お知らせ

2025/06/14

【特別展示】両界曼荼羅のお知らせ

2025年8月31日(日)まで両界曼荼羅を特別展示中

鎌倉時代初期の仏師運慶作と推定される大日如来坐像(重要文化財)が安置する「祈りの世界」エリアに、金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅を、2025年8月31日(日)まで特別展示しています。本曼荼羅は、空海が唐から請来した曼荼羅の図像を後世に伝えるため、新たに2024年に制作されたもので、高野山親王院旧蔵の亀龍院本曼荼羅を原本として、東寺や仁和寺など伝統的な図像も参考に、細密・精緻な彩色と切金で描写されています。

また、本曼荼羅制作の監修をされた田中公明著『両界曼荼羅をつくる』(出版:中央公論美術出版)では、本曼荼羅制作の経緯が詳述されており、本書は美術展ナビでも紹介されています。

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