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万博「国力の衰退如実」 高村薫さんが会期途中から感じた変化

高村薫さん=大阪府吹田市で2024年10月9日、村田貴司撮影 拡大
高村薫さん=大阪府吹田市で2024年10月9日、村田貴司撮影

 2500万人の来場者を受け入れた大阪・関西万博は13日、熱気に包まれたままフィナーレを迎えた。閉幕を前に取材に応じた作家の高村薫さんは「国力の衰退を感じた」と語った。

多額の税金投入に足る成果見えず

 大阪・関西万博の会場に開幕直後に一度だけ足を運んだが、日本の国力の衰退を如実に感じた。かつてのような経済、技術、文化を世界に誇れる日本ではなくなったと落ち込んだ。これが今の実力だ。

 1970年の大阪万博には未来への夢や希望があり、「太陽の塔」が象徴していた。今回は「万博の華」といわれるパビリオンも安普請だった。大屋根「リング」も集成材でできている。企業のパビリオンでは映像展示が多かった。誠実に質の高い物、みんなを驚かせる物を作るべきだった。

 会期の途中から、万博に行くこと自体が目的になったと思う。「テーマパーク」に行って、お祭り騒ぎに染まったように見えた。

 運営費は黒字の見通しとのことだが、会場建設費など多額の税金が投入されている。それに足る成果があったとは思えない。閉幕したら何も残らない。そして、誰も責任を取らないだろう。【聞き手・高良駿輔】

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