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船や張り子の鯨を小中生ら担ぎ練る 四日市・楠で南楠鯨船まつり

2025年10月12日 05時10分 (10月12日 05時10分更新)
 四日市市楠町の南五味塚地区で11日、市無形民俗文化財「南楠鯨船まつり」が始まった。豊漁や五穀豊穣(ごこくほうじょう)、家内安全を願って12日までの2日間、町内約40カ所で練りを披露する。

張りぼての鯨と「龍神丸」の攻防を模した練りを披露する保存会のメンバーたち=四日市市楠町で

 南楠鯨船保存会の253人が参加した。金箔(きんぱく)細工を施した山車「龍神(りゅうじん)丸」が午前8時半に南御見束神社を出発。楠漁港や地元酒蔵などを巡り、かけ声や太鼓に合わせて張りぼての鯨を追いかけ、もりを突いて仕留めるまでの捕鯨の攻防戦を演じた。
 地元の小中学生の60人も「子鯨」に入るなど練りに参加。ともに同市楠中学校3年の加田愛珠さん(15)と宮下星来さん(15)は「泳いでいるように意識している。重くて...

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