【🎲・⚓️、オリキャラ注意】ただの退学した元一般生徒ですが part.10

タイトル通り、ダイス又は安価を元に生み出されたオリジナルの生徒を、入学した時からキヴォトスに放り込みます。
果たしてこのキヴォトスは始発点に辿り着き、乗り越えその先へ進めるのか。
トップ画像は有志の方が作ってくださった画像を元に作ったワンシーンです。

現在、Vol.3 エデン条約編3章プロローグです。

ステータスはこちら

ただの退学した元一般生徒ですが オリキャラステータス表 | Writening「【🎲・⚓️、オリキャラ注意】ただの退学した元一般生徒ですが」の主人公のステータス表です。 ステータスが変化する度に随時更新します。 オリキャラのステータス(11月5日現在) 名前:暁美 エリス 学校(元):…writening.net

歴代スレです

歴代スレまとめ | Writening【🎲・⚓️、オリキャラ注意】ただの退学した元一般生徒ですが の歴代スレです。 part.1 https://bbs.animanch.com/board/3669053/ part.2 https://bbs.animanch.com/board/3744499/ part.3 https://bbs.anima…writening.net

戦闘ルールについてはこちら

戦闘ルール | Writening【🎲・⚓️、オリキャラ注意】ただの退学した元一般生徒ですが (歴代スレまとめ:https://writening.net/page?zPDNnu) にて使用する戦闘ルールについての説明です。 戦闘ルール ・最初に味方側と敵側に分かれ、…writening.net

たておつです！

ついにこのスレもpart10か…

今回のデカゴルコンビとのプロローグはさすがにダイス無い感じかね…？

…久々にヒナちゃんとも正式に再開できそうだな

とりま9

地味に調印式当日やらかす事を依頼の形で間接的に伝えてる辺り信用面も着々と掴んでるな…

ユスティナを斬りに行くならトリゲヘを狙うミメシスも無所属(連合派閥兼契約関係だがゲマの)エリスも攻撃しそうかなこりゃ……

>>7

今回は会話イベントでは無く、3章の導入としての話なので好感度上昇はないですね。

多分上がるとしたら3章通じての累積で1〜2d10くらいとして最後に振る事になると思います。

>>10

今回に関してはそうですね。

無抵抗にユスティナが斬られているのを何処かの覗き見狐とかに見られてアリウスまたはそこと通じる組織と未だに関係があるどころかズブズブなのがバレるのも好ましくないので、普通にエリスはユスティナの敵として判定されるようになってます。

因みにセイアと通じてるティーパーティーモブちゃんに味方と分かるようにセイアと会った時の服装で戦地に行く為、端から見たらちょっと怪しい百鬼夜行生にユスティナが勝手に攻撃しに行くように見えます。

アビドス編と同様に追加で銃を持っていくかをダイスで決めます。5以上の出目を引いた場合は明日の22:00まで銃を募集します。

その場合は大雑把な銃種よりその銃固有の型番とかで応募してくれるとありがたいです。

dice1d7=3 (3)

1.追加無し

2.KPV

3. H&K G3

4.KPVとG3

5.KPV+安価

6.G3+安価

7.全部

G3か安定しそうかな
初見じゃサブとメインの銃を敵味方問わず間違えるだろうな…

百鬼夜行生に雰するのか…
安定と信頼の先生とヒナはそれでもな気がするがそれならある意味面白い事になりそうだな…

覗き見狐は草
セイア襲撃の件は尋ねなかったけど向こうにセイア生存バレてるっぽいなこれ
ゲマトリアの名前出しちゃったし刀渡したのも調印式で何か起こると思ってるのを知られてるからだろうし
縁切れ言われたのを知ったら目障りに思われたかもしれんが、これぐらいなら許容範囲か

護衛したことないから自分が防御に優れてることに自覚なかったんだろうな
説明されてもどれだけ凄いかイマイチピンときてなさそうだし

30分も話し続けるゴルコンダおじさんめっちゃウキウキじゃんね。機内モードという例え的に、全開の出力ならFateでいう「全て遠き理想郷」ができるならテンションも高くなるか。
方舟の多次元バリアと同等かそれ以上の護りを1人で展開できると考えたら破格だし、外と内の基準を決めるのって多分エリス本人だろうから認識次第では規模の制限がなさそうなのがかなりヤバいな。実質キヴォトス最高の護りでは？
ところでそれをいつでもタダで使える人がそこにいるんですが…(アカン)

そもそも楽園って超厳格な審判をクリアしないと入れない場所だし、善悪を分別せず一緒くたにした混沌の領域とは考えうる限り相性が最悪すぎる。ゲヘナでのストレスと異常に高い攻撃性は多分それが理由だよね。
ゲヘナが嫌いなのは確かなのに、それでも心から嫌いになりきれないエリスの心情が複雑すぎる。お前そんなんだから色んなものに縛られる羽目になってるんだぞ

スレ画がデカゴルコンビとの初遭遇のヤツになってる……
G3だから少し本腰入れる感じか
…正直あえてヒナと合流して欲しく感じるな

part3だかで(怒りの日当時とはいえ)エリスは巡航ミサイル位削ったとも言われてたし、その上に先生がアレしかけるから
この先どうなるかはダイスとか次第だろうけど、シナシナのヒナになる様子を含めてエリスは一度ヒナのちょっとした本音とかを見聞きして欲しいと個人的に思ったな

前レスにもあったがエリスは精神面の防御がアレだからそれさえ何とかすれば地下マンチの干渉は避けられそうだが…
これって色々考えると、ストレス次第で利点である防御を捨てた火力&回避特化になるからキャラとしては臨戦ホシノみたいに切り替え出来そうだろうが結構ピーキーな感じで実装されそうだな…

にしてもエリスから色々と製作依頼出してるのに連合派閥の戦力増強を考えていたらおいたわし過ぎるな…
…いずれエリスがホシノレベルの神秘にたどり着く時が来るとするなら、それはテラー含めてそうりきか制約解除みたいなヤバい方向にならない事を祈りたい…

精神面では万能じゃないのはせやろなとしか
エリスのゲヘナでのやらかしを知ってるならわざわざ検証するまでもないっすよねぇ…精神防壁が完璧なら怒りの日なんか起きるわけがない

なんかマダムの計画よりこの子の神秘の方が気になるのでこっち優先しますねってなってない？大丈夫？
でも興味深い神秘ならもっと色々研究したい欲が出てくるよね、研究者って皆そういう人種だもん
自分らの領域に招待してエリスの警戒心という名の外堀を埋めてってるのはさておき

ヘイロー破壊爆弾は前スレで語ってた内容からしてエリスなら平気だと判断したのかな？

盾持ちだがARとHGの構成はサオリを彷彿とさせるな…

楽園には誰もたどり着けないという概念を核にした防御なら、ウトナピシュティムで演算されたアリスのレールガンでも貫けない説あるんだが…
もし全ての物理干渉や多次元からの干渉を例外なく遮断するならまさに究極の守りと言っていいだろうな

盾とHGとAR装備して刀まで持ってるキムサッガッ先生の格好した奴はもうただの不審者なんよ
キヴォトス最強クラスは戦闘面の心配しなくていいから気が楽だろうな
倒せば消えるけど収集癖あるからユスティナが持ってる銃強奪してそ〜

守護が本質なのは予想通りとは言ってもさすがにここまでヤベーものが飛びでてくるとはゲマの面々も思ってなかったんじゃ・・・
これを実験で使い潰すなんてとんでもない。いやマジでもったいなすぎるだろこんなん

防御が多次元バリアレベルの強さと広さを手に入れるならその気になれば大きすぎて学園自治区全域、小さすぎて自分に完全に攻撃が通らない天然アビエシェフみたいになりかねないな

これ会話イベントでの関わり次第でゲヘナとアビドスはもちろん、トリニティとミレニアム辺りもこのスレ世界のゲヘナ編の大規模戦闘に関わりかねないのでは…？

>>17

ベアおばの計画よりも密かにエリスの神秘の研究を優先は実際フランシスらはもちろんベアおば以外のゲマトリア全体からゴーサイン出てそうなレベルではあるだろうからな…

ゲマトリアとしては最早エリスを確実に物に出来るならアリウス所かロイヤルブラッド何かくれてやるよの精神でベアおばの介護してそうだなマエストロとデカゴルコンビは…

>>20

ここまで来ると居るだけで価値があるレベルだよね

その分野での最高峰の力をまったく引き出せてないことを勿体ないと思ったゲマトリアが率先して支援してもおかしくないくらいには

何ならホシノに試そうとしてた恐怖適応実験なんてそれこそ全会一致で却下される

ま、当の本人は攻撃よりも数段上のランクと言われても他よりすごく固い程度にしか理解が及んでなさげなんですけどね…

もはやゲヘナ編で収まらずに第二部最終編になるレベルな気がする
行くところまで行って振り切れたエリス、絶対絡むゲマ連中、雷帝の遺産等々キヴォトス全域を巻き込むのが間違いないし

完全開放されちゃったらキヴォトスそのものを死者の楽園に書き換え･浸食して堕とす、とかも出来るのかな
死後の世界なんてはるか昔から現代まで信仰も恐怖も無数に存在する概念なわけだし

>>24

今の所本編もそうだが死の神関係がテラーになってるから場合によっては色彩を自ら呼んだ上で触れてクロコみたいに本人が制御できるテラーみたいになって制約解除みたいなエリスを個人的には想像した

「…ここなら調印式の会場が良く見えますね。異変が起きればすぐに駆け付けられますし、悪くない位置でしょう」

調印式当日。セイアさんとゴルコンダさんの依頼をこなす為に会場である公会堂から少し離れたビルの屋上で身を隠しながら双眼鏡で覗き込みます。セイアさんやその仲間に分かるよう、以前セイアさんと接触した時の服装とそっくり同じ物を用意しました
今の所、外見上特に異常は見られませんが…やはりトリニティとゲヘナ、犬猿の仲というものはすぐには変えられないようで既に不穏な空気が漂っています。
緊張感の漂う中、クロノススクールの報道をラジオでイヤホンから聴きながら周辺を監視していました。

「─────っ！？」

突然、背筋に悪寒が走ります。
何か嫌な感じが、明確な敵意のような何かが降って来る予感。咄嗟に手に取れるよう近くに置いていた盾を持ち上げ、直感的に公会堂のある方へ向けて盾を地面へと打ち付けるように構え、其処に完全に身を隠します。
その次の瞬間、盾に強烈な衝撃が訪れ、遅れて何かが風を切る音がしました。
さながら…いえ、これは確実に爆風です。
極超音速…恐らく巡航ミサイルと呼ばれる部類の物でしょう。
しかし、それだけにしては衝撃が強過ぎる。
此処は公会堂から直線距離で数百メートルは離れています。核弾頭でもない巡航ミサイル1発程度で、これだけの爆風が来るのはおかしいです。
……ミサイルの衝撃で誘爆する様にか、着弾とほぼ同タイミングで起爆する様に設置された爆弾が公会堂に元々仕掛けられていたとしか考えられません。

>>26 続き

「……なるほど、周到に用意された襲撃、というわけですか。

未来視が無かったら、私も何が何だかわけもわからないまま混乱していた所だったでしょうね」

衝撃が収まってから盾を外して、会場だった場所へと視線を向けると、視界には瓦礫と野火、それによる土煙と灰が上がった惨状が目に映りました。

……平和を求めた条約を締結する場所がこうなる結末を見て、何も行動せずに居られる訳がありません。

こんな惨状を見て、平静を保ち冷静に正しく動く事は普通の人では出来ないでしょう。

…恐らく、セイアさんがこれを見て平静で居られたのも、自分が襲撃された事でこのような可能性がある事を何となく察し、ある種の諦観を持っていたからこそなのかもしれません。

「…あぁ、セイアさんが頼む訳です。これは、少々酷過ぎる。

こんなのを何度も何度も眠る度に夢に見てしまったら、諦めたくなってしまうのも仕方が無いかもしれませんね」

………まぁ、それはそれとして。

誰がこんな事をしてくれましたのでしょうか？

何の権利があってこのような事を仕出かしたのでしょう？

ええ、依頼は達成します。その途中で救い出せる人もなるべく助けます。

……ですが、下手人には、情けも容赦も要りませんよね。死人が出かねない事をやっておいて、いざ自分がそうなる側になったとしても、虫の良い事は言いませんよね？

屋上のフェンスに飛び乗り拉げる勢いで蹴り出し、建物の壁を蹴って多重に加速しながら公会堂の近くへと高速で接近します。

…果たして下手人に、撃たれる覚悟はあるのでしょうか。

右手に持ったハンドガンと左手に持ったアサルトライフルを改めて強く握り、火と灰に染まった戦場へと降り立ちます。

ちょっと短いですがキリのいいところまで更新しました。

因みに調印式の状況は原作とは少々異なり、

・万魔殿は「ウチにも色々問題がある」という理由でアリウスからの交渉を拒否した為、飛行船を入手しておらず、風紀委員と同様に車で移動。結果としてヒナと同様にミサイルの直撃に巻き込まれる形に。

・万魔殿はアリウスとの接触を踏まえ襲撃が起きる可能性を念頭に置き、被害が最低限で済むように調印式には議長であるマコトとイロハ、及び失礼がない位の人数のモブで向かい、チアキ、サツキ、イブキをゲヘナ本校舎に残している。

・ヒナもマコトとの連携が原作よりも緊密な為、風紀委員会にもアリウス襲撃の可能性がある事を伝えていた。その為に警備は厳重にしていたが、流石にミサイルを直接撃ち込んでくる事までは想定していなかった。

と言った風に細部の点は違います。

ですが、最終的な結果で言えばほぼ原作と似たような被害状況になっています。

>>19

異常なまでの神秘による防御力はエリス本人が以前言っていた『楽園の不変性』ないしは『楽園は外部からの干渉を受け付けない』性質が関与しています。

エリスは意識的に扱う事が出来ませんが、極論を言ってしまえば自分の殻に引き篭ってしまえば結果的に超強力な防殻を張れます。

意識的にこの神秘による防御を操れるようになって、守るべき人間が守るべき場所に居た上でこの神秘によってそれらを守った場合、それは多次元バリア以上の防御になりえますね。

>>24

テラーになれば、キヴォトス全体とまでは言いませんが一部を自分の神秘に関連する領域に塗り替える事自体は可能だと思います。

使いこなせる様になれば自分を虚妄のサンクトゥムに類似する存在として、擬似的にアトラ・ハシースの方舟に近い事を行う事も可能になるかもしれません。

結構前からちょくちょくニュータイプじみた感知能力発揮してるよね、今回だって巡航ミサイルを目視する前にいち早く敵意を感じ取ってる
もしかして守護するために必要な要素だからそういう能力として発現してる感じか？

ミサイルを直撃させてミメシスも手に入れたアリウスがはしゃいでるよかわいいね
キヴォトス天井組(ダメージ0)(動揺0)(情け容赦0)を怒らせてしまったの終わりです、あーあ

