MODマシマシマイクラ世界で鍛えられたので透き通る世界も多分いける   作:ナナの四六三

10 / 10
原作生存キャラ死亡って書かなくて良かった〜^



 チャンネル登録(お気に入り)、高評価、コメント(感想)、参考にするかもなのでここ好き、よろしくお願いします。(ようつべあーの習性)赤に戻して


黒服と握手(2回目)

「俺たちの世界で『崇高』と定義される物は幾つかある」

 

 黒服の顔から漏れる光が揺らぐ。しばらく話してて分かったことだが、彼にも表情というモノがあるらしい。笑えば口のように見える亀裂が僅かに動くし、無表情だと立ち絵状態で固定されている。

 

 分かってしまえばずっと薄く笑ってる人を相手にしているようなものだった。つまりめっちゃやりにくい。だって分かる人にしか分からないってことだからね。つまり俺は分からんのである。

 

 ただ、今は興味深げな雰囲気を見せていることは声色から分かる。漏れる光が悩ましげに揺れているから、それが面白がってるサインなのだろう……たぶん。

 

 さて、『崇高』とやらが何なのか、一般にわかブルアカプレイヤーたるいわゆる雰囲気ブルアカ勢*1にはさっぱり分からない。

 

 だが何かスゴい強い神様的な何かであるのは知ってる。生徒が忘れられた神々でキヴォトスが箱庭でどうたらこうたらで、それをほにゃほにゃして、もといホシおじにしたように反転(?)させて降臨するんだろ?

 

 神秘に、恐怖によって真理を得て上位存在へ、つまり型月的に言うと根源に到達したいんだろ?(適当)知ってる知ってる。*2ならばソレをマイクラに当て嵌めてやればいい。

 

「それは……一体どのような?」

「あーいや、と言ってもそれは伝説上のもので……いや待てよ……そうだ。6……いや4……伝説上のモノを除いた4つだ。それら一つ一つに大した価値は無いが……それらが万物の源を生み出し、スティーブ()の力を持つ者が扱うことが出来るようにする」

「万物の……!クックック……なるほどソレならば確かに崇高にも近い……」

 

 今思いついた、其は世界の創造すら可能とするマイクラで最も尊い物質……そう!!!

 

「丸石……!!」

 

 まぁ俺はMODパックあんまり遊んだことないからそんなにお世話になってないんだけどね!!

 

 

 ◇◇◇

 

 

「申し訳ない。丸石とは一体何なのでしょうか?」

「あ゛ぁ゛?」

 

 黒服の心底訳が分からないといったような声に思わず殺意が漏れる。

 

 こいつ……丸石を知らんと申すか?…………いや、普通に生きていたら丸石が万物の源であることなんて知らないか。(納得)

 

 と、そんなわけで今現在俺はオリ主らしく黒服氏とお茶会中である。

 学園長って立場はする事がなくていい。王様みたいに*3──つまりはいつも通り──踏ん反り返ってるだけで後は生徒会長であるゆかりん(スキマ大妖怪【ロリメイド】*4*5の方)がやってくれるからな!

 

 ……まあ俺が役立たずなだけなんですが。いや政治もそうだけど学校運営とか何したらいいのか分かんないししょうがないだろ!

 

 なので最近はずっとキヴォトスを観光したり、視察したりニートの如くクッソ久々のゲームして感動しながらゴロゴロしてた。してたら、黒服さんからお茶会のお誘いが来て今に至る。俺たちの世界について説明していたのだ。

 

「丸石……まあコレのことだよ」

 

 言って取り出すは手のひら程の大きさのキューブ。アイテム化された丸石である。マイクラMMD的この世界でアイテムは大体このサイズになる。で、これをホイっと地面に振るえばポン☆と設置できる訳だ。

 

 ころころと丸石を弄ぶ俺の手元を黒服がじっと見つめてくるから渡してやる。ちなみにこれリアル化すると複数の石ころになって処理が面倒だから扱いには注意だ。咄嗟に礫を作りたい時に使える豆知識でもある。

 丸石を受け取った黒服はじっと見つめたり軽く叩いて感触を確かめ始めた。さらにちなみにだがアイテム状態のアイテム*6は重さがほとんどないので、一つ一つが1m^3の重さの岩と同じくらいの重量がある、などという事態にはならない。

