ツッコミどころは逆に話題性を呼ぶ
ここ最近、友人の作品の文字校正を手伝う作業でドタバタした銀宮です。
ひさしぶりに2万字を1日で3回チェックすると肩が凝りますね〜。
私は、出版系の会社にいた時、物理や電子機械の教科書の300枚の図版を1日でチェックみたいなこととか、5万字ある問題集をチェックとかやっていたので、まあまあ文字を勢いで読むのは慣れているのですが、最終チェックの校正作業は慣れることがありません。慣れた頃には失敗する危険信号です。
今日は友人の新作があちこちで掲載はじまっていますが、どこまでのびるかなーって楽しみです。
シナリオは意図的に破綻させるテクニックがある
昔は娯楽作品は、テレビ広告すれば良い時代でした。
今は、雑誌も売れないし、誰もテレビ見ないので、広告を出す場所は限られています。SNS広告は、無料サービスには引きが強いですが、有料までのハードルが高いです。
では、SNS時代における宣伝方法は?
これは、私も答えがないのですが1つのパターンとして、あえて計算的にツッコミどころを用意する方法かなーって思っています。
例えばNetflixの韓国ドラマ「暴君のシェフ」
これは、タイムスリップと言いつつトンデモ朝鮮王朝なので、私は実写版のタイムスリップのフリした異世界転移ものに近い、と勝手に思っているのですが、演技もコミカルで、意図的に「非現実的」にしていると感じます。
ネタバレになるのですが、この作品には巧妙に話題性を欠かさないようなツッコミどころが随所に儲けてあり、相当な策士だなぁって感じています。
例えば、時代劇なのに平気で時代考証を無視した発明家が出てきます。
どれぐらいすごい無視かというと、サングラスしているんですね。
メガネを誰もしていない時代にサングラス、うん狙ってる。
それから、主人公がタイムスリップで現代に戻るんですが、そのあと暴君が追いかけてくるんですが、全く方法が1ミリも説明されません。誰もが「何で?」と思うようにしてあり、エンディングで「どんな方法で1500年前から現代に来たかは重要ではない━━」とまでヒロインがモノローグで言い切ってぶつ切りエンドなんですよ。
家族が「何これ!」と騒いで「これはおかしい!どうして?」と騒いで、SNS開いてチェックしているんですね。で、考証している人たちをまんまと見つけて納得しているんです。ここで、何がおきているか。
「ツッコミどころが話題になる」
↓
「話題にになるので誰かがネタにしてSNS投稿」
↓
「便乗して考証や感想を言う人も増える」
↓
「自分では投稿しないが気になる勢が検索で投稿評価」
↓
結果的に作品そのものの露出が上がっていく、という流れです。
そう、どんなに大手Netflixで世界公開されようと、話題にならないと世にでていないのと同じ。それではスポンサーは、来ません。では、どうするか?
普通に綺麗な終わりってネタににならないんですよ。それって素晴らしいのですがネタが無いんです。
なので、そこそこの品質に、読者や視聴者がニヤニヤしてツッコミいれる意図的な破綻や抜けを仕込むんですね。そうすると、「私はこれがおかしいと思う、これをすればもっといいのに」と言う人が必ず出てきます。それが賛否両論になればなるほど、今の時代は、宣伝になるのです。
そんなことをしたくない!綺麗な作品にしたい!そう言う方はそれでいいと思います。ただ、綺麗な終わりって、作品が星の数ほどある時代、「面白かった」で速攻で消えていっちゃうんですねー。
なので「作者は何考えているんだ」と言われる穴があるのがちょうどいいんじゃないかなーって思います。
意図せずして有名になるのが炎上
今期、小説からアニメ化にいった作品の悪役令嬢には大炎上しちゃった作品があるのですが、こちら、ChatGPTなどまでが聞いてもないのに炎上をベラベラいいます。
つまりAIまでが、普通の作品と違うと言って宣伝するわけです。もちろん、炎上は意図して作家が起こしたものでは無い場合、本人にとっては面白くないと思うのですが、それでも「全く注目されない作品」よりは何でもいいので知ってもらうほうがマシじゃないかなーって私は思います。
あー、炎上は精神的に面白く無いので、しない方が絶対いいです。
他の方法で話題になるのが一番ですね。
面白い!と言ってもらえると誰もが嬉しいですが、面白いって言ってもらえる自信がないなら、「ツッコミ」がせめてもらえる作品もアリじゃないかなーって思います。
まとめ
綺麗すぎる作品は無風で終わります。
例えば、絵本。これは誰も傷つきませんが商業的に修羅の道です。ほぼ儲かりません。SF小説なども書く人は多いのですが、読者が少ないニッチなジャンルで、稼げるぐらい売れるには相当な運と実力と知名度が必要です。
恋愛やハーレムものなどは露出しやすくリーチしやすいですが、競争も激しいです。そこで、有象無象と一緒にされないようにしつつ「ジャンル違い」と言われないようにするには?がプロと素人の違いじゃないかなーって思っています。
友人が今後どんな作品を出すかは分かりませんが、成功を祈っています。
誰にも記憶もされない無風の作品を出して静かに終わるぐらいなら、笑われるツッコミを思い切って用意がいいと思います。まあ、私は人生そのものが笑いものですけどね。
アッハッハッハッハッハッハ!
#写真 #子育て #自己紹介 #旅行 #家族 #自己啓発 #30代 #転職体験記 #自己紹介note #30代女性 #20代女子 #どうでもいい話 #適当 #嘘日記 #自己紹介をポエムで語る #自己進化 #買い物 #イオン #食料品 #衣料品 #イラスト #詐欺 #法律 #サイト #著作権 #違法 #自己紹介 #経営 #メンタルヘルス #モチベーション #はじめてのnote #40代 #人材育成 #人間関係の悩み #30代 #社長 #人間力 #理念 #ライフサイクル #NOと言う勇気 #youtube #生活 #笑顔 #スマホ #ランチ #ビール #ホテル #テレビ #平和 #朝 #ママ #ダンス #お菓子 #国語 #部屋 #朝ごはん #おやつ #ルーティン #タイミング #女の子 #メール #風呂 #コラボ #算数 #プール #妻 #パパ #スニーカー #晩酌 #昼寝 #タブレット #長女 #ビーチ #靴下 #モニター #女 #チェック #鬼 #ベッド #言い訳 #髪 #玄関 #次女 #カーテン #リビング #育児あるある #子育てあるある #フローリング #ソファー #洗面所 #既読 #就寝 #フロス #ダイニング #ガスコンロ #ヤドカリ #オートロック #インターフォン #生活あるある
銀宮あおいさんこんにちは! 心配してますと言いながら、最後が「 アッハッハッハッハッハッハ!」になってます。本音が漏れてますよっ 悪名は無名に勝るですが、ネットタトゥー時代、一度着いた悪名を消すことはほぼ不可能なので、安易に手を染めるのはやはり怖い気がします。