https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1216992/
2025年9月27日 10:15
自然界と同じゆらぎのある文様が大切と話す津田さん=9月19日、札幌市中央区
「私は、これによってね、生かされてきたんだよ。ありがたいね」。アイヌ服飾文様研究家の津田命子(のぶこ)さん(79)は札幌市内の自宅でそう語り始めた。アイヌ文様には木や動物の骨、角などに彫刻して表現する文様と、布に刺しゅうしてつくり上げる文様がある。彫刻は主に男性、刺しゅうは主に女性が手がける。古来、アイヌの女性たちの間で「あんたの作る模様はすてきだね」というのは最高の褒め言葉だったらしい。もともと一つとして同じデザインはなかった。一人一人、それぞれ考えた模様を生み出した。
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