>>28

自らの殻に篭る多次元バリア以上の防御を持つ防殻は最早破る方法がゼロに等しいATフィールドみたいに感じるな、アレ確か拒絶する意志が強いとめちゃくちゃ堅いみたいな感じのヤツだったから…

＞撃たれる覚悟

計画の障害という意味では相手が抵抗してくるのは当然視野に入れてても、その言葉の本質でいうなら多分ないんじゃないかな…

やったのが身内の裏切り者というのを加味しても、あれだけのことしておいてアツコがヘイロー破壊爆弾でダメージ負ったらキレてたくらいだし

少なくとも、弾圧された側であるアリウスはゲヘナはもちろんトリニティを殲滅する正当な権利があると思ってるエデン条約3章開幕時点の彼女らにはないと思う

好きなキャラではあるけど、この時点ではテロリストだからどうしても評価が辛辣になってしまうな…

>>28

もしエリスが実装されたら臨戦ホシノみたいに防御と攻撃で切り替え可能な性能してそう

間違いなく絶対防御(仮)のコストは重い(確信)

>>29

能力の発現は場合によっては神秘の実験の影響なら今はありがたいがこの先を考えると結構エグい能力が発現したように感じるな…

…正直神秘97がいずれかレベルアップするなら今かこの先以外あり得ないだろうから

蹴ったフェンスがひしゃげる程の加速力とビルの屋上から壁を蹴って接近って、相変わらず人間やめた身体能力してるねキミ…
デカゴル→ベアおば→アリスクと経由してなければ、向こうもヒナやツルギと同格の存在が出てくるとは思ってないだろうな
もはやアリウスどころかロイヤルブラッドが無事で済むかも怪しくなってきたが、こうなるとデカゴルがそれを危惧してエリスがアツコに構う暇を無くすために依頼したとか理由の1つとしてありそう

それはそれとして久しぶりにヒナと共闘できそうで楽しみ、こんな時だからこそ背中を預け合っててほしいけどヒナ側に余裕ないから難しいかな…
あとは先生が撃たれるのを阻止できれば最良なんだが

関係ないけど個人的にエリスって銃の収集が趣味の一つだから場合によっては、色んな種類の銃で戦闘出来る訳だし、仮にブルアカでアクション系(マルチエンディングタイプのストーリーアリ)のゲーム出るならこの子が主人公になりそうな位すごいルートを歩んでるな何か…

また瓦礫に足を挟まれていた正義実現委員会の1人を見付け、声を掛けます。
爆心地からは未だ離れていますが、戦場に駆け付けてからもう既に何人か似たような状況に陥っている人間を何人か見付け救助していました。
これまでは助け出しても1人で何とか動ける程度の傷だったので助けてからは二言三言状況について聞いていましたが、その途中で助けた子を同じ委員会に所属している人に預けた時に彼女について聞いたので優先して助けに来ました。
今回に関しては瓦礫のせいでその場から動く事すら儘ならず、他の子達ではその重さや瓦礫の状態故に大きく動かせなかったのでしょう。
この状態で長時間放置すると、最悪救出後に死んでしまう危険性まであります。

「……大丈夫ですか？挟まってる足の感覚は未だありますか？」
「…うっ…は、はい…大丈夫です…痛いですが、感覚はまだあります…」
「分かりました。まだ長時間挟まれていた訳では有りませんし、急いで瓦礫をどかしますよ」

足元の瓦礫を軽く持ち上げて彼女の足を自由にすると、そのままの姿勢で這い出てきます。
そのまま立ち上がろうとした彼女は、しかし挟んだ足を痛めているのかすぐに倒れそうになってしまいます。
咄嗟に支えて急に倒れる事は阻止しましたが…どうやらそれなりに重い傷のようです。

「痛っ…！う、うぅ…」
「…足、見せて下さい。応急処置だけでもしますから」
「は、はい…」

患部の腫れを診るに、骨折とまでは行きませんが、強い打撲でかなり痛んでいました。
流石に湿布の手持ちまではないので、包帯の圧迫固定だけは行います。
しかし、処置を行っている間にどうやら、厄介者が増えたようです。

>>36 続き

「…暫く其処に隠れて」

「…えっ？」

「早く。そして隙を見て急いで此処から離れて。その足じゃ余り早くは動けないだろうけど、兎に角お願いします。

その足は本当にただの応急処置なので、ちゃんとしたお医者さんに見せて下さいね」

「は、はい…！」

彼女が瓦礫に身を隠し、私がそれを確認して銃を抜いた頃には、足音がすぐ其処まで迫ってきていました。

「…誰だ、お前は！その格好で何処から…！」

多くの方向から銃を向けられ、目の前のガスマスクから誰何の声が響きます。

……あからさまに相手が怪しい上に、こよ状況になっても明らかに動揺がありません。聞くまでも無いでしょうが、念の為にこいつらが下手人か確認します。

「…ただの通りすがりの旅人です。貴方に名乗る必要は無いでしょう。

そんな事より、貴方達が今回の件を起こした犯人ですか？」

「ならばどうした？」

「それなら────」

アサルトライフルとハンドガンを素早く上げ、両側の人間を数人仕留めます。

直ぐに反応した目の前の相手の射撃を半身になりつつ前へと踏み込む事で回避し、そのまま両手で掃射しながら四方八方からとぶ銃弾を避けつつ数歩で数十メートルを詰め切り、そのままガスマスクに向けてハンドガンのをトンファーのように持ち替え、横をすり抜けざまに思いっ切り叩き込みます。

顔を覆うガスマスクを粉砕するどころか鼻の骨まで折ったようなしっかりとした手応えを感じたまま振り抜き、作用反作用の法則でその場で回転するかのようにソイツの後頭部を地面に打ち付けます。

>>37 続き

「ごぶっ…！？」

「─────こうします。

因みに慈悲はありません。全員まともに帰れるとは思わない事です」

「…っ！『スクワッド』へ！此方チームⅣ！

不明勢力と交戦！既に隊長含め数人が戦闘不能！」

…どうやら、彼等の発言から察するに『スクワッド』とやらが今回の司令塔のようですね。

…さて、巻き込まれたであろうヒナや先生が心配です。

この程度の爆撃でヒナさんが倒れるとは思えませんが、先生は銃弾1発で死ぬ様な人なので心配ですし、気に掛かります。

それを優先するならこいつらを相手する必要は本来ありませんが…しかし、セイアさんに生徒達を守ると約束したので、此処で1人怪我した彼女を置いていくわけにもいきません。

「…仕方ありません。貴方達には余り時間も掛けていられない上、余り貴方達のようなの好みじゃないので。

…手加減には、期待しないでください」

尻尾を少し揺らした後に、背中に背負った盾を掴み、第三の手の様に使い左手の更に外側に置きます。

…相手の人数はざっと20人。後ろの子を守りながらと考えれば、単純な人数で換算した場合の戦力比は凡そ60〜70倍と言ったところでしょうか？

……まぁ、余裕でしょう。

しかし最初に少しでも混乱させる為に頭を潰したのに次席が指揮を引き継ぐのが素早く、統率に乱れが殆どありません。指揮系統がしっかりとしている上に実戦に特化しています。

しかもやり口からしてゲリラ戦…それも先制で自分達に有利な状態を形成して相手に損耗を強いる一等悪辣な物です。

…であれば、此方も取る戦法は1つですよね。

次はこの不幸にも偽物のキムサッガッ先生に追突してしまったチームⅣの視点でお送りします。

>>32

ワンチャン水着ヒフミ以来のコスト10の可能性もありますね。

恐らく絶対防御の効果としては一定時間の自分以外の完全無敵（もしくは理不尽レベルの防御力アップや全属性Resistに変更）+自分に挑発付与辺りですかね？

全属性Resistに変えるだけでもまぁまぁ相手からしたら理不尽してますけどね。

>>33

まだ具体的に神秘の形質としては発現していませんね。

今回の察知に関してはかなりの規模の戦闘がある事がほぼ確定している為に気を尖らせており、なおかつミサイルの攻撃規模が一発でヒナさんすら血を流すレベルの高火力であるが故に“嫌な予感”がしたという感じです。

ニュータイプと呼ぶには攻撃の察知能力はまだ低いです。機転で後の先を瞬間的に取る事は出来ても先読みは出来ないので読み合いには劣る感じです。

モブではあるがダイス使用戦闘かな…

スクワッドに連絡ならヒヨリはヒナ、アツコはアレの準備で別行動だから来るならサオリかミサキだがサオリは先生狙いだから来るならミサキかね？エリスの所にスクワッドが来るなら…

…と思ったが敵視点でお送りされるならエリスの心配はなさそうだな…

判定なしの戦闘ってことは敵視点相当エグくなるな…
でも平和条約に唾吐きかけるどころかミサイルぶち込む所業の直後にエリスの前に現れたアリウスが全部悪いです
これから惨劇起こす人間が至極冷静というのがある意味一番のホラーかもしれん

相手がゲリラ戦を強いてもエリスは機転と戦略は結構あるし、あの時程でなくともアリウスに対するストレス値は積まれてきてるし、ARで弾幕をある程度張れて盾持ち、そしてトドメと言わんばかりに近距離は抜刀しなくても鞘のままか峰打ちでやるかはわからんが刀がある

あんまり隙は無さそうだなこりゃ…
ストレスが募りつつあるならエリスのダイスは素の攻撃力+1d100のダイスで100が200とかにかさ増しされててもおかしく無さそうな位アリウスへ苛烈になってそう

ユスティナ出現を知ってるなら巡航ミサイルも知ってたんじゃないかという思考に至れれば、エリスもデカゴルに不信感抱いてくれそうなんだけどな…
好感度高すぎて余程のことがない限り良い方向に解釈してしまってるのが本当にまずい

エリスの行動原理って分かりやすいから操るのも楽だろうね。ミカがセイアの件で引っ込みがつかなくなったように、エリスも進む道を誘導されて後戻りできないようにされる気がしてる。エデン4章が多分それなんだろうけど
2人とも最初の願いはたしかに尊かったはずなのに、悪い大人の都合で道を歪められて暗闇に引きずり込まれてるのがつらい

>>44

それに関してはめちゃくちゃ分かる

4章は同じように後戻りできないようにされた者達が多くいるのにアビドスの時点で手遅れに近いのは何とも言えないな

前スレだかであったけどエリスってホシノはもちろん、ミカや場合によってはサオリのifだと本当に思う点が多すぎる…

ただ…うん…個人的にはあの二人に誘導されてるだけならまだマシな気がするほどにヤベェ相手(と言うよりは人格)から好かれてるのよ…

エリスはこのターンで殲滅し終えたらツルギとハスミ辺りかはたまたヒナ、アズサ、先生辺りと合流できるか気になってきた…
場合によってはアリスクに会う可能性もあるだろうが…

目の前の不審な存在に対して既に油断という慢心は捨て去っていた。
接敵直後のたった1分程度の戦闘で此方はリーダーと数人を失いながら、相手にはまだその羽織にすら傷一つ付けられていない。
編笠に和風の羽織からも、トリニティとゲヘナには無関係に見える。
しかし、異常に長いバレルのハンドガンにアサルトライフル、尻尾に盾を持って立つ奴には一切の隙がない。
張り詰めるような緊張感が割かれたのは、奴が後ろの瓦礫の上に飛び上がって着地し、アサルトライフルとハンドガンをクロスする様に構えた瞬間だ。
あの銃口の先にいてはいけないと本能が訴えた。

「……ッ！！散開、全員物陰に隠れろ！」

私の咄嗟の号令を聞いてチームは攻撃態勢を解き、最速で近くの瓦礫に身を隠す。

「………無駄な事を」

次の瞬間、凡そ銃口から発されたとは思えない着弾音と共に衝撃が私達を吹き飛ばした。
……何が起きたのか、理解が追いつかない。
奴から目を離したのが失策だったか？物陰に隠れるのではなくその場での一斉射撃が正解だったか？
痛む身体に鞭を打って立ち上がってみれば、そこは奴が放つ時に足場にしていた瓦礫以外が消し飛び、見渡す限り奴の後ろ以外に身を隠せるような場所が存在していなかった。
私の他にも何人かは気絶を免れたのか、起き上がって周囲を把握して呆然とする。
……あの衝撃波だけで、半数以上がやられたのか？

>>47 続き

「貴方達が壊してくれたお陰で、どれだけ暴れても問題がなくなりました。その辺りだけは褒めてもいいかもしれませんね。

さて、此処には身を隠す場所なんてありません。

……獣狩りの時間です」

「…総員射撃！奴を倒せ！」

半ばヤケクソになりながら叫ぶ。

こっちの射撃を見切って回避してくる上、直撃してもダメージがマトモに入る様子すら見られない、しかも相手は射撃も近接戦も高いレベルで熟す。こんな奴を倒せる訳が無い。

「クソッ…！」

仲間の1人がサーモバリック手榴弾を投げ込んでも手榴弾は起爆し切る前に尻尾の振り回した盾で弾き返され、有効打になり得なかった。

初撃を耐えた仲間達も確実に接近戦に持ち込まれて潰されていく。

本体の拳で殴られ、振り回した尻尾の盾で打ち上げられてあの火力の銃撃を至近距離で浴びせられる。しかも、最初に倒した仲間から銃を奪って撃ち切っては使い捨て始めた。野蛮にも程がある。

仲間達が減らされる中、何とか出来ないかと辺りを見回すが、更地に何がある訳でも……

奴の立っていた瓦礫の近くに、足を引きずって逃げ出そうとするトリニティの正義実現委員会の生徒が居た。

奴は彼女を守っていたのか？

…しかし、アレを人質に出来れば……！

そう思って逃げようとする正義実現委員会の生徒に向けて駆け出した瞬間、私は頭に途轍も無い衝撃を受け、横殴りに吹き飛んだ。

>>48 続き

……いや、気が付いた瞬間には、頭部の激痛と共に私は横たわっていたというべきだろうか。

首を動かして辺りを確認すれば、近くにはヤツの盾が落ちていた。頭部の激痛はこれが原因か？

……あの距離から投げたのか？どんな力だ…

しかし、妙に静かだ。軽く確認しても音は聞こえているし鼓膜が破れている訳でも無い。どれだけ私は気を失っていたのか？

だが、奴は何者だ…？事前にあの様な存在は想定されていない。

ミサイルを撃ち込んだ時点では此処にいなかったのか一切の傷を負っておらず万全で、空崎ヒナクラスの攻撃を放つ事ができる。

服装の特徴はゲヘナとはまるで違うが、尻尾の特徴は間違いなくゲヘナ………まさか。

「………こちら、チームⅣ…『スクワッド』に、伝達……

不明存在の正体は───」

「……もう少しバレるまで時間が欲しいので。

その報告はダメですよ」

視界に影が差し後ろから響いたその声に、報告の声が止まってしまう。首だけで後ろを向く。速く振り返るべきなのに、壊れ掛けの人形のようにゆっくりとしか動かせない。

其処には、編笠の影で顔はよく見えないのに、翡翠の瞳だけが恐ろしい程冷たい光を湛え、私に銃口を向けていた。

引金に指が掛かり、『スクワッド』から何があったのか問い返す声が聞こえる。息が浅くなる。

小さな大砲の轟音と共に、私の意識は黒く落ちた。

正体不明の怪物に突然壊滅させられるとかホラーかな？

昔に比べて感情を表に出すことはなくなったけど内に秘めた恐ろしさはより一層増した印象あるわ
口調が穏やかだから余計に態度の冷たさと燻る怒りが引き立っててすごく良い
しかし敵から見た今のエリスってここまで怖いんだな…最後なんてまんまホラー映画でよくある演出なのよ

