ヘンリー王子 英国滞在時の警察による警護を復活させるよう新たな要求
ヘンリー王子が英国滞在時の警察による警護を復活させるよう新たな要求をした。英国の納税者負担となることだ。英紙ミラーが10日、報じた。
ヘンリー王子は、内務大臣シャバナ・マフムード氏に手紙を書き、英国の要人警護を統括する「王族・要人警備委員会(ロイヤル・アンド・VIP・エグゼクティブ・コミッティー=Ravec)」に対し「独自の規則を遵守」し、母国滞在中にどのような保護を受けるべきかを決定するためのリスク管理委員会(RMB)を実施するよう再度要請したという。
ヘンリー王子は、Ravecに、リスク評価プロセスの実施を正式に要請した。Ravecは、テロ、過激主義、ストーカーなどのリスクを評価し、王族およびVIPのうち誰がどのレベルで保護を受けるかを決定している。
先月、ヘンリー王子はロンドンでチャールズ国王と約2年ぶりに対面した。ヘンリー王子は5月に家族との和解を希望すると公に表明した。
ヘンリー王子の英国訪問中に、ストーカーとして知られる人物が民間警備員によって「ボディブロック」されたことが先日、明らかになった。この「執着心のある人物」は、ヘンリー王子に2度にわたり接近しようとしたという。
ヘンリー王子は以前、メーガン妃と共に王室の上級メンバーとしての立場を退いた後、正式な審査が拒否され、警護の格下げを受けたと訴えていた。また、警護の復活を求めて裁判所にも申し立てている。5月に控訴院で敗訴した後、ヘンリー王子はテレビのインタビューで「妻と子供たちを英国に呼び戻すような状況は想像できない」と述べた。