自分に課している恐怖の掟。
風邪を引いてぶっ倒れていたら、末期癌を断食で克服された女性R様がお見舞いに来てくれた。R様曰く「癌は生活習慣病であって血液の浄化装置であるからにして恐るるに足りず。癌の原因は一つ。血液の汚れ。血液が汚れるのは、低体温か食べ過ぎが原因。食べないで死ぬ人は千人に一人もいない。残りの九百九十九人は食べ過ぎで死ぬ。これらのことはムラキテルミさんから教わった」とのこと。ムラキテルミさんとは、何を隠そう、私に熱海の家を購買してくれた命の恩人である。
R様曰く「インド人は砂糖をがんがん摂りまくっているが癌も痴呆症も少ない。優秀な人材を大量に輩出している。健康に神経質になるのは病気。一年禁欲すれば大概の病気は治る。野生動物に学べ。低体温には人参りんごジュースと生姜紅茶。詳しくは『世にも美しいガンの治し方』を読め。精製されていない塩を選べ。塩は大地のエネルギー。薬やサプリは肝臓を痛めつける。タンパク質神話に騙されるな。何をやるかじゃない。何をやめるかだ。やめればやめるほど元気になる」とのこと。私は、R様がお見舞いに持ってきてくれた人参とりんごと非加熱のはちみつに歓喜をした。
世にも美しいガンの治し方は、当然私も読んだ。黄色い本だが、波動が高い。読んでいるだけで元気になる。ムラキテルミさんとクエンティンタランティーノは黄色の使い方がうまい。実物のムラキテルミさんは少女のように無邪気で天真爛漫な破壊神だった。ムラキテルミさんを見ているとおぼっちゃまくんを思い出す。へけっしゅ!!という感じなのだ。幸か不幸か(私は幸であるに決まっていると思う)、好きな人に出会うと、普通の人と話が合わなくなる。好きな人には一発で伝わることが、普通の人にはまったく伝わらない。問題ない。全然OK。普通に疲れた時は、まともになろうとするのではなく、好きな人を思い出す。好きな人は「まともになれ」なんて言わない。ダメな部分もひっくるめて、全肯定をしてくれる。
自分に課している恐怖のルールがある。一個手に入れたら、二個手放す。これだ。これが最高だ。遮光器土偶の鉄玉子をいただいたので、何かを捨てる必要が生じた。結果、ワイヤレスイヤホンとワイヤレススピーカーを捨てた。苦渋の決断であった。苦渋であるほど捨て甲斐がある。捨てやすいものを捨てても意味はない。まさかこれを捨てることになるなんてと思うものを捨ててこそ、最大限の効果を発揮する。充電が必要な電子機器を減らすのだ。大偏見だが、自転車に乗っている女子と有線のイヤホンを使っている女子は素敵な女子が多い。彼女たちの影響を、私も受けたのだ。
二十歳を過ぎたら残りは余生。毎日が死に支度。ひとつひとつ減らしていこう。私は「また」とか「いつか」と言う人を信じない。いつかやりたいは、永遠にやらないと同義である。こどもは素晴らしい。可愛らしいベンチがあったら必ず座り、ポーズを決める。座りたくなったものに座り、さわりたくなったものにさわり、着たくなったものを着る素直さは、我々おとなたちが見習うべきポイントである。たいした経験もしていないのに、人生を語るには早過ぎる。五十六十鼻垂れ小僧。まだまだこれからの俺たちである。幸せになるために生きているのではなく、生きていることが幸せなのだ。ナビゲーターは好奇心。好奇心の声を打ち消すと老ける。あっという間に老人になる。引き続き熱海で倒れている。お見舞いの品は、人参かりんごかはちみつかお米(お金)が嬉しい。
おおまかな予定
10月15日(水)静岡県熱海市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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