敵視点がCoDのストーリーミッションだかで最終的には死ぬPCでの視点を彷彿とさせるな…

後これまでを振り返るとエリスの鼻歌が無い戦場は基本的にストレス値が積まれてるからか、もしくは持ってきた物現地にて敵が持ってる武装しかないが全力で潰すみたいなエリスの意思を感じさせるなこりゃ…

……スクワッド全員に通じてるだろうが焔は不良ではなくテロリスト全員を燃やそうと前進してるぞこりゃ

以前のカヨコとの会話からも分かるけど、エリスって罪ある人間を裁くことより罪の無い人間を裁いてはいけないことを優先してるんだよね
解釈次第では多くの人間から「裁き」を冠する二つ名で呼ばれる(そうと認められた)審判者だとも言えるし、万魔殿発表でエリスが起こしたとされる怒りの日の元ネタも加味すると怖いくらいに嵌ってる役割だと思う

原作サオリは楽園の名のもとに自分らが審判すると言ってたが、上記のことを鑑みるとたった一文でエリスの地雷を何重にも踏み抜いてて草も枯れ果てるレベル
というかそれ以前に自分の憎しみで無辜の人々を罪ありきと裁いてる時点で論外というか…

>>53

楽園に相応しい存在を判断するのが楽園その人ってのは、アリウス派だのロイヤルブラッドだのよりよっぽど正当性あるのが皮肉きいてるなぁと思う

エデン条約通して個人的に気になるのは、ベアトリーチェが大人の楽園を呼称したアリウス自治区を楽園本人であるエリスがどう評価するかというところ

一方的な搾取を強いて洗脳と虐待が日常的に行われる無惨な光景を、言うに事欠いて楽園と呼ぶマダムの心の醜悪さが滲み出てて自分は結構好き

裁きを通した楽園にふさわしい存在を判断する正当性はアリウス派やロイヤルブラッド等の人ではなく楽園そのものにある話はなるほどと感じたな…

エリスって訓練とかは在学中シンプルな物と不良殲滅の時位しかしてないがその代わりか、クーデターの後始末と怒りの日、アビドス1～2章での実戦で鍛えられてるからまあまあある実戦経験はもちろん高いフィジカルと高い神秘(しかも防御特化)で襲って来るからアリウス式の殺しの技も通用しないだろうな…

普段は誰に対しても優しくて穏やかなのに基準下回った相手にはびっくりするほど冷酷になるの怖ぁ…
まあでも冥界側の存在ってそんなもんよね、罪人にはヤバいくらい厳しい

この世に楽園はないし、あったとしてもいずれ破綻するという楽園ご本人のお言葉がベアおばにグサグサ突き刺さってんの笑うわ

これの面白いところは、楽園という理想上にしかないものに例えてしまったせいで破綻と終わりが約束されたことだと思う
自分の言葉が巡り巡って首を絞めてる上、しかもそれに気づいていないのが最後まで皮肉たっぷりで余計面白い

＞この世に楽園はないし、あったとしてもいずれ破綻する

＞楽園という理想上にしかないものに例えてしまったせいで破綻と終わりが約束された

57の言ってた上二つのどちらかをアリウス自治区での案件が終わった上でエリスがベアおばに向けて言って欲しく感じるな…

そろそろ移動再開時かね…

ちょっと筆の進みが遅く、今夜は更新できないかもしれません…

>>53

まぁ、怒りの日以外で不良以外に手を出した事はありませんし、不良でも基本的に何か具体的に悪い事をしでかさない限りは見逃すので…

アリウスは現在進行形で地雷原でタップダンスしてますね。

1人程鼻の骨を折りましたけど基本的に気絶以上にはしてませんし、昔よりストレスが溜まってない事は効いてますが、多分3章のスクワッドの言動全部聞いてたらストレスマッハで溜まってアリウスとユスティナを問答無用で殲滅してたかもしれませんね。

おっしゃる通り自分の憎しみを正義として正当化するのはエリスにとって地雷も良い所ですね。

現状に絶望し『楽園』など無いと理解しながら、少しでも世界を『楽園』に近付けようと社会を構成する1人として自分の感情を二の次にして努力していますから、自分達の事情を理由にして他者に苦痛を押し付ける人間は最も嫌いな人間に当たります。

ただ、エリスも激情を制御出来る程大人ではないので、激情のままに果たすべき事を果たそうとして良識と道徳の欠如から倫理を置いていく位やり過ぎてしまう事も起きてしまうのが悲しい所ですが。

>>54

まぁ、多分ゴルコンダや先生に止められない限り殺しに行くと思います。最早キレ過ぎて一周回って殺意で冷静になる位にはキレます。

ベアトリーチェの自分勝手で不利益を被ったアリウススクワッドを始めとしたアリウスの子達の分までキレます。

ついでに、過ちを過ちと認識してやり直そうとする人は許すのがエリスなので、4章以降のアリウススクワッドに何かをマイナスな事をするつもりはないと思いますね。

>>57 >>58

具体的にどんなストーリーになるかはまだ決まってませんが、多分この世界での『ブルアカ』というゲーム内のエデン条約編4章が開幕に名前を伏せての『楽園の定義』から始まって最終盤でアリウス自治区に現れたエリスとゴルコンダによるベアトリーチェへの宣告でこの『楽園の定義』の話が誰と誰の会話なのか明かされるみたいな構成になってたら個人的に面白そうだなと思いました。

>>60

やっぱりアリウス自治区の有り様を知った時点でエリスのベアおばへの殺意がMAXになるのか…

エリスの中でベアおばの最終的な処遇決定してるから、ベアおばがどんな事を言おうが何一つ響かないんだろうなぁ…。何なら死人が喋っているとすら思うのかもしれない

アビドスで顔見せさせることでキャラに愛着を湧かせて、エデン3章で先生の全面的な味方であることを強く印象づけさせた直後に、4章でゲマトリア側の生徒という衝撃の事実が発覚。しかも4章プロローグで楽園の定義を話してる会話からの、ラストでその会話をした面子2人でベアおばを詰めるって構成があまりにも綺麗で感動する

楽園の不変性の一因がそこに住まう人間の認識を同じくさせることにあるのなら、異なる価値観を持つ異物を招き入れてしまった時点でベアトリーチェの敗北は確定してたのか
楽園のような場所が終わる時なんて、善意や悪意関係なく大体が外からやってきた侵略者や異邦人によって壊されると相場が決まってるもんな

というかそれ以前に楽園にとって致命的な約定破りを自分から行った挙句、楽園から逃げた存在がいる時点で楽園と呼ぶべくもないってのはそう
自分を神聖化させるためか天の案内人にあやかった名前にしてる癖、楽園周りはガバガバとかマジ草
自己愛しかない永遠の淑女とかダンテも顔に熨斗叩きつけるレベルなんですよね…

「…もう余り時間を使ってられません。
兎に角我武者羅に探す他無いですが…」

最後の一人を落としてから数分。
辺りを動き回ってゲヘナトリニティ問わず何人かを救助しつつ戦場を走り回りますが、先生やヒナさんの姿は見当たりません。
助けた人から委員長や知っている人をどの辺りで見たかを聞いてそれを頼りにしていますから、同様に動いているであろう彼女達に追いつくのは難しいと理解してはいますが…先生は違います。果たして無事に意識を保っているのか…そもそも生きているのかも分かりません。

「…っ！？」

焦りのせいでしょう、周辺の警戒が疎かになった所で横から突然、銃弾が飛んで来て数発を受けてしまいます。
数発を受けて以降は回避と守備が間に合ったので大したダメージにはなりませんでしたが、相手の異常の方がそれよりも目につきます。
青白い肌にやたら露出度の高い修道服…明らかにただの人であるようには見えません。
念の為に数発を反撃で撃ち込み撃破してみれば、その場で空気に溶けるように消失しました。

「…成程。これが彼の『目標』ですか。
…人の形を模しているだけの人形で助かりました。
それなら、心を痛めなくて済みますから」

アサルトライフルを背中に戻し、左側に佩いた刀を右手で抜いて、左手に愛銃『焔』を構えます。
全員を構っている余裕はありません、一方向に特化して一気に突破します。
右手の刀を引き絞り、全力で『目標』に対して投擲し同時にそれと同等以上の速度で追走します。
体を反らして投げた刀を回避した目標を通り過ぎ掛けた刀の柄を掴んで勢いを殺さず一回転して首を刈り取ると同時にその近くにいたもう1人を銃撃で仕留め、ノンストップでそのまま時折瓦礫を蹴ったり柱の残骸を利用して角度を急変化させながら単騎行を続けます。

>>63 続き

また刀を投げて地面に縫い付けた目標を通り過ぎながら尻尾から右手に移した盾を手の中で回し同時に体を捻ってブーメランの要領で投擲し胴体へと当てて相手の体勢を崩す。

投げ終わった残心で刀身を蹴って胴体から頭を両断しながら跳ね上がった刀を尻尾で回収し、勢いで刀を尻尾で掴んだまま振り回して数人の身体をまた両断する。

その間に体勢を崩した相手に銃弾を浴びせて倒し、そのまま足を止めずに尻尾から刀を右手に戻し盾を尻尾で拾い上げながら進行する。

…そこそこの数を消している筈なのに、把握できる敵の数が減りません。

減る度に補充されているのでしょうか…？無限に増えているというよりは、一定の人数を常に保ち続けているというイメージの方が強く感じられます。

「…いえ、コイツらの性質について解析して理解するのは私の仕事ではないですね。

そんな事を考えている暇があるなら、前に進まなくては…」

軽く首を振って深く考える事を止めて、刀と愛銃を握り直し進むのに邪魔になる相手だけを倒しながら走り回っていると、別の銃撃の音が耳に入り始めました。

互いに撃ち合っているように、ショットガンやスナイパーライフルといった単発の重い物とアサルトライフルやサブマシンガンといった軽い代わりに連発される発砲音と銃弾が地面や壁に着弾する音が続いています。

「…ミサイルで気絶や行動不能に陥らず応戦できた人もいましたか。

幸か不幸か…いえ、この表現は適切じゃないですね…」

私以外にも、まだ戦っている人間がいる。

音を頼りに目標を切り捨て撃ち抜いて進んでみれば、服装からして正義実現委員会と…シスターフッドでしたか？そこのの人間が凡そ10〜20人程で応急的に組んだであろう陣形で青白い変な奴らに対して揃って抗戦していました。

>>64 続き

「…止まりなさい！何者ですか！」

「…今はそんな事を答えている場合じゃない。

それよりも、先生は何処ですか？」

「は！？そんな事って…！信用できない相手に先生について教えられるわけが…！」

狙撃銃を持っている私より少し背の高い方が私に銃口を向けます。

…知り合いからの報告で、万魔殿に交渉として来ていた人でしたか？

…確か、名前は…正義実現委員会副委員長の羽川ハスミさんでしたっけ。

確かに風紀委員会でも正義実現委員会でもない風貌の人がいたら警戒するのも分かります。

ですが、私はそれに引っ掛かってる余裕はありません。

刀を鞘に収め、拳銃を仕舞って戦闘の意志はない事を示しつつ、先生の行方を問います。

「…待て、ハスミ。百鬼夜行の生徒様な編笠に羽織を羽織った生徒…何人かウチの後輩達が彼女と一致する特徴を持った奴に助けられてると連絡が幾つかあった。

…先生を害する気はないんだな？」

「ええ。先生を傷付ける事はないと約束します。

立場を保障できる物はあまり無いですが…そうですね…そちらの預言者さんから頼まれている、とでも言いましょうか」

>>65 続き

「…！そうか…

先生は空崎ヒナが護衛してあっちに連れて行った。まだ此処を離れてから時間はそう経っていない。急げばまだ追い付けるだろう」

「…ありがとうございます。

礼と言うには細やか過ぎる情報ですが…恐らくですが、あの青い彼女達はほぼ無限と言って良いレベルで湧き続けます。同時に顕現出来る数には限りはあると思いますが、残機が無限にあるのだと思います。

その関係で、補給が絶望的な状態での消耗戦は不利になると考えられます。その場で耐え続けるより、遅滞戦闘に努めて少しずつ防衛ラインを下げて補給を受けやすくした方が良いかもしれません」

「…ああ、情報提供感謝する」

ショットガン2丁持ちの方…特徴からして、正義実現委員会の委員長である剣先ツルギさんですね。彼女は即座に判断して私に先生の情報を渡してくれました。

成程、慎重さを持つ羽川ハスミさんと大胆かつ迅速な判断が出来る剣先ツルギさん。2つの種類の違う頭が連立して立っているのは強力ですね。互いに信頼しているのか、その判断が間違っていないと思えば自分の意見は引っ込められるのも素晴らしいと思います。

先程までの奴らとの戦闘で推測できた特徴を彼女達に伝えて、その場を離れ、先生とヒナさんの後を急いで追います。どうやら2人ともまだ無事なようですが…重要な目標が2人揃っているなら、追撃も当然苛烈になります。

恐らくヒナさんもミサイルの直撃に巻き込まれている事も考えれば、いくら彼女と言えども苦戦は必至でしょう。

事態は悪化の一途を辿っていますが、ヒナさんが倒れるか先生が行動不能に陥ればそれこそ最悪です。それまでに間に合えば良いですが…いえ、最悪の想像は辞めておきましょう。それを考える暇があるなら、2人の後を追う事に集中しなくてはいけません。

踏み込む足に力を込めて、より一層速く足を回します。

感想じゃなくて申し訳ないんですが支援絵で数レスもらいます
目の色素が薄いと影によく映えるから描いてて楽しいですね
いつも通りこのスレ内(Writening含む)であれば好きに使ってどうぞ、スレ外への持ち出し(他スレ・動画使用など)は基本不可で

投稿直後に致命的な誤字を見つけたり、やたら粗が目についたりすることってよくあるよね……そんな訳でスレ画のアイツはこのスレだけで終わらせるという決意で描きました対戦よろしくお願いします

スレ画のようにゲーム風にセリフ枠(透過済)ある方も使いたければオマケでどうぞ
所属はエデン4章やゲヘナ編で都度変わる可能性もあると思ったので何も書いてません、自由に記載して下さい

