音楽ライターじゃない | 日々の凧あげ通信アネックス
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↑最近見てぐっときた動画。レトロなラーメン自販機の中身。



時々、プロフィールに「音楽ライター」と書かれることがある。
たまに音楽雑誌に寄稿するから、そう言われるのかもしれないけど、
実際は、多分違う。

音楽は、ロック教養主義の基礎の基礎の名盤100枚くらいしか聴いてないと思う。
学生の頃、「こういうの押さえないとイカンのだろうか」と悩みながら借りて聴いた100枚。
それこそビートルズとか、ヴェルヴェッツとか、ボブ・マーリーのライブ!とか。

フリッパーズ・ギターのCDは、「ズルしてわかるポップスの歴史」みたいな音楽なので、
フリッパーズの3枚と、基礎の100枚で、何とか音楽ファンと話を合わせてるのかも……しれない。

(いやまあ、100枚だけって言うのは言い過ぎかもしれないけど)。

あとはもう、完全につまみ食い。
ゼロ年代になってやっと
「うわ、私は女性ボーカルものが、他人よりも異常に好きだ」「というか、ジャンルレスに女性ボーカルものを聴いてしまってるから、偏ってるんだ」ということに気づき、
現在に至るわけですが……。

音楽を言語化するのが、あまり上手くないのです。

食べ物も下手。「おいしいー」というコメントしか出てこない。ダシがこうで食感がこうとか、解説も出来ない。

例えば、食べた日が、好きな人にふられた日で、舌に味がするものが乗っかっているのに、ちっとも味が感じられなくて、半分しか食べられなかった、とか、そういうのだったら思い出して書けるけど、味自体の分析は出来ないんだよねえ。

インタビューも、出来ているのか、出来ていないのか。
自分で良くわかっていない。

「あなたはこうこう、こうで、こうで、こうなんですよね?」
と、回答を想定してお話を聞くのは好きじゃない。
相手に失礼な感じがして。

なので何か、相手が喋りたくなりそうなことだけ、考えていく。
例えば、某ミュージシャンには
「私、あなたと共通の知人が、2人いるんです。
そこで、貴方について、ちょっときいてみたんです。
彼らは言いました、『あの人はテキーラショットと女の子が好き、でも音楽が好きじゃないかもしれない』って」
そしたら某ミュージシャン氏は「なるほど?」と言って、ぶわーと喋り出しました。
中田ヤスタカさんだったんですけど。

でもそういうのが正しいのか、ちょっと分からない。

まあとにかく、音楽、ものすごく好きだけど、
「すごいマニア」と比べたら、まったくもって穴だらけだし、
胸はれるもの何にもないなあ、と思うわけですよ。

(あ、フリッパーズ・ギターのことだけは詳しいかもしれませんが…そんだけだな)。


じゃあ何のライターなんだ?
と訊かれて、めんどうくさくて適当に、
「サブカルチャー系のライターで~す」って答えることあるけど、
これって何も言ってないのと同じよね。




私、なんなんですかね?



そんなことばかり、最近考える。
落ち込んだり、開き直ったり、
落ち込んだり、開き直ったり。



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