――たらお、そういえばブログに書きそびれたんだけど、先週行った、しょうぶ学園の展示@パルコパート1が、めっちゃすごかったよ。
「しょうぶ学園てなに?」
――鹿児島にあるケアホーム。知的障害者の方のサポートセンターですね。サイトはここ。
少し気になってたから気軽に見に行っただけなんだけど、心打ち震えたよ。ガーン、ですよ。
陶器、木彫り、バッグ、服など、いろんな作品があるんだけど、どれもすごい。
何て説明したらいいんだろう。子供の絵って、すごいじゃない?
「すごいの多いわよね。」
――子供の感性を持った人が、大人の作業スキルを身につけている感じ。
草間彌生レベルの人がごろごろ……。芸術作品のようなの。自由に縫われた刺繍を見ると、デタラメに縫ってるようで、法則性があるみたいで。多分、それが、作り手の個性なんだと思うんだけど。
パルコの展示の、服とかバッグとか、欲しいと思うことなんて、一度もなかったんだけど、今回は欲しかった! 欲しかったなーバッグ! 作品として欲しかった。
でも予算が無かったので、書籍だけ買いましたよ。『カリヨン黒板日誌』っていう本。
「どんな本?」
――しょうぶ学園には、パン屋さん、おそばやさん、パスタ&カフェなどが併設されているらしいんだけど、その中の、パン屋さんの日誌ですね。
カリヨンさんっていう方が、店頭に出す黒板に、メニューと一緒に、日記を書いてるらしいの。それがなんというか、日々のことを書いているだけなんだけど、胸にせまるんですよ…。
あ、ちなみにコレ、黒板の手書き文字をそのまま撮影した、写真集です。
「書き文字ってインパクトあるものね。」
――んで、しょうぶ学園、鹿児島にあるのよ。遠すぎるな~、同じように活動してるケアホームないのかな、と思って、詳しい人にきいてみたんだけど、「指導方法が独特なのかわからないけど、しょうぶ学園の作品だけ、飛びぬけてスゴイ」らしいですよ。
作業療法士……っていうのかな? 療法士の方がスゴイのかなあ。しょうぶ学園、いつか行ってみたいなあ。
あ、でも、私、アースデイとか、中野区のお祭りとか、そういうのあるたび、ケアホームが販売してる、クッキー買ってるんだよね。
「なんで?」
――絶対に美味しいから。変な混ぜ物とかしてないし、手順も分量もきちんと守った、クオリティの高いクッキーしか売ってない。
クッキーってさ、変なパン屋さんとかで買うと、まずかったりするじゃない。アレが皆無。
ケアホームの商品ってちゃんとしてるのよ。
「ケアホームの可能性ってさ、もっと、あるんだろうねえ…。」
――そうね。多分、そうだと思う……。