>>67

一応補足

Q. なんで万魔殿の帽子かぶってんの？

A. 最初はコートも羽織らせてゲヘナ編コーデ(妄想)にするつもりだったけど気力が尽きて帽子だけが残った。元々万魔殿に限らない一般制服だった(ハルナも被ってる)か、そうでないなら1年時に雷帝から先輩経由で万魔殿の制服押し付けられたんじゃないんですかね(適当)

Q. 帽子のエンブレムが剥がれてるが？

A. 退学したのにゲヘナの、あるいは万魔殿のエンブレムを付けてるのはまずいと思ったor自分はもうゲヘナの人間じゃないことの意思表明で剥がした…のかもしれないしそうでないのかもしれない

Q. 盾どこ行った？

A. 羽と尻尾で何をどうしても画面がごちゃつくので彼には消えてもらいました。別衣装含めて今後描くかどうかは…まぁモチベと気力と時間があれば……？

Q. 銃どこ？

A. (無言の発砲)

>>67

>>68

良いな、こりゃ…

やはり上手いわ…

…正直ゲヘナ編ってよりエデン4章でデカゴルコンビの護衛として姿見せるときの衣装に良さそうな気もしますな…

>>68

ちなみにエデン4章を妄想して自作したのがこれになります、せっかく作ったしオマケのオマケでこれも投げとくね

クソ雑背景？何のことです？

数レスに渡る連投失礼しました

>>71

こちらのイラストも感謝です！

……やはり良いなこりゃ、護衛役ってよりは看守長みたいな刑務所とかのトップみたいな出で立ちがエリスには似合うな

エリスはミメシスと戦いながらツルギとハスミ辺りと一時的に合流した感じか、預言者(セイア)からの依頼+正実モブらを助けた事で信じてもらえたか…

ナチュラルに天井組の一人のツルギとも関われただけでなくゲヘナアンチなハスミには悪い相手では無いとこれで関われるなら良いが、先を考えるとなぁ…
後エリスの刀を使った戦闘めちゃくちゃ良かったです！

戦闘方法がアクロバティックで見応えあるなぁ
刀使うのは初めてなはずなのに十分以上に戦えてるのは刀の斬れ味が良いのか、単にエリスの機転と膂力がヤバいだけか
高めの戦略がアドバイスに一役買った…のかなこれは。ともあれ先生とヒナに追いつけそうで良かった、撃たれるギリギリに間に合えばエリスなら多分守れると思うし

>>67

支援乙

背景が青系統じゃなくて夕焼けっぽい色なのもエリスが青春とは真逆の真っ只中にいると示唆されてるようで良いね。

こんな陰を背負った顔した生徒がゲマトリアと一緒に目の前に現れたら、先生は自分が手を伸ばすことさえできなかったと知って曇るだろうな…

ゲマトリア側の生徒っていそうでいなかったから、天井組というのもあわせて物語が大きく動きそうなワクワク感があるけど、実際問題ゲマトリアに天井組いるのは相当まずい事態だと思う。

もしこの窮地を助けることができたのなら、助けられた側は大分こんがり焼かれるよね。

信頼と好意を向けてくれるお助けキャラの姿を散々見せつけてからのアレ(4章)は脳が粉々に破壊されるぞ…

>>67 >>68 >>69 >>71

支援絵ありがとうございます！

スリーピーススーツエリス…！

身長が高い分スタイルが良くなるからか、やっぱりスーツが似合ってる気がする…

しかも細かい装飾品の設定まで凝ってる…

確かに雷帝さんの性格はここだと決めてないけど、何時でも万魔殿に来ても良いように、それと自分の居なくなった後に雷帝派の上になる事も見越して渡してそう…

>>74

人を斬れない代わりに人では無い物に対しての力を高めている感じですね。

日本刀は本来力任せに振っても上手く斬れず、技量が物を言う武器ので、本来蹴りで刀を動かすとかそういう乱暴なやり方をしたら普通刀の方が壊れます。

ですがこの武器は能力に制限をつけてその分他の能力に振っているので、耐久性も普通の刀より高く多少乱暴な使い方をしても大丈夫という感じですね。

此処から1手遅れて先生が撃たれるのに間に合わなくてヒナとエリスを曇らせる(ただしエリスは表面上は色々と繕うせいで曇ったと外からは分からない)か素直に間に合わせるか…展開としてはどっちでも面白くなりそうな気がするから甲乙付け難い…！

皆さんはどっちが良いと思いますか…？

守ると決めた自分は間に合わなかったのにエリスは間に合ったってのも、それはそれでヒナちゃん曇りそう(安堵の方が大きいだろうけど)
メンタル悪化してない状態で互いに背中を任せながら戦う元ゲヘナ最強コンビも見たいし、メンタル悪化した状態でこのまま突き進んで消えない無力感を抱いたまま先生と対峙してほしくもある
個人的には道は分かれても信頼し合う最強コンビが見たいので間に合う√ですかね

まあどうしても決められないならダイス振って決めればいいと思う

個人的には間にあってアリスクをビビらせる程キレるのもアリだが…

あえて間に合わず先生がセナの車に乗った所を見た後にブレーキの無くなったエリスとヒナが相手が撤退するまで暴れて、その後にシロモップなヒナをエリスがおんぶしつつヒナの自宅に行ってエリスがヒナから例の本音を聞くみたいなのもアリな気もする

サオリが撃とうとした後ろからエリスが同じ構えでサオリにヘッショして先生襲撃阻止するのも良いな

>>67

>>68

>>71

カッコイイ…！

どっちもありなようなので、ダイスで決めます。

機動力の数値を参照し、期待値がほぼそれくらいになるように2d100+50で機動力145以下の数値を出したらギリギリ間に合ったという事にします。

ちょっと間に合わなかった側が有利なのはそれまでに後を追い掛けながら目についた人を救助する為にあちこち寄り道した余波って事で…

運命のダイスロール

50+dice2d100=83 5 (88)

合計は138だから…
間に合った！？

ダイスが間に合わないで欲しい83と間にあって欲しい5のぶつかり合いの様に感じるなぁ…

天井組が一人でもあの場面にいたら…その2みたいな結果だな

原作以上の激務で絶対睡眠時間減ってるからエリスからガチ目に気遣われて今回は頼っていいんだと安堵して、エリスを支持する人間の気持ちを理解するんだよね…
反面、エリスがボロボロのヒナも守る対象として扱ったことでヒナの中で対等だと見なしてた関係が崩れかけたことに少しだけショック受けててほしい
先生が怪我したらこの辺純粋に味わえなさげなんでできれば間に合ってくれないかな～とは思ってる

すごいギリッギリで間に合ってる
これは脳焼かれますわ

大体なんでもできるくらい強いのに、本当の望みだけは叶えられないし強さがまったく何の役に立ってない(どころか虚しさすらある)って辺りがホシノを彷彿とさせてポイント高い

それはそうと先生を守った功績ができたから、体制側はエリスがゲヘナに戻ってきてもいいとある程度公言できるようになったんじゃないかな
会話イベで万魔殿や風紀のメンバーを選べる理由をゲットしたと考えていいかもしれない

めっちゃギリギリじゃんね…撃たれはしたけど間に入ることには成功したって感じ？
これにはハラハラしながら先生の動向を見ていたゲマトリアも拍手喝采です。素通ししたツルギも偉い

ゴルコンダが神秘の本質がどうこう言ってた通り、守ることにかけてはエリスが有能すぎて契約内容に護衛の仕事入れたのも納得いくんだよね

……まさかと思うが今回のダイス結果が表に出ててないだけで神秘の本質通り守護の力を某アクシズショックのノリで見たからフランシスらが何を感じたか知らんが友好度合100オーバーを出したとか無いかね…？

人助けしてなかったらツルギも通してくれなかっただろうし、時間のロスに見えて実は必要なことだったのでは
で、83出て寄り道してたし無理だろうな…って空気が漂ってたところに5を叩き出すエリスさんですよ
一連の流れを見てた側からするとほぼ奇跡

公会堂だった場所からも少し離れて、市街地に近い場所までやって来ました。
しかし此処までも奴らは湧いて出ており、私の行方を妨げようとします。

「…邪魔っ！！」

人形が出て来てからは刀をメインに据えて銃弾の節約を心掛けて来ましたが、それでもかなり残弾は減っていて、もう無駄遣いは出来ません。
奴らには気絶という概念がないが故に、並の生徒よりも銃弾の消費が多い。
そうもなれば、どれだけ我慢したくても悪態の1つや2つ位吐きたくなります。
それでも、銃弾を使う事を止めて刀と盾のみのスタイルに変えて相手にする数を更に減らし、より僅かな隙間で、場合によっては速度だけでなく力業でも突破する事で何とか切り抜け、1秒でも速く先を急ぎます。
青白いクソ人形共の間を抜けて、市街地、直前まであの日に聞いた銃撃音がしていた場所が見えるところまで辿り着いた時には、ヒナさんは膝をついて、先生は丸腰で奴らの前へと立っていました。
その中の1人が、先生へと銃口を向けます。

>>90 続き

(…駄目、このまま走ってもあの銃が放たれるのには間に合わない…！なら、狙い撃つ…？

ううん、銃じゃ構えて、狙いを付けて撃つには“1手”が足りない…！)

その時、視界の端でまだヒナさんが動いているのが見えました。血の入り掛けた左眼で、この場へと辿り着いた私を見据えました。

…先生の下へと辿り着く道筋は見えています。

しかし、このズルが成立するのかは分かりません。そんな事を考える余裕なんてありません。いわばこれは賭けです。

これまでの経験からして、銃に神秘を込められるならば、それ以外にも神秘を込められる物はきっとある。

恐らく銃以外に神秘を込められる物や、それが出来る人間はかなり限られるのかもしれませんが…少なくとも、ホシノさんは盾に神秘を纏わせる事が可能でした。

それに、ゴルコンダさん曰く、私の神秘は『防御』に偏っている。

その言葉を信じるなら…私に同じ事が出来ない道理はない。

ヒナさんに向けてこれを投げたとして掴み取れるかどうかは分かりません。しかし間に合わせるには、投擲する速度をヒナさんが負傷してるからと加減してはいけない。

私が追い付く速さでは、ヒナさんが先生の前に飛び出るのに間に合わない。

盾を左の掌で回す。前に出した右脚を地面に罅が入る程強く踏み締めて直前までの速度を急停止させる事で生まれた慣性と、足首から柔軟に動かして溜めた身体の捻りの力を、最大限まで引き絞り遠心力を限界まで味方に付けた左手に全部乗せて、急停止させてなお身体ごと前に行く程の全力で投げ飛ばしました。

>>91 続き

(視点変更:エリス→三人称)

瞬間、空気が弾ける音と共に回転する盾が、先生とアリウスの間に横から割り込もうとする空崎ヒナへと送り届けんと放たれる。

投げる瞬間に盾に付けられた角度は目分量でありながら、完璧に曲がり切り先生の前へと飛び出し、最初の銃弾を受け、空崎ヒナがよろめいたとしても容易く掴み取れる様に、取っ手が彼女の方へとその柄を無防備に晒していた。

「…っ！！…セナっ！！こっち！！」

全力で空崎ヒナはその柄を掴み、その衝撃を殺し切って、それで銃弾を受け止めんと力を込めた。

本人はおろか、その本質はゲマトリア以外に誰も理解していない『楽園』の神秘の込められた盾。

空崎ヒナは『楽園』の内側に居る資格を持つが故に、間接的にその発動要件を満たした。

『楽園』そのものであり『楽園の守り手』である彼女の手から既に盾は離れており、盾に事前に込められた神秘で展開できるのはほんの数秒な上、外部からの影響の拒絶と呼ぶには余りにも不完全で、範囲も両手を伸ばせば両端に届いてしまう程の小規模な物だった。

それでも、襲い掛かるアサルトライフルの銃弾から盾の内側を隔絶するには十分であり、決死の数秒を使い切って、先生を庇い切り救急車に乗り込むまでの時間を稼ぐ事に成功した。

>>92 続き

(視点変更:三人称→ヒナ)

辛うじて奴らの攻撃を防ぎきった盾が手から滑り落ちて、セナの救急車に乗り込むと同時に落ちそうな意識の中、それでもまだ何とかして先生を守ろうと奴等に向けて終幕:デストロイヤーを持ち上げた時、アリウススクワッドと手から滑り落ちた盾と、私達の救急車の間に、焔のような揺らめきが一瞬走り、先程の盾の投擲と合わせて数十秒の間で行われた2つの妨害によって防がれ狙いを揺らされた結果、私達の乗る救急車を狙い撃てるタイミングを逸したのか時間が止まったかの様に静まった中を、編笠と羽織で見目はちゃんと見えなかったけど、きっと彼女だと直感的に思ったあの子が、奴らの前に立ち塞がった。

わずかに振り返って編笠から見えた口元が動く。

「…後は任せて、今は休んでください、ヒナさん。

此処は、蟻一匹たりとも通しませんから」

…あぁ、良かった、と思って張り詰めた気が抜けて、救急車の中の壁に寄り掛かって、ずり落ちる様に座り込む。

…そして、同時に後悔も産まれてしまう。

私達が直接した事ではないにしろ、体制側の都合で追放した彼女に、私すらも守らせてしまった事。

私が何に換えても守るべきだったのに、1人ではどうにも出来なくて、咄嗟に頼ってしまった事。

…あの瞬間、先生と一緒に居たのが私じゃなくて、彼女だったら、1人で誰にも頼らず守れたのかもしれない。

意識が落ちるその瞬間まで、私は自分の不甲斐無さへの後悔を引きずっていた。

ものすごい手段で先生守ったな…
互いがどう動くか分かってて信頼し合ってないと不可能な手段だし、その上で双方共に凄まじい技量があることを前提としたやり方をここ一番で成功させた奇跡の一瞬じゃない？

貴重な神秘が絶対防御という形で表出した初の瞬間+他者による発動という興味深い現象+先生が無事という3点で、これ見てる黒服とデカゴルはウッキウキだろ絶対……上のレスにあるけどほんとに拍手喝采してそう

守られたことに曇っちゃったからシナシナイベント起こりそ〜…
ヒナ視点見るにここだと多分ホシノだけでなくエリスの名前も出るだろうな

>>94

スタンディングオベーションする2人が容易に想像できて草

いや、ゴルコンダは無理だからデカルコマニーの方か

後で黒服達から聞かされたマエストロは生で見れなかったこと悔しがりそう

スタンディングオベーションに関しては外国人が四人ほどウォーみたいな感じでガッツポーズしてるヤツのイメージはできるなw

後>>88レスにある楽園の守護の力を見たからこそフランシスらはエリスに実験動物以上の可能性を見て130と友好度合を叩き出したのが仮にここがきっかけになってしまうなら、色々と複雑ではあるな…

アリスクからしたら理不尽も甚だしいな
ゲヘナの最強戦力は大ダメージで先生を撃つ邪魔はもうないと思ってたところにヒナと同格の戦力が急にインターセプトするとかさ
重傷のヒナ相手に4人がかりで手間取ってたのに無傷のエリス(怒り)に勝てるとは思えないが果たしてどうなるか