 

「これが……万物の源ですか」

「その通り。簡単に説明すると……コレを無限に生み出す方法がある。コレをゴリゴリ砕いて砂利とか砂にして篩にかけると鉱石がボロボロ採れる。その鉱石達で機械を作ってそれで新たにディメンション(世界)を作れるという仕組みだ」

 

 メンバーがいつの間にか作ってただけなので詳しい作り方は知らないが、多分このディメンションビルダーってやつだと思う。俺が知ってるのだと他にミストクラフトもあるけど、丸石だけで作れるかと言われるとちょっと疑問だ。

 まぁそれこそディメンションビルダーで作ったディメンションの中で素材集めれば何でも作れるんですけどね奥さん。

 

「その無限に生み出す方法に必要なのがその四つであると?」

「その通り。水バケツ。溶岩バケツ。土。苗木。以上。あ、あと光も一応いるかな。必要に応じて松明も加えたほうがいい……それ言い出したらキリがないか」

 

 ……????と宇宙猫を背にした黒服さんに俺は実演を始めた。まずは縁取り。丸石は一つ製造で問題ない。というか連チャンは俺にはどうも難しい。何度うっかり黒曜石にしたか分からないから俺はいつも一ブロックを下に掘る方式で作ってる。

 

 そうして作った溶岩流と水流の間に、ジュッといつもの音がして丸石が生まれる。よく見るのだ黒服。水が気になるのか?──そうだ。我々の世界の法則だ。

 テクスチャを持ち込んでいる?ってのはよく分からんが、使えれば何でもいいが我々のスタンスだ。こっちじゃ水源からは無限の水が溢れるのが当たり前なんだ。

 で、次にこいつの活用法。丸石を掘るためにまずは土を置く。苗木を植え、光があるからすぐ育つだろうが、ここは骨粉を使う。

 PON!と現れたオークの木に前のめりになる黒服。うん、やはりオークはいい。いつ見てもオークの木は俺に安らぎを与えてくれる。

 

「で、こうして葉っぱから苗木が取れるだろ?だから……」

 

 

 

 

 

「テイトク……何してる?」

「あ゛」

 

 もう帰るヨ、と離島棲姫に引き摺られ、俺は黒服にバイバイ、と手を振った。夢中になってスカイブロックの序盤解説をしていたらめちゃくちゃ時間が経っていたらしい。

 

 隠れ家をちょっと改造しすぎてしまってすまない。ま、まあまだ自動鉱石採取機作ったくらいまでしかいけてないし……セーフや。

 

 とっぷり日も暮れた道を離島棲姫に引き摺られながら進んでいく。

 

「……随分、お話してタ」

「す、すいません。少々盛り上がってしまって」

「心配しタ」

「それもごめん」

「後で埋め合わせだかラ」

「は、はい……」

 

 流石に外でずっと放置──忘れていたとも言う──はまずかったようで、彼女はこちらに顔を向けようとしない。完全に拗ねている。いやでも1人で行こうとしたのに勝手についてきただけだし……ってのは流石に筋違いか。結論。俺が悪い。

 ぺこぺこ頭を下げながらしばらく引き摺られていたらようやく許してくれたのか、掴まれていた衣装が離された。たたらを踏んで装束を整えて、離島棲姫へ向き直る。

 

「じゃ、じゃあ帰ろうか」

「ウン」

 

 頷く離島棲姫をモンボに収め、俺はテレポート装置を起動した。*7

 

 

 ◇◇◇

 

 

「……ククク、中々デタラメな方だ……ご覧ください。彼らの世界は永久機関が当たり前のように使われているようですよ」

「見てたわよ……本当に、馬鹿げてる」

 

 黒服の語りかけに応じて、扉の向こうから姿を現したのは身長100cmに満たない小柄な人影。その少女が赤い洋服で精一杯に着飾って(武装して)気丈に振る舞っていることを黒服は知っていた。

 

「相手が悪かった。ですが、それでもいつものあなたなら……こうはいかなかった」

「そうね」

 

