羽田に着いたのは夕方でした。
オレンジ色の夕日、見慣れた景色。ただいまTOKYO。
こんな事言ったらなんなんですけど、
ワタクシ的には、
なかなか貴重経験をした2日間でしたわ。
土曜朝、天候不良の為、札幌行きの便だけが
搭乗手続き一時中止になったり、
欠航になったりしていく中、
「どうしよう~」と言いつつも、
頭の中では夕方までに中島公園駅に辿り着く為に
私は何をすべきかをあれこれ考えていたのです。
何かトラブルが起きた時にいかにリカバーするか、
嘆く前にまず考えろ!とすぐに思ってしまう質なので。
ま、翔さんが辿り着いてないのは私にとっては誤算でした。
土曜日夜に戻る事は明らかだったので、
金曜日は前乗りしてるとばっかり思ってたので、
バンドのメンバーが最悪辿り着けない場合は
オケに切り替えるのか?なんて思ってましたの。
そんな中、搭乗手続きが行われていた唯一の便、
2時間遅れで羽田から札幌に飛んだ便、
あの飛行機に翔さんが乗っていて、
三沢まで行ったのに羽田に逆戻りだったのを
私はJR帯広駅で知りました。
併せて、お友達からの電話で公演の中止も知りました。
……ありえないっつーの!
その飛行機に乗ることさえ回避してればね、
北海道に辿りつけたんだよ。
だって、欠航になったり、搭乗手続きの段階で
不穏な動きをしてたのって
札幌行きと女満別行きだけだったんだもん。
函館行きも帯広行きも普通に飛んでたんだもん。
そこまで午前中に行けてれば
後は陸路で札幌入り可能だったのにね。
1部公演開始の時間は厳しいけど、
2部公演開始の時間には間に合ったはずなの。
難しいけどね。
もともと翔さんが搭乗予定していた便、
それだけが新千歳に直接辿り着ける
僅かな可能性を残していた訳だし。
冬の北海道に1泊2日、滞在して思ったことは、
「雪の札幌なめんなよ」って事。
北海道って広いからかな?
少し距離が離れると天気が全然違うのね。
それに、晴れてたな~と思っても、
一瞬のうちにここはどこ?みたいな勢いの吹雪になったり。
何だか安心出来ないのよ。
だからか飛行機も電車も交通機関の「遅延」は
利用客も想定内で動いてる。そんな感じ。
そういうの体験した事ないから、面食らった初日は。
で、2日目は慣れた。早め早めに動こうと思った。
空と相談しつつ、ちょっとずつ目的の場所に近づくの。
こういう発想は関東に暮らしてるとなかなか起きない。
智くんの札幌公演3週間後ですよね?
ファンの皆様、お気をつけあそばしてね。早め、早めよ!
私は可愛くないほど切り替えが早い質でもあるので、
帯広駅の時点で「中止」を受け入れていた。
本人不在じゃ仕方ないと。
不思議と自分の中に怒りも悲しみも湧かなかった。
感情がフラットになって、事実だけを淡々と受け入れた。
楽しみにしてたのにね、2月4日の翔さんを。
でも、せつない気持ちはある。
中止から順延になった事で、
今回この公演に立ち会うはずだった当事者の中で
やるせない気持ちが報われる人と
そうでない人が出てくるでしょ。
条件が変わるっていうのはそういう事なんだもん。
「順延」って言葉も怖い。
季節を変えなければ、また同じ事を繰り返す
リスクを孕んだままでもあるんだよね。
そんな事を考えながら眠りについたからか、
小さな夢を途切れ途切れに朝方まで見続けていた。
福岡で頂いたプレゼントのつなぎを着る為に
靴を脱いだ翔さんの履いていた真っ白な靴下とか。
仙台で方言を尋ねた時、
会場から「~~だっちゃ」って言う声を聞き取って
「ラムちゃん?ラムちゃん、俺好きよ」って笑う
翔さんの目のなくなっちゃってる笑顔とか。
『2人の記念日』の
「ふと手をつなぎ 噛み合った楔」の翔さんの仕草。
瞳を閉じながら両手の指の先端を合わせ、
ゆっくり交互に滑らせて指の股に辿り着いた所で
ギュッと指を曲げて力を込めるあの仕草とか。
『ペンの指す方向Capter2』の
「今ではちょうどよくなった袖」の翔さんの顔。
右腕を真横に伸ばし、そこに袖の端があるかのように
軽く指を握り締めて柔らかな微笑みと共に
自分の右腕を眺めるの。自分の過去を慈しむ様な瞳。
「甘い誘いが異常に増えてった」の翔さんの
眉間にぎゅっとよせられた眉。厳しい表情。
そんないろんな翔さん。それと、
どちらが悪いって訳じゃない
だからこそ矛先あてがわない
外には雪舞う けして雨じゃない
こんな夜こそ もろびとこぞりて
『クリスマス曲』のリリックがグルグルと回ってたり。
明日のこの時間には、
きっとまた新しい感情が沸き起こってるはずだよね。
なんだか怖い。
事務局のお知らせ次第では
土曜日に引き続き悲しい思いをする人だって
出てきちゃうかもしれない。
NO WOMAN NO CRY
涙を乾かせるのは
翔さん、
あなたしかいないのよ。
オレンジ色の夕日、見慣れた景色。ただいまTOKYO。
こんな事言ったらなんなんですけど、
ワタクシ的には、
なかなか貴重経験をした2日間でしたわ。
土曜朝、天候不良の為、札幌行きの便だけが
搭乗手続き一時中止になったり、
欠航になったりしていく中、
「どうしよう~」と言いつつも、
頭の中では夕方までに中島公園駅に辿り着く為に
私は何をすべきかをあれこれ考えていたのです。
何かトラブルが起きた時にいかにリカバーするか、
嘆く前にまず考えろ!とすぐに思ってしまう質なので。
ま、翔さんが辿り着いてないのは私にとっては誤算でした。
土曜日夜に戻る事は明らかだったので、
金曜日は前乗りしてるとばっかり思ってたので、
バンドのメンバーが最悪辿り着けない場合は
オケに切り替えるのか?なんて思ってましたの。
そんな中、搭乗手続きが行われていた唯一の便、
2時間遅れで羽田から札幌に飛んだ便、
あの飛行機に翔さんが乗っていて、
三沢まで行ったのに羽田に逆戻りだったのを
私はJR帯広駅で知りました。
併せて、お友達からの電話で公演の中止も知りました。
……ありえないっつーの!