正直この現象ってエリス達が思ってるより遥かに重要な意味を持ってる気がする
つまりヒナとエリス間で信じ合った結果、楽園の神秘が顕在化した瞬間が世界/他者に観測されたとも言えるわけで
ある意味では、不可能なはずの『楽園の存在証明』が果たされたと言ってもいいんじゃないこれ？

多分この辺ゲームだとスチル祭りになってるな。なんか変なエフェクト出てそうな盾で防ぐヒナと、救急車を守るためにアリスクの前に立つエリスの背中が映るスチルはきっとある。
大人一人隠せるかも怪しい盾ひとつで（両手を広げた程度とはいえ）範囲外まで完全に守り切った異常性はアリスクも目にしただろうし、時が止まったようになるのも無理ない。だってこんなの奇跡を目の当たりにした状態じゃんね。

ゲマトリアが神秘抽出して利用しようとしても多分うまくいかないだろうな…。描写的に『楽園』そのものにして『楽園の守り手』であるエリスの認識が全ての基準になってるっぽいから、楽園に入る資格があるとエリスが認めるに足る存在が誰もいないせいで普通の神秘研究以上につまずきそう

少し長くなるがエリュシオンについてpixiv百科を見たが、エリュシオンを支配する神にラダマンテュスの他に農耕の神のクロノスがいて、諸説あるがクロノスがエリュシオンに来た経緯がキュクロプス三兄弟から雷霆をもらったゼウスによりティターン神族が負けて色々あって移り住んだみたいな記述があってこれは怒りの日かゲヘナ編を表せる要素だと考えられた事

続けて読み進めると時間神の方と混同されやすい要素が神秘が分かりづらい点、ゴルコンダが作ったあの秘密道具とヒナ視点での時間が止まった用な表現が合うと思った事

ついでにローマ神話だが、農耕の神のクロノスと同一視された農耕の神のサトゥルヌスが土星のサターン読みによって(経緯ははしょるが)色々連想ゲームの結果クロノスとサトゥルヌスが魔王サタンとルシファーみたいな風に言われやすいとあったから

こじつけ含めて色々まとめるなら
・エリスの悪魔の要素がエリュシオンが地獄の物だよ～の表現以外にもサタンやルシファーと設定含めて同一視されやすいクロノスやサトゥルヌスの要素
・時間が止まった用な表現と例の秘密道具からエリュシオンに関係がある別の神の神性を引き出せる可能性
・最後に悪魔にして豊穣の神でヒナの元ネタ説が強いバアル(バエル)とエリュシオンを支配していた説のある神のひとつ柱のクロノス、そんなクロノスと同一視されたサトゥルヌスは農耕の神と共通している要素が含まれていて
いくらでも盛りやすい要素とエリスがヒナを比較対象にあげることの多い理由に個人的に考えられたな

>>101

サトゥルヌスは我が子を喰らう絵で有名やね

>>101

それと追加でこじつけするとエリスが演奏も聞くことも含めて音楽が好きなのにpixiv百科のエリュシオンについての記述に冥界から一度帰還した吟遊詩人のオルフェウスとその妻も死後エリュシオンにいるかもみたいな所からダイスが決めていたが音楽好きな要素がエリスにあるのか共当てはめられると感じたな

pixiv百科事典は参考にするにはめっちゃガバいぞ

参考元にするならギリシャ神話関係の文献か、手軽なものなら英語版Wikipediaくらいが多少マシな部類かな
まぁ一次資料におけるエリュシオンの言及が少なすぎるせいでまともな参考文献が無いんだがなガハハ

>>104

>>105

こちらのこじつけとは言え実際二人の言う通りちゃんとした所から調べずアレな所で調べたのは正直本当に申し訳ないと思ってます

次はこう言うのが無いように努めるのでご容赦を……

>>103

情報元はアレだがゲヘナから追放の形で冥界から逃れて趣味に音楽があるエリスと冥界から帰還した吟遊詩人なオルフェウスは二点だけならこじつけでも当てはまるちゃ当てはまるか…

本当にそうなるかわからんが仮にエリュシオン関係の神の神性引き出せてしまうならエリスの神秘が分かりづらい点にもなるかもしれんが…

エリュシオンってしっかりと情報調べてもそんなに無いから全然わからないがそう意味では楽園の神秘ってゲマトリアからしたら貴重だが同時に調べるとなると未開域過ぎて行き詰まり易い研究でもあるのか……

>>106

こっちこそ言い方キツくなったみたいですまん…特に責めてないからあまり気に病まないでもろて…

手軽に知りたいなら、つべのゲームさんぽにある現代の古代ギリシャ人によるアサクリのエリュシオン解説動画がオススメ

>>108

つべに解説動画あったのか、情報提供のほど感謝です！

>>96

自分はフレイザード倒したときにミストバーンが言ったような「すばらしい…！」的な感嘆のため息ついてる黒服を連想したなぁ(分かりにくい例え)

ゲマの男共はどうでもいいとして、この奇跡を見てるセイアはどう思ってるんだろ

これも予定調和なのかな

彼女らの前に立って、一度投げ渡した盾を尻尾で拾い上げます。
……本当に危機一髪で、賭けが成功しなければ先生にも被害が及んでいたかもしれません。

「……はぁ…まぁ、それを考えるのは後にしましょう。それはそれとして…貴方達。
何やら随分とはしゃいでいたようで」
「……貴様は…何者だ」
「取り敢えず、貴方達の仲間を1つほど叩き潰した、貴方達の敵。答えとしてはこれくらいで十分でしょう。
むしろその質問はこっちが聞きたいくらいです。何がしたくてこんな事をしたんですか」

本気で理解できませんね。
この条約を嫌う人間なんてほぼ居ません。
机の下で銃を向け合う事になったとしても、少なくとも表面上は平和が誕生するのです。
否定するとしたらゲヘナやトリニティ付近を根城にしていた不良とかになりますが……
不良にしては無駄に装備が充実してる上、明らかに質が良い。どう考えてもまとまった組織の何かです。普通そのレベルになったら条約を否定してもデメリットが勝る気がしますが……

「……私達はアリウススクワッド。
私達はトリニティに代わり、あの公会堂で条約に調印した。今や私達が楽園の名の下に条約を守護する新たな武力集団…『エデン条約機構』になった」

…何故でしょう。
話し始めただけなのに何故だか可笑しくて笑いそうになってしまいます。
本当に、どうしてしまったのでしょう。
笑いを抑えるのに必死で話を聞くのを忘れないように気を付けます。

>>111 続き

「───そしてゲヘナ、そしてトリニティ。この両校こそがエデン条約に反する紛争要素であり、鎮圧対象だ」

「………あぁ、ごめんなさい。もう良いです。

御高説どうもありがとうございます。

で、そんなのどうでも良いのでぱっぱと言いたい事だけ言いますけど。

………貴方達、別にトリニティじゃないでしょう。根本がズレてます」

「…は？」

………まぁ、途中からほぼ聞き流してしまってましたが。

だっておかしいじゃないですか。

戒律の守護者だって言うなら、何でこんな弱いんですか？複製なのだとしても普通に考えてもうちょっとマシです。

負傷したヒナさんによってたかって無限の残機を利用して何十人で群がっても漸く膝をつかせられる事しか出来ない程度の強さの人形が、何を守れるって言うんですか？

万全のヒナさん1人で崩せてしまう程の守護者など、条約の持つ大きさに対して余りにも弱過ぎますし、これだとトリニティとゲヘナの戦力バランスがおかしい事になります。常にゲヘナにヒナさんかそれに準じるクラスの人間が1人居るとするなら、トリニティにもそれに匹敵する存在が居ないとバランスが取れません。

ですが、何時まで待っても、何人斬ってもそんな強い奴は居ませんでした。ならそもそもその場に何も居ないか、何らかの理由で生み出せないかになります。

「だって考えて下さい。

これはゲヘナ学園とトリニティ総合学園の契約でしょう？

アリウススクワッドが何だか知りませんけど、それって今のトリニティ総合学園が正式にその存在を認定してますか？貴方達の存在をトリニティの生徒として捉えていますか？連邦生徒会は？

貴方達が勝手にトリニティの生徒を名乗っているだけで、トリニティの生徒である証明は無いじゃないですか。

だから、条約の正当性が弱い。だから使えるリソースが少なくてこんなぺらっぺらの雑兵しか使えない。本来ならもっと強くなるでしょうに…宝の持ち腐れです」

「貴様…！」

>>112 続き

物に神秘を含ませる事に成功した今になって、不思議と刀で斬り落とし内部に取り込んだ複製達の不安定さが分かる。

無理をしてでも強さと数を両立して揃えようとすると、1体当たりの強さが普通より数段上程度に収まってしまう程にリソースが足りていない。

分かりやすく例えるなら、コンセントとかスマホに充電器がちゃんと刺さっておらず、充電がろくにできないような状況です。

まぁ、それでも普通の人よりも高い能力と数は確保できている為に、そこに無限残機もあるなら押し切るだけなら出来そうですがね。

しかし救急車が絶対に追い掛けられないように、この場は確実に抑え込む必要があります。

「…さて、先に禁忌に手を出したのはそちらです。

……過去の所業を実際に受けた訳でも無い口で、過去の所業から端を発する憎悪を語ろうと言うのならば。

貴方達のせいで被害を受ける人間に同じように復讐されるのも、当然受け入れられますよね？」

出来る限り歓迎するかのように声は優しくしますが、編笠の下の目は何よりも冷たくなります。

貴方達の正当性など、他人にとってはどうでもいい事です。

結局の所、客観視が第一である世界において、ゲヘナとトリニティに見境無く攻撃する貴方達はただのテロリストで、間違っても正義の味方にはなり得ない。

………そんな人間に、そしてそんな人間を主として存在する者に、楽園を守る資格などある訳が無い。

刀は使えないので邪魔にならないよう背中に場所を変え、拳銃とアサルトライフルを両手に持ち、盾を尻尾で持ち上げ構え、アリウススクワッドを始めとした相手に立ち塞がります。

というわけでアリウススクワッドと愉快な仲間達戦です。
ユスティナミメシスはステータスオール70、ノーマルアリウス兵はオール60で行きます。
それぞれ3人ずつ追加で参加し、この戦闘中戦闘不能になっても残機は無限で常に3人を維持します。
但し、今回の戦闘において特殊ルールとして、以下の終了条件と追加システムを一時的に導入します。
終了条件:
・5ターン経過
・アリウススクワッド全員のHPが0になる
追加システム:
・エリスに特殊能力『不完全な楽園の殻』を追加。攻撃側を決定する判定の時に、敵側で自身の耐久力161以下の数値を出したキャラの数値を0として判定する。
但し、あくまで攻撃側を決定する判定の時の話なので、ダメージ算出は問題無く全員が行う。

アリウススクワッドのステータスは次レスに纏めます。

アリウススクワッドのステータス

サオリ
攻撃力:80
耐久力:80
治癒力:65
機動力:80
HP:400

ミサキ
攻撃力:75
耐久力:65
治癒力:65
機動力:70
HP:325

ヒヨリ
攻撃力:80
耐久力:70
治癒力:65
機動力:60
HP:350

アツコ
攻撃力:60
耐久力:70
治癒力:85
機動力:75
HP:350

そういや今回といい4章(予定)といいアリスクとは常に敵対する形になるんだな
まるでエリスの神秘そのものが自分の都合で楽園の名を騙った者達とは絶対並び立ちたくないって言ってるような敵対ぶりなんだけど
楽園の好き嫌い激しすぎだろ…

強さが釣り合ってない1対4+αの対決が始まるのか…
アリスクらの攻撃が尚更通らなくなるスキルもポロリの感覚で追加されたし当たってもアケミみたいな感じで銃弾弾かれそうだな、ダメージ出せなきゃ…

まー楽園の前で楽園の名のもととか言い出すのは真実知ってると滑稽にしか映らんよね
なんかこの短時間で刀に取り込んだ中身まで感じ取ってるんですけど、デカゴルこれは一体…！？
ところでアツコやられたらユスティナ消えるけど大丈夫？

無関係の通りすがりに計画のダメだしをされるとか計画に関わった人間のプライドはもうボロボロ
特に芸術点が高いのは、ユスティナ複製の戦力欲しがってたベアトリーチェまで間接的に馬鹿にしてること
エリスさんが二重の意味でキレッキレすぎて最早感動すら覚える

ゲマトリア側はミメシスの技術さえ手に入ればよかったからね
バルバラを呼ぶ事すら出来ないのをベアトリーチェは把握してたと思う

>>116

4章に関しては依頼の結果起きた不本意な事で本人の意志ではないので許してあげて……

まぁエリスは何だかんだ甘い子なので、どんな悪人であっても心から反省して償う気があるなら許しますし、4章以降の今までが悪い事であったと反省しているアリウススクワッドなら普通に友好的に接しますし、頼られたら応えます。

ただ、それはそれとして今のアリウスには許せる要素が1つもないので口調は柔らかいのにたまに敬語が外れる位にはブチギレ状態ですね。

>>118

デカゴル「何それ知らん怖…」

まぁ、ホントの事を言うと初めて神秘が明確な意志の下に能力が発動した結果、神秘に関する感覚が普段よりも敏感になってるのと、戒律の守護者が『楽園の名の下』にある為に『冥府の楽園の神秘』であるエリスにも僅かに反応していた結果ですね。

それと、アツコとユスティナについてですが、改めて該当する場面を確認しましたが、マエストロの発言を鑑みる限り、『アツコが倒れても命の危機にならない限りはミメシスが弱まりはしない』と解釈する事も出来ると思います。

それに、4章の描写から見るにアツコの神秘が残ってさえいればミメシスの召喚と維持は可能であると思われる為、ダイスの戦闘ではHP0=気絶または疲弊して戦闘を継続するが難しい状態にしている関係で、ダイスの戦闘で神秘そのものが危険に陥るのは予めそういうルールが設定された場合になると思われます。

なので、アツコのHPが0になったとしてもその時点ではミメシスが問題無く活動できると思います。

ついでに言うと、『不完全な楽園の殻』は初めて神秘を使用してその感覚がまだ残っているから感覚で継続して出来るだけで、戦闘が終わってから暫くして感覚ではなく何とか発動に理屈をつけようとすると上手くできない感じで消える、再登場するか不明なこの戦闘時のみの特殊能力です。

保守

色々やりきった上でシワシワになるヒナちゃんの裏側でアリスクらをバッチバチに煽る無傷のエリス…このスレ世界のエデン3章前編がゲヘナ天井二人のすごさがめちゃくちゃ理解される話になるだろうな…

おまけだがヒナがシワシワになるのは確定だろうけど、ぶっちゃけ心の折れ形で言うなら過去を含めて追い詰められ地下マンチの操作でテラーになるホシノ、ゲマと契約+この先のゲヘナ編にてラスボスになりかねない道を歩むのがほぼ確定のエリスに比べれば壁にぶつかった際のメンタルの骨折具合ならまだヒナの方がめちゃくちゃマシなのがなぁ…

