榛葉幹事長が、私たち国民民主党の思いを端的に語っています。
よく2009年から2012年の民主党政権の3年3ヶ月を批判する声を聞きますが、民主党の問題は、政権にあった3年3ヶ月ではなく、むしろ下野した2012年から今日に至る10年以上の年月の方だと考えます。
本来であれば、政権を奪りそして失った経験を糧に、反省すべきは反省し、自らの政策や組織をアップデートすべきでしたが、できませんでした。その過程の中で党を離れ自民党に行くことを選んだ仲間もいます。
特に、この10年、国家安全保障環境やエネルギー安全保障をめぐる国際環境が激変する中で、選挙のための「共闘」を意識して共産党などに配慮するあまり、安全保障政策やエネルギー政策をアップデートできなかったことが、与野党の健全な緊張関係が失わしめ、二大政党制の可能性を葬り去った元凶ではないでしょうか。
こうした問題意識から、もう一度政権を担える現実的な責任野党を作ろうと、2020年9月、文字通り「解党」して旧民主党的なものと決別し、一から出直したのが今の国民民主党です。
だからこそ、私たちは、安全保障政策やエネルギー政策で、曖昧な理想論に戻ることはできないのです。
国民民主党はこれからも、日本の政治をアップデートする原動力になりたいと思います。
Quote
ひこ
@UmQ7ZkNooT9Tzil
榛葉幹事長
『我々は民主党で一度政権を取り、安全保障やエネルギーといった与党が共有しなければならないベースをしっかり感じたはず。しかし野党になったらそれを全てかなぐり捨てて批判し、更に左傾化していった。何の為の3年3ヶ月だったのか。我々はそれが耐えられないので国民民主党に残ってる』
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