前の話
一覧へ
次の話

第14話

第十三話 ダサダサな私たち
20
2025/10/11 11:04 更新
生垣の中






マイ
『アーアー。聞こえてる?』
マイ
『迷子の呼び出しです。』
マイ
『岡田ユウくん。岡田ユウくん。』
マイ
『大きな木の前に来てください。』





ユズリハ
マイ…あっち側だったのね……

ハヤテ
そうだな……























ゆうろぴあにきてから全然かっこよくない気がする。
あたしは、足を引っ張ってばっかな気がする。

ユズリハ
(あーあ。かっこいいってどうやればいいっけ…?)


いつも通りにできない。
いつものかっこいいを保てない。


でも、ここだからってわけじゃない。
ハヤテくんやヒカルはゆうろぴあでもかっこよかった。




あたしって、なんなんだろう。
かっこいいってどうすればいいんだろう。




瞼を閉じて考えた。
でも開けた先の世界に、緑色の葉はなかった。




紫色の世界だ。
でもマドカの紫じゃない。
もっと暗くて、重い色。




カエルタマゴ
悩んでるデミね。
ユズリハ
!!!








カエルタマゴ
デミにはわかるデミ
カエルタマゴ
なんで、自分がカッコよくできないか。それは……























「元々お前がダサいからだ。」





なぜか、ハヤテくんが目の前にいた。





ハヤテくんはどこか冷たい目でこっちを見てる。









ユズリハ
あたしがダサい……?

あたしが…ダサい…?


そんなわけない。
あんなに努力してるんだ。
コーディネートの勉強とか、ヘアスタイルの研究とか…

おでこのあざを隠す方法とか。






カエルタマゴ
モデルは自分を魅せる仕事デミ
カエルタマゴ
なのに、全部ぜーんぶ隠してるデミ!!!!


ユズリハ
隠してる……けど……!



『けど?なんだ?』





ユズリハ
(ハヤテくん…?)


『お前が隠してるのは事実だろ。』



カエルタマゴ
自分の気持ちも…弱いところも…
カエルタマゴ
ゼーンブカクシテルデミ





ユズリハ
うるさい…


カエルタマゴ
ダッサハオマエデミ!!!!

ユズリハ
やめてよ…!






そんな時…あの人の声が聞こえた気がした。
目を閉じて…そして開けた。
ユズリハ
あ……



ハヤテ
大丈夫かユズリハ…?



目を開けると目の前にはハヤテくんがいた。
周りは草木に囲まれていた。


ユズリハ
今のは…幻覚?



なんだ。あれは嘘の世界だったのか。
これが今回の攻撃なんだろう。




でも、やっぱり心に残る。
あのカエルタマゴの声が。ハヤテくんの冷たい視線が。


ハヤテ
なにが…見えたんだ?


ダメ。言えない。
これは隠さなきゃ。
わかってるのに、わかってるのになぜか…


なぜかポロポロと漏らしてしまった。


ユズリハ
カエルタマゴがいて…
私はたくさん隠してることが多いから…
ダサいのは私だって。
ユズリハ
モデルは……無理だって言われて…
ユズリハ
そのくらいわかってるけど……








ハヤテ
俺は…
ハヤテ
隠せるのも才能だと思う。

ユズリハ
え…?

ハヤテ
確かに自分のままいろってみんな言うけど…
ハヤテ
隠したいことの一つや二つ、
みんなあるだろ。

ハヤテ
もし、隠してはいけないものがあるなら…
ハヤテ
俺も…一緒に努力していいか?


ユズリハ
えっと…どう言うこと?

ハヤテ
俺も…そう言うのは苦手だ。
ハヤテ
でも誰かと一緒なら…何かできるかもしれない。




ユズリハ
(そっか。ハヤテくんも…普通の男の子なんだ。)


ユズリハ
それは…
ユズリハ
こっちからお願いしたいくらいだよ。




一緒なら何かできる。
きっとあたしも自分でいいように変われるかな?


ハヤテ
なあユズリハ…

ユズリハ
ん?どうかした?








ハヤテ
いや…なんでもない。
ユズリハ
それ、もっと気になるじゃん。













































































一緒なら、
きっと前に進めるね。


こんにちは!
推しカプを描けて嬉しい作者のシフォンです!
いやぁ…尊い!
本当に尊い!!!!
上手く書けたと思います!!
ライオン
この2人はなんとか生存したんですね。
ダイゴロウ
にしてもハヤテ、カッケーな!


シンタ
くー!悔しい!!またハヤテに負けた!!


しばらく更新出来なくてすみません!
テスト終わったんで!
どんどん書いていけます!

見てくださりありがとうございました!
次回もお楽しみに〜

プリ小説オーディオドラマ