ヒナなら重傷でも盾を掴む、エリスならあの人数でも通さない、という2人の間にある重めの信頼が感じられていいですね
ゲヘナ最強の矛と盾感が最高

今回の5ターン戦闘は耐久メインにはなりそうだが、攻撃ターンが全ターンエリスになったりしたら防御の時点でそれなのに相手にステータスの暴力とか言うク、ソゲー押し付ける事になるから絵面がヤバいだろうな…

161以下が無効ならサオリとヒヨリは82以上、ミサキは87以上、ユスティナ3体は92以上出さないとエリスの攻撃が確定するのか(アツコとアリウス生は100出しても無意味…ばにたすばにたす)
めちゃくちゃエリス有利だな…
さすがに1ターンに1人くらいは出るだろうが、最低2人は上の数字出さないとエリスのダイスに勝てんねこれ

>>126

エリスに何らかの補正を乗せないとエリスがずっと殴られてるだけになるし…(ダメージがろくに入るとは言ってない)

結果アリウスに超不利な形になりましたが、そもそもの基礎スペックが違い過ぎるし…一応ワンチャンスはあるようになってるからﾕﾙｼﾃ…

重症のヒナに4人+αでやって粘られまくってるアリウススクワッドにエリスが防戦一方になるのも変なので…

まぁ、スタートラインにすら立てない4人に関しては…残念ですが諦めて下さい。

アリウスモブは普通のモブより強くしてるし、アリウススクワッドもまぁまぁ甘めに能力値振ってるつもりなんですけどね…

多分タイマンでエリスとやろうとしたら攻撃力基礎値が100超えてるのがほぼ前提になりつつあるんですが、基本的に戦闘関連の基礎値が100を超える生徒は天井組或いはそれに準ずるキャラだけにする予定なので…何だかゲヘナ編に入る頃にはエリスの攻撃力とか200超えそうな勢いですけど。

取り敢えず1ターン目の判定を始めます。

1ターン目 攻撃側判定

味方側

エリス 182+dice1d100=41 (41)

敵側

サオリ 80+dice1d100=27 (27)

ヒヨリ 80+dice1d100=88 (88)

ミサキ 75+dice1d100=75 (75)

アツコ 60+dice1d100=100 (100)

アリウスモブA 60+dice1d100=18 (18)

アリウスモブB 60+dice1d100=15 (15)

アリウスモブC 60+dice1d100=62 (62)

ユスティナミメシスA 70+dice1d100=63 (63)

ユスティナミメシスB 70+dice1d100=77 (77)

ユスティナミメシスC 70+dice1d100=1 (1)

アツコめっちゃ頑張ってる…

良い出目だ。感動的だな。だが無意味だ(^U^)

『不完全な楽園の殻』突破者

ヒヨリ

味方側 182+41=223

敵側 80+88=168

味方側の方が数値が高い為、味方側の攻撃となります。

ダメージ判定

エリス 182+dice1d100=79 (79)

対象 dice1d10=8 (8)

1.サオリ

2.ヒヨリ

3.ミサキ

4.アツコ

5.アリウスモブA

6.アリウスモブB

7.アリウスモブC

8.ユスティナミメシスA

9.ユスティナミメシスB

10.ユスティナミメシスC

これまで基本的にそこそこの人数で戦ってたせいかダメージ計算の欄が寂しく見えてきました。多分末期な気がします。

ダメージ計算

ユスティナミメシスA ダメージ191

HP:350→159

2ターン目 攻撃側判定

味方側

エリス 182+dice1d100=32 (32)

敵側

サオリ 80+dice1d100=31 (31)

ヒヨリ 80+dice1d100=26 (26)

ミサキ 75+dice1d100=82 (82)

アツコ 60+dice1d100=83 (83)

アリウスモブA 60+dice1d100=64 (64)

アリウスモブB 60+dice1d100=88 (88)

アリウスモブC 60+dice1d100=98 (98)

ユスティナミメシスA 70+dice1d100=36 (36)

ユスティナミメシスB 70+dice1d100=96 (96)

ユスティナミメシスC 70+dice1d100=6 (6)

『不完全な楽園の殻』突破者

ユスティナミメシスB

味方側 182+32=214

敵側 70+96=166

味方側の方が数値が高い為、味方側の攻撃となります。

ダメージ判定

エリス 182+dice1d100=17 (17)

対象 dice1d10=2 (2)

1.サオリ

2.ヒヨリ

3.ミサキ

4.アツコ

5.アリウスモブA

6.アリウスモブB

7.アリウスモブC

8.ユスティナミメシスA

9.ユスティナミメシスB

10.ユスティナミメシスC

1ターン目で唯一突破したからヒヨリから狙う図に見える
全体攻撃が出ないのは運が良いのか悪いのか

会心の一撃(出目100)出て無傷は普通心折れるんだよなぁ…
エリスの出目が腐ってるせいで全体攻撃出ないにしてもこれはトラウマもの(なお狙い撃ちされたヒヨリ)

それにしても基礎値が普通なキャラのHPの減り方を見てると攻撃力基礎値100を超えてる天井組がどれだけ無法な火力なのか分かりますね…

この時点で考えても最大で約200ダメージを全体飛ばせる火力がデフォルトだと考えると…同じ世界に生まれなかった事が幸運な気がしてきました。

ダメージ計算

ヒヨリ ダメージ134

HP:350→216

3ターン目 攻撃側判定

味方側

エリス 182+dice1d100=89 (89)

敵側

サオリ 80+dice1d100=54 (54)

ヒヨリ 80+dice1d100=99 (99)

ミサキ 75+dice1d100=1 (1)

アツコ 60+dice1d100=62 (62)

アリウスモブA 60+dice1d100=15 (15)

アリウスモブB 60+dice1d100=45 (45)

アリウスモブC 60+dice1d100=47 (47)

ユスティナミメシスA 70+dice1d100=41 (41)

ユスティナミメシスB 70+dice1d100=28 (28)

ユスティナミメシスC 70+dice1d100=4 (4)

ヒヨリが頑張ってる反面、ミサキとユスティナのやる気が無さすぎて草
ミサキはこれまでの戦闘で勝てないの悟って撤退考えてそうだけど、ユスティナは相手が楽園だからか徐々に性能落ちてってる感あるわ

ちょっと強い程度ではね
万全のヒナ相手でもこうなってたと考えると戦っちゃいけないと痛感するわ

ユスティナCはやる気ないだろ
お前ずっと1桁しか出してないぞ100面ダイスで

ヒヨリ、2回目の条件突破…

スナイパーだから効力射のタイミングで放てるのかもしれません。

だが2人以上で突破しない限り無意味だ(^U^)

>>134

ミサキも2ターン目であと一歩の数値は出してるんですけどね…今のところアリウススクワッド(そもそも最大値届かないアツコは除く)で1番出目が掠りもしてないのはリーダーのサオリなんですよ…アツコですら初手で100出して届かないなりに頑張ってるのに…

>>136

ホンマや…ユスティナC、3回連続で一桁出しとる…

『不完全な楽園の殻』突破者

ヒヨリ

味方側 182+89=271

敵側 80+99=176

味方側の方が数値が高い為、味方側の攻撃となります。

また、エリスが条件を満たしたので範囲攻撃化します。

ダメージ判定

エリス 182+dice1d100=81 (81)

ダイスがついに回った

本当に一撃でほぼ全員のHPが半分以上消し飛んじゃった…
ヒヨリはもう次当たっただけで脱落確定だしユスティナは一人消し飛んだし…ユスティナは補充されますけど。
ヒヨリ、3ターンで2回も壁を突破して今のところアリウスの中で一番頑張ってるのに…不憫だ…

ダメージ計算
サオリ ダメージ183
HP:400→217
ヒヨリ ダメージ198
HP:216→18
ミサキ ダメージ195
HP:325→130
アツコ ダメージ190
HP:350→160
アリウスモブA ダメージ203
HP:300→97
アリウスモブB ダメージ203
HP:300→97
アリウスモブC ダメージ203
HP:300→97
ユスティナミメシスA ダメージ193
HP:159→0
ユスティナミメシスB ダメージ193
HP:350→157
ユスティナミメシスC ダメージ193
HP:350→157

もはや殻の突破が多い上に狙撃手のヒヨリを見せしめの如く追い詰めるねぇ…
場合によってはアリスク一人は落とせそうかね

それじゃあヒヨリだけやたら攻撃されるのは同じ攻撃力のサオリが一度も82以上を出さないどころか掠りもしないのが悪いって事で。

ミサキもアツコもどっかしらのターンで頑張ってるんだぞ。

4ターン目 攻撃側判定

味方側

エリス 182+dice1d100=24 (24)

敵側

サオリ 80+dice1d100=80 (80)

ヒヨリ 80+dice1d100=56 (56)

ミサキ 75+dice1d100=53 (53)

アツコ 60+dice1d100=18 (18)

アリウスモブA 60+dice1d100=57 (57)

アリウスモブB 60+dice1d100=47 (47)

アリウスモブC 60+dice1d100=57 (57)

ユスティナミメシスA 70+dice1d100=64 (64)

ユスティナミメシスB 70+dice1d100=61 (61)

ユスティナミメシスC 70+dice1d100=18 (18)

さっきの全体攻撃で露骨に士気が落ちたのか誰も突破できてない

あ、ボロクソ言ったらサオリがそこそこの出目出した。

だが82以下なので無意味だ(^U^)

そして此処に来て初めての完全な0…何だかんだ攻撃判定に数値を入れられてたのに…

『不完全な楽園の殻』突破者

なし

味方側 182+24=206

敵側 0+0=0

味方側の方が数値が高い為、味方側の攻撃となります。

ダメージ判定

エリス 182+dice1d100=64 (64)

対象 dice1d10=1 (1)

1.サオリ

2.ヒヨリ

3.ミサキ

4.アツコ

5.アリウスモブA

6.アリウスモブB

7.アリウスモブC

8.ユスティナミメシスA

9.ユスティナミメシスB

10.ユスティナミメシスC

さ、サオリ…この後アズサと会うだろうに……
この傷だとワンチャン負けそう

後一ターンか、サオリ落ちたらアズサも困惑物だろうな…

ゲームの戦闘シーンあるならダメージ数値が0じゃなくて無効とかの表記になってそう
天井組どうこうじゃなくエリスの異常性と特別性が先生たちにも伏線として示唆されるんだ

>>146

それは良いな

…もはや特別通り越して例外レベルな気はするがこのスレ世界のブルアカにてエリスの神秘考察とかは捗るだろうな

ああ、サオリも一撃圏内に入った…

なんか自分にダメージ入れられるくらい攻撃力が高い奴を優先して攻撃してません？

果たしてアリウスはラストに一矢報いれるのか…

>>146

面白そうですね。相手の攻撃に当たる度に発生する文字が回避のMISSとか障害物のBLOCKじゃなくて隔絶のISOLATEとかになるんですかね…？

ダメージ計算

サオリ ダメージ166

HP:217→51

5ターン目 攻撃側判定

味方側

エリス 182+dice1d100=21 (21)

敵側

サオリ 80+dice1d100=41 (41)

ヒヨリ 80+dice1d100=43 (43)

ミサキ 75+dice1d100=53 (53)

アツコ 60+dice1d100=37 (37)

アリウスモブA 60+dice1d100=69 (69)

アリウスモブB 60+dice1d100=99 (99)

アリウスモブC 60+dice1d100=38 (38)

ユスティナミメシスA 70+dice1d100=45 (45)

ユスティナミメシスB 70+dice1d100=100 (100)

ユスティナミメシスC 70+dice1d100=68 (68)

アリウス、一度も攻撃できなかった…

それより、結局ヒヨリとユスティナBしか楽園の殻を突破できてないじゃないですか！！

教えはどうなってるんですか教えは！

『不完全な楽園の殻』突破者

ユスティナミメシスB

味方側 182+21=203

敵側 70+100=170

味方側の方が数値が高い為、味方側の攻撃となります。

ダメージ判定

エリス 182+dice1d100=32 (32)

対象 dice1d10=6 (6)

1.サオリ

2.ヒヨリ

3.ミサキ

4.アツコ

5.アリウスモブA

6.アリウスモブB

7.アリウスモブC

8.ユスティナミメシスA

9.ユスティナミメシスB

10.ユスティナミメシスC

アリモブBのみ撃破か、今回は耐久戦して相手をビビらせる方針か
撃破したヤツから何か聞き出せないかね…？

そしてサオリとヒヨリは重傷のアツコとミサキが中傷位の被害かね…

一応市街地だから以前のこともあって範囲攻撃には気を遣った感じする
自分たちの攻撃が一度も入らず一方的に高火力に見舞われるって考えてみるとひどいなw
問題は4章でエリスが目の前に現れた時のアリスクがミカ以上に絶望しそうなんだが…ベアおばに勝った直後だから尚更

にしてもヒヨリとサオリに集中したり範囲攻撃になったりしたが基本的にモブに攻撃がそれるからユスティナは分からんがアリモブは司令塔落とされるのは流石にマズイと判断してスクワッドを守っている感じか…？って感じの戦闘結果になるかなこりゃ…

最終的なキルスコアはユスティナが1人とアリウスモブが1人ですね…

アリウススクワッドは全員HP半分以下、サオリとヒヨリは多分負傷してる立ち絵みたいな状態になってそうですね(ヒヨリは通常衣装に関連する差分はなかった気がしますが)

それ以上に何人で全力攻撃しても一度もダメージを与える機会すらなかったアリウスは既に「何だコイツ…」状態でしょうね

>>151

必死こいてベアおば倒して疲弊してるところに万全でも傷1つ与えられなかった相手がベアおば側にいたら絶望感半端ないでしょうね……

本人はゴルコンダに護衛を依頼されただけでアリウススクワッドに敵対する気はないし、アリウスの環境を見たせいでゴルコンダの目的がベアおばの回収じゃなかったらベアおばの事を撃ち殺してたかもしれない位には嫌いになってますが。

アリウスの環境を知った上でアズサの事を詳しく知ったら「何でこの生活環境であんな精神が育ったんだ…？」とある意味戦慄しそうですけどね。

ダメージ計算

アリウスモブB ダメージ154

HP:97→0

取り敢えず戦闘イベント終了です。

今夜にはまたSSに戻る予定です。

エリスが耐久戦するんじゃなくてアリウス勢がエリス相手に耐久戦しとる…
天井組やっぱ頭おかしいって…
こっからまた能力値上がるし人外魔境大決戦予定のアビドス3章が想像するだにヤバい

セイアの好感度が高い理由も分かるな
・先生守れます
・アリスクとユスティナ相手でも無傷で勝てます
・超善人です
↑だから最高のユニットすぎて見てる側はすごい安心感あるもん

