中国のロボに対抗? テスラの人型ロボもカンフーをマスター

  • author 岡本玄介
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中国のロボに対抗? テスラの人型ロボもカンフーをマスター
Image: TESLA

なんでみんなカンフーマスターを目指すの?

各国で人型ロボットのヒューマノイド開発が盛んですが、最近は運動神経のよさを示すのに用いられるのがカンフーという流れができつつあります。

中国Unitreeの「G1」は棒術やコーラの蓋の手刀開栓を披露したり、暴漢をカンフーで撃退する動画を公開。新型「R1」も突然のカンフーで暴れ出し、アチラのお家芸が炸裂しています。

アメリカのロボもカンフー

電動自動車のTESLA(テスラ)も、前々からヒューマノイドの「Optimus(オプティマス)」を作っています。自律稼働で軽作業やダンスもできていましたが、最新の動画はナゼかカンフー。見た目が人間に近いだけあって滑らかな動きを見せています。

映画『マトリックス』の道場シーンみたいですね。オプティマスは押されても倒れず、片足キックでもバランスを崩しません。少し前はポップコーン配りロボだったのが大きな進歩です。

AIで駆動しているそうな

オプティマスは以前、シャツをたたむデモ動画が実は遠隔操作だったことが即バレして総ツッコミを浴びたことがありました。ですが今は遠隔ではなくAIによるものだ、とCEOのイーロン・マスクが公言しています。

動きのキレを見せるのはカンフーじゃなくてもいいでしょうに、イーロンは中国のロボに対抗しているんですかね。もうロボットの性能はカンフー3級とか、黒帯初段とかの検定にしたほうが分かりやすいんじゃない?

Source: X (1, 2), TESLA via INTERESTING ENGINEERING, TESLARATI

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