普通に会いたい。
普段、色んな場所でゲリラ的に出没する時は、「何のキャラクター？」「ゆるキャラ？」と聞かれることも多いが、街にいる人全員が妖怪として扱ってくれるのでめちゃくちゃ説明が楽だった。あと、ハロウィンなどイベントじゃない日でも、街に妖怪がいることが全然浮いていない。実家のような安心感である。
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お店に入れる
水木しげるロードには、妖怪のお土産グッズから、あまり妖怪が関係ない輸入雑貨店など色んなタイプのお店がある。でも、基本的には妖怪の姿で行っても普通にお店に入れてくれた。
「化け草履のグッズ置いてなくてごめんね〜」と、こちらを気遣ってくれる。みんな優しい。
こんな、街全体でお店に入れることあるんだ……！！
化けわらじのことを知ってくれている人が、特別にお店に招いてくれることはあるけど、普通は中に入れない。こんな、アポなしでふらっと立ち寄れるなんて……！
嬉しく思いつつも、平日の昼間で空いていたから入れてくれた可能性もあるので、妖怪としてお店に入るときは、お店の人に一言声をかけよう！
あと、境港にいる子どもは妖怪好きだったり、妖怪慣れしている子が多くて気さくに近づいてくるけど、３回ぐらい本気で泣かれたので、自分が妖怪であることは忘れずに街を歩こう！
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全部見るのに2日かかった
水木しげるロードは全長800mで、2時間あれば全部見られると聞いていたのだが、ゆっくり見ていたら丸々2日かかった。
ブロンズ像の写真を撮って、 全部のお店を見て、スタンプ押して……、全部見落としたくない気持ちでゆっくり見ていたらすぐに日没に。お休みのお店もちらほらあり、正直まだ見てない場所もあるが、そろそろ東京に帰らなくてはならない。また改めて来ることにして、今回は泣く泣く帰ることにした。イベントのときは、他にもたくさん妖怪がくるそうなので、次はその時期を狙って来よう。
妖怪好きの人は、長めに宿泊することをお勧めします。
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