その飛行機に乗ることさえ回避してればね、
北海道に辿りつけたんだよ。
だって、欠航になったり、搭乗手続きの段階で
不穏な動きをしてたのって
札幌行きと女満別行きだけだったんだもん。
函館行きも帯広行きも普通に飛んでたんだもん。
そこまで午前中に行けてれば
後は陸路で札幌入り可能だったのにね。
1部公演開始の時間は厳しいけど、
2部公演開始の時間には間に合ったはずなの。
難しいけどね。
もともと翔さんが搭乗予定していた便、
それだけが新千歳に直接辿り着ける
僅かな可能性を残していた訳だし。
冬の北海道に1泊2日、滞在して思ったことは、
「雪の札幌なめんなよ」って事。
北海道って広いからかな?
少し距離が離れると天気が全然違うのね。
それに、晴れてたな~と思っても、
一瞬のうちにここはどこ?みたいな勢いの吹雪になったり。
何だか安心出来ないのよ。
だからか飛行機も電車も交通機関の「遅延」は
利用客も想定内で動いてる。そんな感じ。
そういうの体験した事ないから、面食らった初日は。
で、2日目は慣れた。早め早めに動こうと思った。
空と相談しつつ、ちょっとずつ目的の場所に近づくの。
こういう発想は関東に暮らしてるとなかなか起きない。
智くんの札幌公演3週間後ですよね?
ファンの皆様、お気をつけあそばしてね。早め、早めよ!
私は可愛くないほど切り替えが早い質でもあるので、
帯広駅の時点で「中止」を受け入れていた。
本人不在じゃ仕方ないと。
不思議と自分の中に怒りも悲しみも湧かなかった。
感情がフラットになって、事実だけを淡々と受け入れた。
楽しみにしてたのにね、2月4日の翔さんを。
でも、せつない気持ちはある。
中止から順延になった事で、
今回この公演に立ち会うはずだった当事者の中で
やるせない気持ちが報われる人と
そうでない人が出てくるでしょ。
条件が変わるっていうのはそういう事なんだもん。
「順延」って言葉も怖い。
季節を変えなければ、また同じ事を繰り返す
リスクを孕んだままでもあるんだよね。
そんな事を考えながら眠りについたからか、
小さな夢を途切れ途切れに朝方まで見続けていた。
福岡で頂いたプレゼントのつなぎを着る為に
靴を脱いだ翔さんの履いていた真っ白な靴下とか。
仙台で方言を尋ねた時、
会場から「~~だっちゃ」って言う声を聞き取って
「ラムちゃん?ラムちゃん、俺好きよ」って笑う
翔さんの目のなくなっちゃってる笑顔とか。
『2人の記念日』の
「ふと手をつなぎ 噛み合った楔」の翔さんの仕草。
瞳を閉じながら両手の指の先端を合わせ、
ゆっくり交互に滑らせて指の股に辿り着いた所で
ギュッと指を曲げて力を込めるあの仕草とか。
『ペンの指す方向Capter2』の
「今ではちょうどよくなった袖」の翔さんの顔。
右腕を真横に伸ばし、そこに袖の端があるかのように
軽く指を握り締めて柔らかな微笑みと共に
自分の右腕を眺めるの。自分の過去を慈しむ様な瞳。
「甘い誘いが異常に増えてった」の翔さんの
眉間にぎゅっとよせられた眉。厳しい表情。
そんないろんな翔さん。それと、
どちらが悪いって訳じゃない
だからこそ矛先あてがわない
外には雪舞う けして雨じゃない
こんな夜こそ もろびとこぞりて
『クリスマス曲』のリリックがグルグルと回ってたり。
明日のこの時間には、
きっとまた新しい感情が沸き起こってるはずだよね。
なんだか怖い。
事務局のお知らせ次第では
土曜日に引き続き悲しい思いをする人だって
出てきちゃうかもしれない。
NO WOMAN NO CRY
涙を乾かせるのは
翔さん、
あなたしかいないのよ。