goo blog サービス終了のお知らせ 

偏桃体のなすがまま

どうしてこんなにも翔さんに惹かれるのでしょう。
その理由が知りたくて今日もあれこれ思うのです。

ハチクロ試写会

2006-07-14 | 鑑賞・観覧
友達が試写会に当たったので昨日ヤマノホールで
ハチミツとクローバーを観て参りました。
以下、ネタばれ含みます。お気をつけ下さいませ。



はぐちゃんが凄く良かった。
はぐちゃんと森田さんのシーンがどれも好き。
だから、余計に2人の世界を蚊帳の外から眺めざるを得ない
竹本くんのまっすぐな恋心が切なく迫ってきた。

はぐちゃんと森田さんが2人でペンキをぶちまけながら
絵を描くシーン、流れてた曲もめちゃめちゃ可愛いくて、
笑顔で没頭する2人はお互いを見交わす訳じゃないけれど
気持ちの奥に触れ合ってる感じがして、一番好きなシーン。

森田さんの作品(本当は作品としては認めてない)を
酷評されて、怒るはぐちゃんとか
普段通りが出来ない自分に思い悩むはぐちゃんとか
突然のキスにパニックになっちゃうはぐちゃんとか
オブジェを燃やす森田さんに「ひとりじゃない」と言われ
涙するはぐちゃんとか………やっぱりはぐちゃんが好き。

原作では小さなはぐちゃんが予想を覆すような
ダイナミックな作品を作る所がとても素敵なんだけど
小柄ではない蒼井優ちゃんが
しっかりとはぐちゃんになっていて良かった。

はぐちゃんの魅力ポイントとして小さな手ってのが
あるのだけど、演じる蒼井優ちゃんの手は大きい。
がしかし、フォークを握る指が優美で目を奪った。
それははぐちゃんとしてではないかもしれないのだけれど
美しい造形を持つ物としてスクリーンで存在感を放っていた。

心を許した人に笑みを向けるはぐちゃんは
親指姫のように愛らしく、
彼女の口角が持ち上がると
桃畑にいるような錯覚を覚える。
辺り一面が淡い桃色に染まり、匂い立つようだった。

櫻井翔初主演映画←(この表現、照れちゃうよね)
って事だけど竹本くんばかりが描かれていた訳じゃなく、
それぞれの恋愛模様がクローズアップされていて
バランスがいいのも観ていて、
居心地の悪さを感じなくて済んだ。

私は原作ファンではないけれど、
キャストがどの役の人も原作の雰囲気を
醸し出してるような気がする。
私が特にぴったりと思ったのは
真山くんが恋い慕う理花さん。
西田尚美さんが演じてるのだが、
佇まいが絵から抜け出したよう。
マリオ&ルイジ兄弟も花本先生も良い味出していた。

試写会なのでアンケートが配付されるのだけれど
その中の質問の一つに「どんな台詞が印象的だったか」
というのがあった。
まずはgood feelingの方は真山さんの台詞
「傷つけてもいいですよ。僕は傷つきませんから」
気持ちが揺るがない状況では何が起こっても
そう簡単には傷ついたりしない物だと私も思うから。
一度は首になった原田デザイン事務所に自ら再志願して
飛び込む真山さんの恋を全うしようとする覚悟がいいなと。

no good feelingは山田さんの
「自分の好きな人が自分を一番好きになってくれる。
たったそれっぽっちの条件なのに
永遠に揃わない気がする」だな。
私は自分の好きな人が自分の事を
一番好きになってくれるのは
奇跡のような出来事だと思う質なので
「たったそれっぽっち」という
山田さんの感覚がよくわからなかった。
『ハチクロ』の原作を
余り好ましく思えないままだった要因は
山田さんの行動とか気持ちが
私の感覚から遠いって事だなと思った。
彼女の一途な気持ちは
可愛いらしくて素敵だなと思うけれど
私とはどうも表わし方が違うなと。うん、そこだな。
翔さんお気に入りのおんぶのシーンは綺麗でしたね。