ところでまた能力値上がると思うけど、もしかして今回は神秘のステも上がる？

元(辞めたとは言っていない)テロリストと現テロリスト(愉快な仲間たちを添えて)の対決は元テロリストが勝ったか…

この恐ろしさを知ってもアリスクらはもう一戦やるんですか…？

曲がりなりにもETOを名乗っておいてたった一人を相手に撤退はETOの存在意義を疑われる案件では？
そうなったら概念的なアレソレでユスティナが弱体化しそうだけど……どうせこの後ブルアカ宣言するからこれ以上弱くなっても特に問題ないなヨシッ(現場猫並感)

>>157

表面上は無所属とは言え負傷者を助けたり秩序よりの動きを見せる上で楽園の神秘持ちなエリスの方がロイヤルブラッドあるアリスクより正当性高いムーヴしてるからあり得そうよな

今回もKPV持ってきてないのダイスが決めたとは言え敵に対する最低限の慈悲に感じるな…

ここの話がゲームにあったら「楽園の証明」みたいなサブタイが付けられてそうだね
証明された楽園というのがアリウスの憎しみで歪んだ形で成立したエデン条約の事だったり、トリニティとゲヘナが互いを一時的にでも信じた事だったり、ヒナとエリスが互いを信頼し合ったことで成り立った奇跡の事だったり……と見せかけて、実はエリスの神秘を直球で明かしてましたとかだったら面白いと思う

アリスクらが退くならこの後は補給の為に一旦帰るか、追撃かね…？

……邪魔者がまた1人現れた。
最初は奴の事をそんな余り大きく考えるつもりは無く、遠距離から空崎ヒナに向けて盾を投げ込み先生を守り切った役者の1人とはいえ、たった1人で私達と無限に湧き出し続けるユスティナを相手にして背後の救急車を守り抜くつもりかと思った。
見た目は百鬼夜行の様に拵えているが、尻尾の特徴からして奴はゲヘナだ。
直前にお前達の最高戦力である風紀委員長を倒しているというのに、目の前のコイツは揺らぐ事なく立っていた。
その上、平然と私達の事を煽り始めた。短絡的に奴の煽りに乗ってしまった面はあるが、私達の憎悪を軽く嘲笑うかのような行動に怒りを覚えるのは当然だろう。
決して自分達の力を過信していた訳では無い。
事実として多少統率が混乱している正義実現委員会や風紀委員会だが、奴らには優勢を取れる無尽蔵の軍隊を持っていたからこそ、余程の敵でなければ対応する事は出来ない…少なくとも、ゲヘナとトリニティの両校の治安維持機構で要注意の人物は全員洗い出していて、その中にはこんな奴は居なかった。
しかし、奴の力は私達の想像の遥か上を行った。

私やヒヨリの攻撃は大半が回避され、奇襲するつもりだったロケットランチャーの直撃すらも完璧に無効化された。
あの盾を持っている事で奴の周りに展開する硝子の欠片のような、或いは植物の葉のような欠片達が、私達の攻撃のほぼ全てを迎撃している。
欠片の隙間を潜り抜けて本体を狙い撃とうとしたが、1人の攻撃ではやすやすと撃ち抜く事は出来ない。
私達全員が同時に射撃して漸く手が回りきらなくなるのか、1人に攻撃するチャンスが産まれるといった有様だった。
その関係か、隙間を撃ち抜くのはヒヨリがほとんどだった。
だが、その攻撃も読まれ盾で受けられるか回避される。しかも反撃で数発が既にヒヨリに撃ち込まれ、ヒヨリも痛みで狙いがブレる事も増えてきた。

>>162 続き

全ての攻撃がいなされ躱され防がれ、いつしか此方が攻めている側の筈なのに、いつの間にか我々が対処する側に回らされていた。

しかし、奴の持つ武器はハンドガンすらも常人には扱い辛い程の長銃身だ。通常の銃身なら兎も角、あれ程の銃身のハンドガンとアサルトライフルを2丁持ちするならば、当然近距離には隙ができる。

ならば、私自身が前に踏み込み、ナイフを抜き奴に接近戦を仕掛けようとする。

その次の瞬間には、アサルトライフルを持っていた筈の手でナイフの刃をそのまま掴まれ、同時に動かしてホルスターにハンドガンをしまっていたもう片方の手で顔面を掴まれて足を狩られ、体勢を崩した瞬間に力任せに水平に回転してヒヨリに向かって投げ出された。

「ぐっ…！」

「……甘いですね。偶然出てきた物に頼り切る程私は楽天的ではないですし、そもそも私が他人を制圧する上で一番信頼しているのは銃じゃなくて格闘戦なので。手応えでどれくらいのダメージを受けてるか分かりやすいですから。

…ちょっと無茶しちゃいましたかね？薄皮剥けちゃいました」

どうにか投げられた後に姿勢を調整しそのまま着地する。普通ナイフの刃ごと掴んだら薄皮剥ける程度で済まないだろうに。そう愚痴りたくもなる。

私が近付いた時に投げ上げていたのか、上から落ちて来たアサルトライフルのグリップを正確に握り直し構え、同時に改めて抜いたハンドガンが交差する。

「…リーダーっ、アレはマズい…！」

射撃して妨害しようとしても、あの防壁に全て阻まれる。

私とヒヨリの側に今から隠れられる遮蔽物はない。咄嗟に姿勢を低くし、少しでも影響を避け、同時にヒヨリを庇うような姿勢になる。

「リーダーっ！？」

「ヒヨリも伏せろ！」

瞬間、私達に向けられた銃口が瞬き、視界は閃光に覆い尽くされた。

ちょっとだけ1〜3ターン目位のアリウススクワッド視点を挟みました。

何だかこのレベルの蹂躙をナレーションの範囲で終わらせるのもあっさりし過ぎな気がするので…

4〜5ターン目は飛ばして次はエリス視点に戻ります。

>>157

エデン条約機構を名乗るなら私を捕まえる位出来ないと駄目でしょう？ヒナさんなら出来ましたよ？位は煽りそうですね。

ぶっちゃけヒナ以下の武力組織がエデン条約機構になっても意味ない気がするんですよね。

ヒナ含む数人がゲヘナがエデン条約に反対してクーデター起こしても鎮圧できないって事ですし。

…ヒナがそんなのに参加する訳無いので前提が崩れてますけど。

>>161

相手が撤退しててもエリスだとそのまま殲滅しに行きそうなので、エリスの方にも下がる理由を用意する予定です。

数が有っても質がアレならこうなるよな…
お前らが追い詰めた相手なら私を倒せたぞ系の煽りはかなり来るヤツだからエリスならマジで言いそう…しかし、逆に言えばヒナがショック受けてた時の反応の様にエリスがそう考えるか言うなら互いに実力も人格面もリスペクトしてる様なものよな

これはあくまで個人的にプライマルアーマーの様な硬い殻の防御に、ステータスの高さで一方的に理不尽を押し付ける様な無双っぷり、AC4のあのオープニングムービーを彷彿とさせるな…

編笠かぶった変なヤツを舐めてかかったら手痛い反撃を食らったでござるの巻
体力2桁に追い込まれてようやく絶対油断しちゃいけない相手だったというのを思い知っただろうけどちょっと遅いかな。さっきまで相手してたコンディション最悪な状態のヒナより強いしそいつ…

隔絶した防御の描写を見て思ったが、焔という名前も確かな形がなく誰にも触れられない楽園の本質を表してるようでつくづくナイスなネーミング

楽園の名のもとの守り手(正当性あんま無い)vs楽園そのものにして楽園の守り手じゃ強さどうこうじゃなく概念的な相性が最悪だったな…。
というかアリスクの比じゃないレベルで、概念的にも二つ名的にもエリスが楽園のタブーを犯しまくってるベアトリーチェの天敵にしか見えない。

楽園を騙り約束を破り、子どもたちと無辜の人々を虐げてきた罪人を、「楽園」にして楽園へ入るに相応しいかの「裁き」を下す審判者が「焔」で燃やし尽くす
…という符号が綺麗に成り立ってしまうので、エリスに知られた時点で現行犯処刑コースは確定。ついでに言えば変身した姿が植物を彷彿とさせる点もダメ(燃えやすそう)

ここまで強いとエリスを手に入れるための手段は逆に分かりやすくなるからこそ、暴力に頼らず契約で縛ろうとしてくる大人が一番厄介なんだよね…。なにせこの子対話から入ればちゃんと会話してくれるから

楽園違いでも多少の影響は与えてるんだしユスティナにお前達はエデン条約機構に相応しくない宣言したら何か変化ないかな？

エリスの情報についてアリウス側も完全に知らなかった感じか…
今更ながら思うが実際エリスについて探るならカヨコやヒナを筆頭に必ず直接会った事のある人物に当たるしか無さそうなのマジで秘匿性高いな

>>169

知れる機会があったのは唯一デカゴル経由だけど、マエストロや黒服には伝えてもベアおばには言わなかったんだろうねあの2人。捨て駒のアリスクはともかく、さすがにロイヤルブラッドが危険に晒されるのは避けたいだろうし。

こうなると他3人はガチ目にベアおばの計画よりもエリスを優先してる感じあるなぁ…。実際エリスは楽園の神秘覚醒というゲマトリア大歓喜のイベント起こしてて、直前の会話でもいずれエリスの神秘を使用した大掛かりな実験をする(意訳)とも言ってたから、エリスの神秘研究を最優先に設定してる可能性は大いにあるよね。

むしろエリスの研究進めるためにベアおばの計画を利用してるっぽいし、この分だと不快感示してたベアおばの行動の不満もここでは全部呑み込む…というかエリスに比べたらどうでもいいレベルで些事になってると思う。

冷静に考えたらデカゴルだけじゃなくて、黒服のホシノに向けられてた興味とかもこっちに向くのすごいイヤだな……。

マエストロは作品手掛けてるだけで生徒に興味持たないから安心かと思ったけど、エリスってルネサンスという芸術全盛期(から始まって今に至るまで)におけるテーマの範疇だから興味持たれる可能性普通にあったわ(絶望)

終わったなエリスの平穏

「くっ…」

リーダーである彼女を始め膝をつくまで彼女達を追い詰めました。
此処までやれば、すぐに救急車を追い掛ける元気は無いでしょう。救急車も既にかなり離れた場所に居ると思いますしね。

「…はぁ。エデン条約機構を名乗る癖に、私一人にすら傷をつけられないのはどうかと思いますがね。
ヒナさんなら私に傷をつけるどころか私を倒して捕まえるまでできましたよ？
条約を調印する学園の一個人以下の治安維持機構に何の意味があるんですか？
ミサイルが無ければヒナさんにも勝てませんよ。トリニティとゲヘナを滅ぼすと言っておいてこんな様だなんて、みっともない」

喋っている途中に仕掛けてきたミメシスにノールックで風穴を開けながら、目の前の彼女達を蔑みます。
…本当に、何でこんな無様なのに仕掛けたんですか。確かに、アリウススクワッドを名乗る4人は普通よりは明らかに優秀ですし、他のガスマスク人間達のアベレージも高いです。
ですが、これが最高戦力とすると余りにもしょうもないとしか言いようがありません。
トリニティの剣先ツルギ、ゲヘナの空崎ヒナ、ミレニアムの美甘ネル、アビドスの小鳥遊ホシノ…個人ではどうしようもない“化物”が、大きな学校になれば必ず1人は居ます。アビドスに関しては今はかなり衰退していますが、元々は大きかったのでカウントします。
優秀止まりの人間が数を揃えても、怪物が1人居るだけでそれは蹂躙される。
“化物”はただの人間が勝てる相手ではない、理解出来ない場所にいる存在に対し当てられる物で、人間の理解の範疇にある強さの彼女達に勝てる道理は無いのです。

>>171 続き

「またゲヘナにでもトリニティにでも何処にでもミサイルを撃ち込む気ですか？そんな事をすれば、それこそ最悪です。何処に何をしてくるかも分からない存在を放っておくわけがありません。全員で袋叩きして終わりです。

迫害されたとか何とか宣ってましたけど、その歴史から学ばなかったんですか？

その頭には藁すらも詰まってないとおっしゃるつもり？」

「貴様…っ！」

そう睨みつけられても困りますね…私の足元に手をかけてくれれば多少は恨みを感じられたのかもしれませんが…人が蟻の感情を理解出来ない様に、弱い側がどれだけ怒りで凄んでも、強い側からしたら何処吹く風と言いたいところです。

まぁ、そうやって踏ん反り返って寝首を掻かれるのが一番間抜けなので、日々の訓練も警戒は欠かせはしませんが。

そうして奴らに止めを刺そうと思った時、携帯に電話が掛かってきました。こんな時に、誰からでしょうか…名前を確認すると、ゴルコンダさん達からです。

スマホの宛先を他人に見られても問題の無いように架空の生徒の名前で登録してありますから、一見では分かりませんがね。

>>172 続き

「…もしもし？どうかしましたか？」

『そろそろ、依頼も潮時ではないかと思いまして。

貴方の事だから相手に容赦などほとんどしていないでしょうから。

…相手の方達を下手に叩き過ぎると、私達にも少しばかり問題が発生するのです』

「…コイツらが知り合いって事？」

『いえ、私の知り合いが彼女達を統率していまして…ええ、貴方にとっては大変不愉快な事であるとは思いますし、私もああいうやり方は気分が良いとは言えないのですが…

私と取引している貴方が私の知り合いの計画を妨害したとなっては私に詰めてくる可能性もありますから…』

『そういうこった！』

「…ハァ…分かりました。そういう事なら仕方ありません。契約相手に不利益を与えるのは良くないですし…

いや、もう不利益は与えてるかも…」

『いえ、そうなる可能性は承知の上で貴方を送り込んだので、多少の不利益は元より織り込み済です。

ただまぁ、知り合いの計画の要であるアリウススクワッドを完全に行動不能にするのは流石に言い逃れが難しいので』

「…やっぱり私の事、どっかから覗いてますよね？」

前々から思ってましたが、私の事を少し知り過ぎです。バイト先に突撃したりしてこないし、まぁプライベート過ぎる部分にまでに入ってこない限り許容はしますが…まぁ、余り気分は良くありませんので。

>>173 続き

『これは失礼しました。

貴方のプライベートにまで踏み込むつもりはありませんのでご安心を。直接監視するのはこうして依頼している時だけのつもりです。

以前にも話した通り貴方の神秘は特別です。普通の方とは神秘の形質が少し異なるが故に、血液や体組織の一部を取るなど、干渉した結果何が起こるのか正確には分かりません。ですので経過観察という面もあった事は承知して頂きたい』