 答えて、机に置かれたカップに少女は手を伸ばすが届かない。その目線も机の下に収まっていた。少し高い椅子を用意します、と黒服は奥へ引っ込んだ。

 

 

 

 

 黒服の対面の足の長い椅子に腰を落ち着けた少女は両手でカップを抱えて紅茶を啜って眉を顰めた。

 

「少しは冷静になりましたか?」

「多少はね」

 

 少女は顔を逸らしてうんざりしたように長い長いため息を吐く。

 

「自覚したなら結構。探究は素晴らしいことですが、狂気に呑まれてはいけません」

「分かってる。しばらくは大人しくするわ。そもそもこの体じゃ碌に動けないし」

「ふむ……」

 

 ふーふーと必死に息を吹きかけて紅茶を冷ます少女を見ながら黒服は少し手を迷わせた。

 

「マダム──いえ、ベアトリーチェ。一つ提案があります」

 

 

 ◇◇◇

 

 

 パチィン、と軽やかな音が室内に響く。

 うむ、今日の指パッチンは絶好調である。

 俺は彷徨わせた指を突きつけた。

 

「──ベアおばと黒服の子供か?」

「違います」

「じゃあベアトリーチェのクローンか?それともバックアップ?」

「どれも正確ではありません」

 

 じゃあそれ以外の何なんだこいつは。

 俺はやたら立派な学園長室の机の前に立つ1人の幼女を見た。幼女の名はベアトリスというらしい。

 肌は白いが、右目は赤く、顔の左側を覆う仮面のようになんかべったり張り付いてる白いのはどう見てもベアおばに生えていたそれと同質だ。だから絶対上記のいずれかだと思ったのだが……

 

「私の血は入っておりません」

「何……?つまりベアトリーチェの子供……?」

 

 いや、随分ベアトリーチェの血が濃いな。こいつも父親の遺伝子全無視したのか……可哀想な父親。アニメの父親っていっつもそうですよね!!待てよ単為生殖の可能性あるな。ベアおばのことだし。

 と思ったが父親はいるか。だってベアおばとは比べ物にならないくらいこの幼女は澄んだ目をしてるし──あっでも殺意を感じるな。親をおばさん呼ばわりしてすまんやで。

 

「で、こいつ連れて来て何のようだ?別に入学するだけなら普通に試験を受けさせればいいだろ。裏口は受け付けてないぞ。めんどくさい」

「……交渉に来たつもりだったのですが」

「……だから裏口は受け付けてないって言ってるだろ?」

「いえ、試験を受けさせてくれるように、です」

 

 思わず首を捻る。試験を俺が受けさせない?何で?

 少し悩んで、そりゃあ入学して欲しくないからか、と気づく。

 

「……何?スパイでもさせるつもりか?」

「結果的にはそうなるかと」

「別に隠すような情報なんて一片も無い……無いよ、うん。スパイでも何でも好きにしろよ」

 

 ちょっと俺の女性関係には触れてほしくないくらいかな。……でもどうせあややが早速記事を作ってるらしいからワンチャン俺のことキヴォトス中にバラされるかもしれんのよなぁ。

 それにゲマトリアがそれをわざわざバラしたりしないだろうし、俺的に特に入学して欲しくないわけじゃない。

 

「あ、でも虐められたりしないよな?」

「それは……大丈夫でしょう。彼女はあれでかなり強い」

「ふーん……」

 

 俺は幼女──ベアトリスへ目を移す。その瞬間そうだ、と今ふと思いついた仮説だが……それもすぐに消滅した。

 

 キヴォトスの大人は神秘……ヘイローを失って弱体化するんだよな?だからあれはベアトリーチェ本人じゃない。だって()()()()()()()

 

 色は赤。カタチはセイアに似てる?十字架っぽいやつ。ふむ、と俺は訳知り顔をした。形的に出身はトリニティだろうか。いやベアトリーチェの子ならそうなるか。

 

「君はそれでいいのか?ここに入学したい?」

「っ、ええ。構わない。ここに入学するのは私の意思。ここには──母、を殺した奴がいると聞いて」

「へぇ……復讐でもするの?」

「まさか。解放してくれて感謝すらしてるわよ」

「ほう。じゃうちの生徒と一緒だな。あのババアの圧政に随分苦しめられたらしいから。仲良くするんだぞ」

 

