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予約システム作った会社のこの記事読んだ。 goodf.co.jp/blog/message/4 要約すると「我々は協会から指定された仕様通り作った。我々には非がない。むしろよく頑張った」。 ここに日本のデジタルモノづくりのダメが集約されている気がする。 お金もらう立場なので、下請けマインドが強過ぎて、本質的に良いものをつくる体制になっていない。協会はシステム屋に、システム屋は協会に罪をなすりつけて、結局、どちらも反省することなく、「我々はよく頑張った」で誤魔化してしまう。  受注側だからと、与えられた仕様の中でのベストでokにするのではなく、「この仕様ではこういう問題が発生する。もっとここに予算をかけてサーバー増強を」とか、そこまで説得できて初めてプロの仕事だと思う。  発注側も、ベストな体験提供できるように発注先の知見を取り込んで仕様を改善するくらいの姿勢でいないと。  でも、日本の大企業、大組織のそこら中にあるダメパターン。  2007年に書いた「iPhoneショック」では、日本の携帯メーカーの現場は「いい提案しても上司に潰される」、経営層は「下からろくな提案上がってこない、でも、そもそも携帯の仕様はキャリアが決めるから我々には工夫の余地がない」と言っていて、携帯キャリアの重役に話聞くと「我々はメーカーからの面白い提案待っているが、出てこないから我々が仕様を決めている」というすれ違いぶり。  このすれ違いをなくすには、これらのレイヤーに横串を刺す、ユーザー体験のデザイナーを入れて、そこでの議論をベースに開発することだと思うが、日本の大きな組織の意思決定者たちは音痴で自分の過去の経験にないから、そこごわかってない気がしている。