「ゆきよさん、壊れそうなパソコン、どうなったの?」
――なんとか立ち上がってます。データをサルベージしまくり。
で、やっぱりパソコン買わないといけないから、今月の入金の確認メールしたんだけど、返信来ない…。
「まじか。」
——あああ…。
でもまあ、落ち込んでもいられないので、気分転換に、目白ポポタムで開催中の、藤枝奈己絵さんの個展に行ったよ!
ご本人が在廊中でした。かわいい感じの方だった。プロフィール見たら、私と4つほど違うだけでした。もっとお若く見えるんだけど。
原画とイラストの展示と……。あと、段ボール作品があった。
「だんぼーる?」
エッセイマンガ時の、自画像キャラ(猫)。
アルフィーの高見沢さんをリスペクトして作ったという段ボールギター。かかえて写真をとってもオーケー。
個性的な犬。
——犬、カワイイ!
「かわいい…?」
——私、藤枝さんの作品って、タコシェで買った「西成日記」しか持ってなかったから、同人誌2冊と単行本1冊を買ったのね。
そしてご本人に「会計はどこですればいいですか…」って訊いたら、「それに、サインしてもいいですか?」って言われてしまった。
「ゆきよさん、バカね! なんでサインくださいって先に言えないの!?」
——いや、なんか、緊張してたんよ…。
藤枝さんは、丁寧に、3冊全部に、サインしてくれたよ。
似顔絵書いてるんですけど、似顔絵いかがですか? とも言われた、1枚500円。
「描いてもらえばいいじゃない!」
——恥ずかしいので辞退しちゃった…。似顔絵じゃなくて、犬のイラスト1枚買いてください、とか、交渉すれば良かったなあ。失敗した。
藤枝さん、とくにエッセイマンガが魅力的なんだよ。西成のゲストハウスに滞在していた時のことも、実家でマラソンでハマっていた時のことも、現在の子育てマンガも、同じトーンで書いている。フラットなの。
そしてご本人がガーリィな感じなのに、女性性が前に出て来ない。グレゴリ青山さんとか、益田ミリさんとか、女性であることがベースなんだけど、それを超えた何かに視点が行ってる感じ。
エッセイマンガは同人誌しか出ていないので、単行本でまとめてもらいたいなあ。きっと好きな人、多いと思うよ。
「本出るといいわねえ。」
——私、そういう系統の女性に憧れがあるんだよ。こじらせ系じゃなく、こじらせ系ビヨンド、みたいな位置の皆様。そういう人たちは、いくらサブカル女性でも、こじらせ系って絶対言われないのよねー…。
「ビヨンド…。」