そのに。

ナウナウジャパン

ナウナウジャパンは、 AI クラウドサービスの開発におけるデータセクションのパートナーで、費用としてデータセクションから 10 億円ほど支払ってる。ソースは 2025 年 3 月期の第 3 四半期決算説明会の資料。この企業を厚生年金・健康保険の適用事業所として検索したが、出てこない。

そもそもナウナウジャパンはデータセクションの英語の決算資料だと、 NowNaw Japan という綴りのようだ。調べてみると、ナウナウ NowNaw という動画 SNS のようなサービスがあった。データセクション社長の石原氏は、この SNS を日本でスタートさせたい、と以前語っていたようだ。

ナウナウジャパンの情報はこちら。

ナウナウジャパンの旧住所がサンインベストメント合同会社と一緒

ナウナウジャパンはいちど住所変更をしている。この変更前の旧住所がサンインベストメント合同会社の住所と同じ。サンインベストメントの代表社員は石原紀彦。ナウナウジャパンの現在の代表取締役は近江麗佳となっている。

ナウナウジャパンが住所を変更したのは、データセクションとの契約締結を発表する一ヶ月前

また、ナウナウジャパンの住所変更のタイミングは 2024 年 7 月 19 日である。そして 2024 年 8 月 19 日にデータセクションがナウナウジャパンと、 AI クラウドサービスシステムの共同開発および構築の契約を締結したと発表。

https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20240819/20240819573675.pdf

このリリースでの住所は新住所になっている。

おまけ：クラウドスタックとは

あとこれは細かい点だが一般名詞としてのクラウドスタックというのは存在しないというか、データセクションによる説明の文脈でしか出てこない。オープンソースのクラウド基盤ソフトウェアとしての CloudStack というソフトウェア名、つまり固有名詞は存在するが、「 AI クラウドスタック」のような使い方はほとんどデータセクションしかしてない。「 AI クラウドスタック」グーグル検索するとデータセクションのリリースがトップに 3 つほどでてきて、その次は「 AI スタック」という全く別のものが出てくる。

追記（ 2025 年 7 月 10 日）

データセクションのいくつかの動きについて、時系列でもまとめているのでこちらもどうぞ。ナウナウジャパンが住所変更したタイミングや、データセクションが監査法人を変更したタイミングなどもまとめています。

money.note.com