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偏桃体のなすがまま

どうしてこんなにも翔さんに惹かれるのでしょう。
その理由が知りたくて今日もあれこれ思うのです。

鉄コン筋クリート

2006-12-24 | 鑑賞・観覧
昨日の初日18:15回109シネマズ川崎で見て来ました。
お誘い下さったMちゃん、どうもありがとう。
VIVA!!300席。近かったね

109シネマズ川崎、もの凄く見やすい映画館でした。
早速、友達に薦めまくり!!
駅直結って寒がりの私には最高でしたわぁ。

私、ニノと優ちゃんが表紙の『H』は買ったのですが、
買ったきり、本屋さんの袋に入れっぱで、
映画を観終わったら観よう!的に放置中でして、
鉄コンの世界観、物語や話の核、収録&製作秘話等々
まったく情報を仕入れないままで観に行きました。
だから、マイケル・アリアス監督が日本語が堪能な方って
全然存じ上げなくて、舞台挨拶にひょこっと
優ちゃん、ニノ、監督って現れた時に
「あれ?通訳さんは?」って
1人キョロキョロしてしまった(苦笑)

『MステSP』で見たよりもニノの白い頬が
ひと回り位シャープなラインを描いていて、
ドラマ撮影、大変なのかなぁなんて思ってしまった。
本日3回目の舞台挨拶なので疲れも出ていたのかな?
webに書いてあった衣装での登場でした。
作品内容の違いもあって『硫黄島からの手紙』の
舞台挨拶時とは全然違う、砕けた感じのニノが可愛くて。
お辞儀をした時「ピョコ」って音がしそうな位に。
ニノが「素直な気持ちで見ていただければ」と
言っていたので、その通りにしようと単純に思った。

優ちゃんは作品のオファーが来てから読み始めた
所謂、熱狂的なファンではなかった人だけど、
すっかりこの作品の虜になってしまったみたいで、
作品に深く携われた事を心から喜んでいるようだった。
シロと同じ位置にホクロがあるそうで、
「どれどれ」ってポーズで少し遠巻きに
優ちゃんの顔を眺めるニノと監督の仕草がファニーで
可愛かったなぁ。
優ちゃんはそんな2人にすっかり気を取られて
司会者の質問を聞いてなかったし(笑)
もの凄く製作に時間をかけたこの作品を
自分の声が台無しにしてしまわないか
プレッシャーだったって言っていた。

監督はこの作品には関わった人みんなの
血と汗と涙と愛が詰まっているので
それを受けとめて欲しい的なお話をされてました。
今日から手を離れていく作品に対して、
愛しそうで、ちょっと寂しそうで。

ニノも海外配給が決まった事に対して
「日本でやってりゃいいじゃねえか、
日本の作品なんだし、日本の話なんだし。ねぇ」って。

外国人監督を目の前にして、そんな事言っちゃって
大丈夫?とか思ったんですが(爆)
ニノは元々原作の大ファンで彼にとって
とっても大切な作品だったんでしょ、
その作品を取り巻く環境が大きくなって、
その上そこに自分も関わっていたりして、
ムーブメントの速さに戸惑いもあるのかな。

それでもこの作品の持つ素晴らしさを
深く理解しているニノだから、
MOMA発行のARTFORUM誌の2006年Best Film賞を
獲得しましたねと司会の方から言われると
嬉しそうにお辞儀していた。

でも、やっぱり沢山の人に見て貰いたいって気持ちも
あるんだよね。帰りに大声で宣伝してってくれって。
「鉄コン筋クリート、良かったね」って
駅に辿り着く前に1人15回は言ってくださいって笑ってた。
「でも、そんな事を僕が言わなくても
この作品を見て貰えればそう言いたくなると思う」とも。

うん。凄く良かったよ、鉄コン筋クリート。



以下、ネタバレ含むかもしれませんが、映画を抽象的な感想を。



好きな映画だなぁと思いました。映像も音も。
技術的な事は良くわからないけど、
ハイクオリティなんだろうなと言う事は理解出来るの。
容易にフィルムの中に連れて行ってくれたから。
私は映像を見ながら宝町の中にいた。シロとして。
シロの呟きも嘆きも願いも私の中の感情と同化しつつ
クロに向けて放たれているような感覚。
違和感なくシロとシンクロできた。

「心がカサカサする」ってシロの台詞もわかる。
私の場合は「血が濁る」って感じなのだけど。
自分の中の体液が濁って沈殿して滞る感じ。

シロがマッチを持ってるシーンが印象的。
「火」が怖いのね、私。
なのに、火を見て時に安心するし、
揺らめく様を見ていると飽きない。
怖いのに、惹かれるなんて不思議って思ってたけど、
物語の中で老人が火を人間に例えていて、
その台詞が説得力があった。

映像の力も大きかったけれど、
シロの乾いた声と湿った声がより深く
この世界に私を繋ぎとめた気もした。

イタチになったクロの混沌とした視界。
シロが鬼気迫る表情で描く絵。
最後の海辺の空の青。
町の中の銀色の部分のメタルそのものの質感。
この辺りも本当にお気に入り。
トタン屋根に書かれた「嵐」もね。


その日の夜、私はこんな夢を見た。
クロとシロ 光と闇
私の心の中にある明るい部分と暗い部分
そこにこの2人の子供が寝そべって
くるくる回るうちに陰陽柄になってしまって、
丸い部分から飛び出したクロとシロが
その場で地団太を踏むようにダンスをして、
2人でどこかから木製のシーソーを持ってきて
笑いながら陰陽柄の上でこぐうちに、
白い部分と黒い部分が混ざってマーブル柄になっちゃう。
その白と黒はいつまでも溶け合わなくて……って夢。
クリスマスイブの朝に見る夢じゃないよね。
コメント
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