日産自動車が「横浜F・マリノス」株式売却を検討 横浜市が活動継続を求める
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日テレNEWS NNN
経営再建中の日産自動車が、サッカーJ1「横浜F・マリノス」を運営する子会社の株式の売却を検討していることに対し、横浜市は日産に、マリノスが引き続き横浜で活動を続けられるよう求めました。 複数の関係者によりますと、日産は、「横浜F・マリノス」を運営する子会社「横浜マリノス」の株式の売却を複数の企業に打診していて、年内にも売却先を絞り込む方針とみられています。 売却先には家電メーカー「ノジマ」の名前も出ていて、ノジマ側は「正式なオファーがあれば検討する」としています。こうした状況を受け3日、横浜市は、日産に対し要望書を郵送し、「横浜F・マリノス」は市民にとってかけがえのない存在とした上で、今後の横浜での活動継続などを求めました。 株の売却について「発表したものではない」としている日産は、横浜市の要望について、「文書が届いていないのでコメントできない」としています。