『そういうこった！』

「……まぁ、其処まで怒ってるわけではないので。私1人を見られる位なら其処まで目くじらは立てませんし」

『ええ、ご友人やプライベート面は覗いたりしませんので、その辺りは心配しないで下さい。必要ならその辺りも改めて契約致しましょう。

…特に、今回に関しては貴方の神秘を込めた物体を持った他人が貴方の神秘を一時的に発現させるという未知の現象を観測しました。

詳しい条件はまだ分かりませんが、その辺りは追々です。

これで今回の依頼は達成です。

例の品を持って、以前の場所に来ていただけると助かります』

「はい、分かりました。それでは…」

電話を切って、奴らに目を戻します。

電話しながらも常に警戒していた事を察知していたのか、姿勢は電話を始めた時そのままで、目つきは相変わらず敵意を示しています。

「……命拾いしましたね」

「……は？」

「片方の依頼主がどうやら色々あるらしく。

貴方達を見逃して帰還するようにと言ってきましたから。

今日のところの私の仕事は終わりというわけです」

それだけ言って、さっさと私はその場を離れます。

あの人形の神秘というか、形質を取り込んだ刀を調べてどうするつもりなのでしょうか。

無限に湧き続ける原理を解析するのか、正体について詳しく分析するのか。

その辺りも聞けたら聞いてみますか。

ゴルコンダ相手に敬語崩れるのは珍しい、テロリストと知り合い疑惑はさすがに見逃せなかったかな

向こうの答え方次第では大分危なかったね

＞直接監視するのはこうして依頼している時だけのつもりです。

ほんとぉ？

“つもり”って言い方がすごくモヤるんだよね、断言してない辺りそう心掛けてはいるけど実際は…って事なんじゃないかと邪推してしまう

依頼人ストッパーが働いたか、やはり外付けブレーキが必須だったかエリス…
依頼をこなした以上はエリスはどんな報酬を望むかね…？

それとこうして裏事情を知ってるとエリスとアリウスの戦闘って互いの雇用主の目的が違うだけで実質的にはマッチポンプみたいに感じるな。
…おまけにこれに気づいているの当事者以外いないのもマズイな

天井組にも言及したがミカがいない辺り流石にエリスはそこまで把握してなかったか…
最後にこれでエデン3章前編までに、プロローグの初期面4人の内ユウカ以外の全員にエリスは会った事を思い出したな

化物側の人間がなんか言ってる…その中で一番残酷で容赦がないのはエリスなんだよなぁ……
初対面のキララとエリカとのシーンでも強者の上から目線発言してたし、敬語で誤魔化してはいるけど敵対者には結構口悪いよねエリスって

経過観察を口実にするのは口が上手いな
契約を守る意志があって納得いく説明すればちゃんと言うこと聞いてくれるから、地雷さえ踏まなければかなり扱いやすい部類の生徒でしょうね

今回の一件でデカゴルコンビはもちろん、その二人に協力してる可能性が高く一緒に今回の様子を見てるであろう黒服の三人が一番得をしてるだろうから
何かこのスレ世界のエデン3章って怒りの日の様にエリスに手を貸してもらった表舞台に出ないヤツが一番利益を得てる感じがして何か…うん、エリスから信頼を勝ち取って必要なら必ず対価を払う約束をしつつこちらの要求を飲ませられたヤツは必ず上手くいくジンクスでもありそうだな…

……一応所属はあるはずなのに独立した傭兵みたいな存在になりつつある感じがしてきたな個人的に

ヒナはゲヘナの良心、ツルギは上に忠実、ネルは相応の相手以外には最低限で済ませる
ホシノは動くと過激だけどアビドスから出てこない…やっぱりエリスが一番乱暴…

ストレスゲージが上がっていく音がする…
上がりきったら最悪怒りの日再来しちゃうのでゴルおじはしっかりゲージ管理してもろて

>>167

悪意がなく、自分達に利があって、被害が自分以上になる可能性が低ければ大体の事は引き受けますからね。

見返りのほとんど無さそうな今回のセイアの依頼も「トリニティの生徒会長からの信頼を得られる」というかなり大きな利がありますし、それがなくても罪が無い人達が傷付くのを許せないエリス的にもこれを見逃せないので、特に大きな報酬が無くとも動きますから…

報酬の話はほとんどしませんでしたが、後で見たらエリスの通帳にまぁまぁのお金が増えてたりすると思います。

>>169

ゴルコンダ達からエリスについて言われてないのもありますが、事件の表層しか知らない人間からしたら、ゲヘナを大惨事にした人間がゲヘナとトリニティの平和条約にゲヘナ及びトリニティ側で参戦すると誰が思うんでしょうかね…

ゲヘナが嫌いだからそういう事したと考えられてもおかしくありませんし…実際ゲヘナは嫌いですが

>>178

現時点でゲヘナ自治区に入って風紀委員会に見つかるのが一番の不安要素だからリーダーさん達始めエリスに味方してる組は本当に見つからない場所を見つけるか最悪見つかっても問題ない状態になるまでエリスをゲヘナ自治区に入れないし、緊急の事が起きない限り定期的にゲヘナの状況を報告してもらって逐次対応を図る事がメインになってますが余り描写する事がないので、正直ゲヘナの一大派閥の頭である事が頭から抜けそうになりますね。

そうすると、エデン条約編3章での協力は派閥側からしたらエリスの復学を嘆願する良い機会にもなりますね。

ゴルコンダの依頼は契約の条件だから無いにしてもセイアからは報酬貰えたのか
まぁアレが単なる戦いの余波とは思わんよな…1vs1にしては破壊規模が異常すぎるし
支持率はすごいけど実際派閥の生徒からどれだけ慕われてるのかあまりよく分からんのよね。お金や服を貢がれてるのは知ってるが

この後は裏でアズサがアリスクとバトって先生がヒナと会話してからのブルアカ宣言か？
ゴルコンダに刀返却する会話の最中に起きそうだが、エリスはヒエロニムス戦には参戦するのかね。あれは天井組(特に防御特化のエリス)一人いるだけで相当楽になると思うが…

先生が怪我しなかったから素直に言うこと聞いたのかな
怪我してたらスクワッドが今より酷いことになってた気がする

>>182

ブルアカ宣言の前にファウストさんらのアレがあるから依頼の物渡した後に先生とヒフミ辺りからの参戦要請受諾する可能性が高いからそれで参加もアリな気はする…

さっきまでマジレスしながらサオリ達ボコってた化物が覆面水着団の一人として現れたらシリアスさんが死ぬ…！
トリニティにバレちゃうけど、アビドス章から引っ張ってきた正体()をここでようやく明かして欲しくはある。ヒナやツルギと並び立つ強さの持ち主として

そういやデカゴルってヒフミのブルアカ宣言にめっちゃ解釈違い起こしてましたね…

楽園の名を冠する約束をもうひとつの楽園の前で宣言するってのは中々に面白くて興味深いし、確かにエリスにはあの場面に居てほしい

偽名は使わず正真正銘暁美エリスとして表舞台に上がることで、ゲヘナに戻りやすくなる下地が作れると考えればかなりアリな選択肢なのでは？

公会堂の近辺から離れゴルコンダさんの研究室に戻り、待っていたゴルコンダさんに刀を渡します。

「…さて、本当の所はどうなんです？」
「はい？」
「貴方が彼奴等について何処まで知ってるのかという事です。
別に、契約上奴等の事を教えなくとも問題はありませんでしたし、それについて目くじらを立てる事はしません。
ただ、何処まで今回の件について知っていたのか、という事は気になるのです」

渡した後も少し話し合いをする予定だったのでそのままソファに座り、本題を話す前にゴルコンダさんを問い詰めます。
……アリウススクワッドの存在を知っているのなら、あのテロについても知っていた可能性が俄然高くなります。
そもそもあの人形のアレコレを知っていて何も知らない方があり得ないと思いますが、それでも相手の口から聞かなければ安心できません。

「…ふむ。
今回の調印式への介入については知っていましたが、その具体的な方法については知りませんでした。
知り合いがアリウスを統率している、と先程も言いましたが、私に発注した物で何をするかを類推する事も可能でしたが…基本的に我々は他の仲間のする事に干渉する事はありません。今回のようなミメシスの回収についても、事前に話をつけていました。
まぁ、アリウスの統率者に話は通していませんがね」
「…それ、良いんですか？取引の関係で色々言われるんじゃ…」
「統率者に私と貴方の取引関係については言っていません。彼女は本質的には自分の事しか考えていないので、貴方のような特殊な神秘を持つ方と取引し研究していると聞けば、何を頼もうとするか。
まぁ、仮に何か言われたとしても、他の仲間もグルなので封殺は出来ますがね」
「そういうこった！」
「えぇ…」

それで良いんですかね…？一応仲間なんじゃ…とも思いましたが、まぁ良いでしょう。私にとって不利益になるわけでもありませんし、そもそも私にとって嫌いな相手ですし。
刀を別の場所に移し終えた後、ゴルコンダさんは私の向かい側へと座り、2つ目の話題へと移行します。

>>188 続き

「……さて。今回、エリスさんが起こした事象は我々にとっても未知の事象です。

他者による他人の神秘の発現。

本来、神秘を込めたとしてもその神秘が使えるのは本人だけです。空崎ヒナさんの銃を他人が持っても真価を発揮できないように、他人の神秘を発動させる事は不可能と我々は考えていました。

そもそも銃弾や自分以外の物に神秘を使う事自体出来る人間も限られるのですが…

恐らく、神秘の形質が本質的に他者を受け入れられる物に寄っているというのもあるのでしょう。

しかし『他人が使う事』も前提に置いた結果、他人でも使えるようにリソースが使われた結果、防御能力は込められた神秘で本来発現できるであろう防御力や範囲から著しく落ち、展開時間も僅か数秒という物になったのではないかと考えられます。

実際、貴方自身が発動している間は常時全周からの攻撃を防ぎ切っていましたからね。

…今はどうですか？」

「…難しいですね。あの時は必死と言えばそうだったので…藁にも縋る気持ちで可能性に賭けた結果上手く行っただけで。

今やろうとしても何かボタンを掛け違えたというか、歯車が噛み合わないような感じがして、どうも2度目は出来なさそうです」

「…そうですか。

いえ、貴方にとっても我々にとっても全てが初めての事です。一度使っただけで完璧に扱えるなどと考えてはいません。

1つずつ出来る事と出来ない事を見極めていけば良いでしょう」

「そういうこった！」

ゴルコンダさんはそう言って、この後は刀に取り込んだミメシスとやらについて詳しく調べるそうで、今回のゴルコンダさんからの依頼自体は此処で終了となりました。

……しかし、あれを調べてどうするんでしょう？

珍しい物であるのは言うまでもないですが、知り合いがあの人形達を発現させたなら、別にその人に直接言って1体を貰い受けて解剖に近い事をすれば良いと思ってしまいました。

まぁ、過度な損傷を与えたら跡形も無く消滅する上、斬ってる時にも身体から離れた部分は短時間で消滅していましたし、下手に解剖やそれに類する事も出来ないからこそ恐らく残滓という形でも形質を保存できる物を用意したのでしょうが…しかし、彼等が何を目的にアレを調べようとしているのかはさっぱり分かりません。

あれらが持つ性質が何かに活かせるのでしょうか…？

>>189 続き

そんな風に、どうしてこんな方法を取ったのか、そしてどうしてあれを調べようと思ったのかを個人的に考えながら帰路に就いていると、携帯にまた着信が届きました。

今度はノノミさんからです。

「…もしもし、ノノミさん？」

『あ、エリスさん。

えっと、この後しばらく時間とかは大丈夫ですか？』

「はい、大丈夫ですが…どうかしましたか？」

『その、ファウストちゃんから、覆面水着団を招集したいって連絡があって…』

『ん、エリスの分も新しい覆面を用意した』

あ、シロコさんが通話に入ってきました。

この感じからして、スピーカーみたいな状態にしてるんでしょうかね？

という事は…他のアビドスの人達も聞いてるのでしょうか。

「…それ、孔雀の覆面の上から被ることになりません？」

『それは前提だから大丈夫。くちばしの部分もちゃんと空いてる』

『心配するところそこじゃないでしょ！？』

『あはは…でも、エリスさんは元々孔雀の覆面で参加してましたし…』

『うへ、それはそうだね～。

でさ、エリスも参加する？』

「…そうですね、ちょっと当時の服に着替えてから行きます。それくらいの時間の余裕はあるでしょうし」

『はーい☆それじゃあ、今から2時間後にトリニティの公会堂近くの駅前で集合しましょう！』

「はい、分かりました。それではまた」

それだけ言って、電話を切ります。

……さて、衣装を変えてあの場に戻る事になりましたが…しかしそうなると、さっきまでとは全く違うノリであの場に戻る事になりますね。

ちょっと最初の時に会った人達から見た雰囲気がアレになりそうですが…まぁ、良いでしょう。多少は笑いがあった方が心の余裕も生まれますから。

そろそろレス数も少なくなってきましたので、今夜には次スレを立てようと思います。

>>182

ぶっちゃけエリスも支持層にこういう風にしましょうね、という方針は出してても、支持層が具体的にどうしてるのかは良く分かってません。

そもそも支持層と言っても、1年生はほぼ面識もありませんし、ゲヘナでは余り行動もしていないので派閥側の内輪で言えばリーダーさん達の方が顔が広かったり。今回のエデン条約編の参戦でエリスが漸くゲヘナの派閥側の人達のエリスと面識がない人達にも実質的にちゃんと顔見せをする事になりますね。

やっぱベアおば以外はグルだったんか…丁寧な言い方で自己中だと酷評されてて草
まぁ不可能だと思ってた事象を観測下で覆されたら研究者ならテンションも上がるだろうね。エリスの神秘研究が順調どころか次から次に面白い結果出しまくってるからか、エリスから自分たちの印象が悪くならないよう言葉には大分気を遣ってるように見える

他人の神秘を本人以外が使えるとなると、今でさえ高い価値(と利便性)が一気に跳ね上がるんだよなぁ……
エリスにちょっかいかけようとしたら阻止できるようにゴルコンダが根回しするのも当然だわ。これをベアおばに渡すのは絶対ありえん、もったいなさすぎ

>>179

ついでにミカはメンタル面で壊れかけたり相手がライン越えしなきゃ内外問わずおとなしめと個人的には考えられるから、天井組で危険度の高さはエリスがトップなのはマジだろうな…

…ついでにエリスがここまで戦闘面に極振りしてる点で思ったが、これはちょっとした妄想だが天井組内で学生らしく勉強会する際はエリスがあの五人からいろんな教科について教えてもらう図を想像したな

このスレにてエデン3章の前編と後編のちょい辺りまで行ったか

続きは次スレだが、天井組4人(その内一人から煽られまくった上に痛い目に会わされた)がいる戦場か…
敵からすりゃ地獄だろうな…

黒服のことは友人って言ってたのにベアトリーチェは知り合いなのがじわじわくる
ゲマトリアって別分野の専門同士で敬意持ち合わせてるからお互い仲良さそうだもんなベアトリーチェ以外

残りレス数少ないし減速か

次スレ立てましたー

【🎲・⚓️、オリキャラ注意】ただの退学した元一般生徒ですが part.11｜あにまん掲示板タイトル通り、ダイス又は安価を元に生み出されたオリジナルの生徒を、入学した時からキヴォトスに放り込みます。果たしてこのキヴォトスは始発点に辿り着き、乗り越えその先へ進めるのか。トップ画像は有志の方が作…bbs.animanch.com

200ならあのヒエロ戦の参加を！