 何故か殺気が鋭くなるのを感じつつ──そういえば今度は明確にババア呼ばわりしたわ──俺は気づかないフリをしてニコニコ笑みを浮かべて手を振った。

*1
分からない……俺たちは雰囲気でブルアカをやっている……

*2
知らない

*3
実際王様みたいなもん。生徒会が政府だからなぁ

*4
メイド服ではない

*5
東方リトルメイドMOD産なので全体的に小さい

*6
何言ってんだこいつ

*7
(離島棲姫に思い入れは特に)ないです




 誰だお前は!?いやマジで。急に出て来たロリに1番驚いたのは俺なんだよね。

 多分元はベアトリーチェまともだった(眉唾情報)(どこで聞いたんだろうこれ)とか色彩を研究中に狂ったとかいう情報(同じく)から考えたんだよね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

あれは四角い先生?(作者:メタ(YT))(原作:ブルーアーカイブ)

スティーブは遊んでいる最中に匠ことクリーパーに爆破され、リスポーンしたと思ったら別ディメンションことキヴォトスに飛んでいた。生徒が主役の物語…ではなくスティーブがほぼ主役の座を奪いまくるような、ギャグとシリアスが混同しているかのようなそんな物語。▼マイクラ歴約7年の現役マインクラフターの主が書く、マインクラフトとブルーアーカイブのクロスssです。▼内容として…


総合評価:1104/評価:8.05/連載:41話/更新日時:2025年10月13日(月) 14:38 小説情報

居酒屋の店主はホシノの兄(作者:穢れたしろがね人)(原作:ブルーアーカイブ)

勉強中にパッ!と思いついたものを見切り発車で書いていきます。▼アビドスまでかけたら良いなぁ…▼2作目〜…ちょっと1作目の方はストーリー考えるの難しくなってきちゃって…アビドス編ぐらいしか続かないけど読んでくれたら嬉しい〜です。▼アビドス高校3年生の小鳥遊ホシノ。彼女には、2丁摩訶不思議な銃を使う兄がいた。


総合評価:396/評価:5.5/連載:22話/更新日時:2025年09月07日(日) 03:41 小説情報

前世の記憶が戻ったので、シャーレでハッピーエンドを手に入れたい(作者:うどんそば)(原作:ブルーアーカイブ)

前世の記憶が戻ったトリニティ生徒が、廻りの脳を焼きながら、楽しく、精一杯生きていく話。▼──ビクビクして正しい歴史を眺めるよりも、少しでもいい未来に、手を伸ばしてみたい▼先生の相棒枠に、子供っぽさも大人っぽさも兼ね備えた、相性最高の不思議な生徒を生やしたらどうなるのか。▼きっと、先生のみならず、生徒の脳も焼いてくれるはず!▼独自解釈や独自設定ご注意ください。


総合評価:8406/評価:8.44/連載:68話/更新日時:2025年05月03日(土) 00:04 小説情報

シャーレ所属のダレカちゃん(作者:ブラウンドック)(原作:ブルーアーカイブ)

▼ダレカちゃんはループ系ダレカちゃんです。▼今日も今日とて先生アンチ勢な為、ぶっ生かします。死んでも次のループでぶっ生かします。だって放っておいたら勝手に目の前で死にまくるんですもの。▼


総合評価:9711/評価:8.62/連載:78話/更新日時:2025年10月12日(日) 23:51 小説情報

なんか指名手配犯になってるんですけど!?(作者:ジジ)(原作:ブルーアーカイブ)

ある日、キヴォトス中に衝撃が奔った。▼それは不良生徒や七囚人【厄災の狐】によるD.U.地区での占領事件。一見キヴォトスではよくある騒ぎであったが、その首謀者の名が少女たちの心に深い傷を残す。▼誰よりも優しい人であった。▼花のように清らかで朗らかな人であった。▼争いを好まない人であった。▼誰よりも慕われる人であった。▼彼を知る人々は口々にそう話すが、彼が悪に堕…


総合評価:1045/評価:8.36/連載:2話/更新日時:2025年10月12日(日) 10:40 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>