クジラ、新たな魅力発見 石巻・牡鹿中1年生、捕鯨会社で職業体験

クジラのカツの調理に挑戦する阿部さん(右)と渡辺さん

 石巻市牡鹿中(生徒14人)の1年生が8日、学校近くの外房捕鯨鮎川事業所(石巻市鮎川浜)で職場体験学習を行った。生徒たちはクジラを使った料理づくりや、事業所で生産する商品のパック詰めに取り組み、地元の捕鯨産業や食文化に理解を深めた。

 体験学習を行ったのは、阿部慧冬(けいと)さん(13)と渡辺優柊(ゆうら)さん(13)。クジラ汁には、3日に金華山沖で漁獲したツチクジラを使用した。ともに家で料理を手伝っているという2人は、慣れた様子で材料を鍋に入れたり油で揚げたりして、20食分を調理した。

 試食会もあり、教職員や事業所の社員らにも料理を振る舞った。阿部さんは「ジューシーな味でおいしい。クジラの新しい魅力に気づけた」。渡辺さんは「刺し身はよく食べるけど、クジラ汁は初めて。家でも作ってみたい」と意欲を見せた。

 職場体験は総合学習の一環で、事前学習を含めて地域の産業について学んだ上で、将来の職業選択などに役立てる狙い。

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