大阪万博は今日で閉幕ですが、大ブーイングで始まった祭典は最終的に“圧勝”で終わったと思います。
開幕前、SNSでは「失敗する」「税金の無駄」と叩く声ばかりでした。でも、フタを開ければチケット完売、SNSは海外から絶賛、ミャクミャクは社会現象。静かになったのは、最初に石を投げていた人たちのほうでした。
僕の周囲のメディア、経営者やクリエイターの全ての人は、最初から大阪万博に大賛成していました。「歴史に残るものを作る」と信じてリスクを取った人たちが、本気で走り抜いた結果がこれだと思います。
僕も参加させていただきましたが、
ほんとうに、すごかった。
今回の万博は、日本の縮図そのものです。
決断した瞬間に、利権にあずかれない人たちが足を引っ張り、メディアが煽り、陰謀論が燃えはじめ、何かを叩きたい人がそこに群がる。
けれど、吉村府知事をはじめ、大阪は「やる」と決めてやり抜きました。その覚悟と責任感には頭が下がります。ほんとは今「それ見たことか!」と言いたいだろうに、政治家はほんとうに大変な仕事だなと思います。
経営も同じだと思います。
リスクを取る人が叩かれる国では、経済も文化も前には進まず若い活力が失われますから、そこで挑戦を続けるのが、ベンチャーの宿命だと思います。
誰の声を聞くか。
どこまで自分を信じて貫けるか。
やり切って結果で黙らせる。
結局、挑戦者がやるのはそれです。
今回の大阪万博はネガティブを跳ね除け
世界に日本の希望を配りました。
日本がもっと、
挑戦に寛容な国になりますように。