余談ですが、映画の台詞より予告で流れた集英社文庫の
蒼井優ちゃん主演のショートフィルムのような映像の中の
「彼を知る前の自分にはもう戻れない」って台詞が、
映画の台詞より一番気持ちに刺さったんだよね。

はい、で、竹本くんなんですが……
とにかく可愛いかった~。
羽海野先生が「柴犬みたい」って仰るのがよくわかる。

ひょこひょこ小走りに走る姿が可愛いくて、
さらさらした髪型が真面目で賢そうで従順そうで
恋をしてる人の色気はないんだけれど(あの衣装だし)、
始めての気持ちに浮き立つ竹本くんの黒目が
キラキラ輝いて可愛いかった。
はぐちゃんが森田さんに惹かれ始めたのを
いち早く察知してしまう竹本くんの
悲しそうな瞳すら可愛いかった。

青臭くて、純情で、聞き分けが良くて、
殻を破りたいのに破れないいい人の、
どこまでもいい人の竹本くんは、翔さんにぴったりだ。

怯えた顔も呆然とした顔も、
勝ち目がないなと憂う顔も可愛いかった。

寝顔も起き抜けの寝ぼけた顔も
はぐちゃんに恋をしてしまう顔も
浴衣姿でかしこまる顔も
気持ちを告げる真剣な顔も
森田さんに少しだけ食って掛かる顔も可愛いかった。

泣き顔と湯船に浸かってるシーンは
可愛いとは言えないかもしれないけど
やっぱり私にはどうにも可愛いく見えてしまう。

それはまるで山田さんが真山さんに
「なんで俺なの?」と聞かれてる時のようだ。
なんでか好ましく感じてしまうのだから、
もう仕方がないのよね。

きっとお醤油で絵を描く森田さんの
雄弁な指や手首や
真山さんの華奢な首すじや
著しく存在を主張する喉仏に
文句なく惹かれてしまう方がいるように
私は竹本くんの踝とアキレス腱と
ふくらはぎの筋肉に見とれてしまうのだ。

そして、竹本くんとは少しだけ違う
櫻井翔としての部分にも。

キャンバスの前に立ち、
風に煽られ垣間見えるまあるい額のラインや
自転車をぐんぐん漕いで
斜めになってしまう黒い前髪や
ほんの少し大きめな白い前歯に。

それは私が初めて彼の事を意識した時から
変わらない形のままスクリーンで輝いていた。
そんな映像を観ながら少しだけ泣いた。
我ながらいい年して青臭い(爆)

エンディングテーマ、
本当に最後の最後に流れるんだなぁ。
スタッフロールが流れる間に2曲は散漫な気がする。
どちらか劇中歌にすれば良かったのにね。

竹本くんの着ボイスが聞きたいけれど
ミニストップに寄れてない(哀)てか、近くにない。
う~ん、どんなのかな!?getする価値あり?
明日、出勤前に途中下車してみようかな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ARASHIC TOUR 北海道1部 四... | トップ | ARASHIC TOUR 北海道2部 四... »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひとこと (かおりっち)
2006-07-15 01:51:01
着ボイス、たったひとこと「好きだよ…」だけなんですけど。

それでも携帯から聞こえてくる櫻井さんの

野太くて優しい声が携帯から聞けるっていうのは…

貴重なことなんじゃないのかしら。



過去のVから、いくらでも自分で作ろうと思えば作れるのでしょうけれど

私はそういうテクニックがないので、ミニストから宝物をもらった気分ですよ。

極めつけですね。 (四葉)
2006-07-15 22:33:50
>かおりっちさん

こんばんは☆

竹本くんのどの台詞が使われてるのだろうと思っていたのですが

「好きだよ」って!!プレミアムですねぇ。



ミニスト、私の行動範囲に皆無なのですが、

頑張って探したいと思います。

着ボイスなんて有り難い企画、滅多にない事ですものね。

教えてくださって、ありがとうございました

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了しました。

鑑賞・観覧」カテゴリの最新記事