総額2000億円を超える資金を集めるも分配金の支払いが遅れている「みんなで大家さん」問題 北九州地区の「バナナ生産事業」の実態は
複数の出資者から総額2000億円を超える資金を集め、分配金の支払いが遅れている不動産ファンド「みんなで大家さん」をめぐる問題。 【写真で見る】生産の実態が疑問視されている「バナナ生産事業」の施設 配当が遅れている商品の一つに北九州地区の「バナナ生産事業」があります。現地では、生産の実態を疑問視する声が上がっています。 ■「バナナの苗が生産されている」という施設に行ってみると… RKB 岩本大記者 「私の奥にあるのがバナナの苗が栽培されているという施設ですが、人の気配はあまり感じられません」 福岡県水巻町と北九州市八幡西区にまたがる場所にある「アグレボバイオテクノロジーセンター」。 不動産ファンド「みんなで大家さん」の投資対象の物件の一つで、運営会社のホームページにはこのように紹介されています。 「バナナを中心に種苗が生産されており、対象不動産で生産された苗は通常24ヶ月程度かかるところ、わずか6ヶ月目で収穫可能です」 ■周辺の住民は「何もしていない」 施設で行われているというバナナの苗の栽培。 しかし、周辺の住民に話を聞いてみるとー 街の人 「(バナナの苗の栽培は)聞いたことない」 60代女性 「(バナナの苗の栽培は)知らないです。どこで植えているんですか?2階とか何もしていない。私が行ったときは何も利用されていなかったので」 ■募集総額はおよそ230億円 運営会社によりますと、「アグレボバイオテクノロジーセンター」に関連した物件の募集総額はおよそ230億円。 出資者は、バナナなどを生産する事業者の賃料が配当として得られる仕組みです。 ■RKBの取材に対し「年間生産1万苗で運営」 みんなで大家さん公式チャンネル 共生バンクグループ栁瀨健一会長 「アグレボバイオテクノロジーの技術は、一言で言うと人類の食糧問題を解決できる技術であると思っています」 本当にバナナを生産しているのか。「みんなで大家さん」を手がける共生バンクグループはRKBの取材に対し次のように回答しています。 共生バンクグループ 「これまでも、そして現在もバナナの種苗を生産し続けており、現在は年間生産1万苗で運営されております」
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